書物蔵

古本オモシロガリズム

古本屋

古本屋街の冒険

アベノスタンプコイン社跡 千代田図書館に行ったら内務省委託本がいつのまにか日比谷図書文化館に移転している*1と聞いてびっくり(|| ゚Д゚)ガーン! せっかく○○○○をたのしみに来ていたのだけれど。。。 まあせうがないとて、一階のパン屋でカレーパンを買ひ、食…

あることを聞いて義憤を感ず!

あることを聞く。 むちゃくちゃ腹立つ。 ある意味、右肩下がりの古書業界に若干の同情を寄せていたのだろう、余計に。 いままで聞いた断片が、ああ、なるほどさうか、とつながったのも情けないことである。

福次郎さんのアドヴァイス

紀田順一郎先生が2月8日になくなった八木福次郎氏についてHPで述べている。 八木さんの古書談義にはコラムと同じような魅力があって、思わず時が移るのも忘れて耳を傾けたものでした。あるとき、人と会う約束を忘れ、一時間も遅刻して相手の方から大目玉を食…

古書販売目録についての座談会

不図おもいたちて千代田図書館なる座談会「気になる古書目案内」へ。 エレベーターんとこでu-senくんそっくりな人がいた(σ^〜^) そのu-senくんにゲラを見せられるも、ハテナ、すっかり忘れとったが、ああそうぢゃったと思い出した(;´▽`A`` 座談のほうはと…

鹿島茂先生! 『ちくま』2月号p.56は誤認では?

鹿島茂先生へ いつも先生の連載たのしく読んでいます。 さてそこでチトはてなと思ったのは、2月号56ページで、明治20年代に創業した芳賀大三郎の芳賀堂を 現在AV専門店の芳賀書店が神保町きっての老舗だとは意外な感がするが としていますが、

谷沢永一、一銭もなしに雑誌そろい(120万)を扶桑さんから買う

このまへ京都で買った谷沢永一のブ厚い本を読んでいたら、古本屋さんの話がでてきた。 女房を質においてでも古本を(×o×) 「学者たる者は女房を質においてでも文献をあつめるべき」と谷沢は若い頃から考えていた。んで、昭和50年代初めに、長い間欲しかった…

ドンザッキー伝を一気に読了

これね isbn:978-4480816702:detail構成上の問題はかかええとるが、布川カクザエモン伝の10倍オモシロい! 勝因は… 日記ね ドンザッキーのもとで下働きをしとった少年の日記が、なんの因果か青木さんが古書市で競り落とすことに(ってか、氏は無名人の日記収…

販売書誌の衰退が古本雑誌を困らせる(´・ω・`)

いまはどうしているのか、ピラミッドの友さんが、あるブログに「古書目録は、毎日どかどかと相変わらず届きますが」と投稿したのは2005年2月28日のことであった。もう5年もたつのかの(*゜-゜) その古書目録なのぢゃが… 日本に古本雑誌は2種あるが、そのど…

けふもとりあえず古本ってか(^-^;)

すべてが円環としてつながってきた(゚∀゚ )アヒャ おっとり刀で西部古書会館へ行ったら、友人はをらず、森さんやぐろりやさんとごあいさつ。 森さんと河岸をかへて、とっくりと濃ゆーいお話をばヽ(o`・∀・´)ノ.+゜(11:30-13:10) ここには詳述できないけど、渡…

著者の職業から引けるOPACがない!

楠田ゴロータ論を執筆すべく、本の山を整理していたら、この前、ふしぎな人物、渡辺太郎論を書いた時、ひっちゃきになっても出てこなかったこの本が出てきて、がっかり(*´д`)ノ んでも、出てきたんだから喜ぶべきかすら(゚∀゚;) 古本の歴史に必須の書誌 「古本…

古本屋地図の解題書誌(改訂)

古本屋(古書店、古書籍商)を図上にプロットした地図。多くの場合、古本屋の所在地、連絡先などの名簿を併載する。店頭で掘出しをしたい古本ファン、古書蒐集家などに好評であったが、新古書店(ブックオフなど)の発展による「街の古本屋」の衰退、ネット…

金沢文圃閣の最近の出版から、1980年代の研究開発を想う

南陀楼さんのブログ見て、げ、げっち 南陀楼さんが、 金沢文圃閣から目録と新刊案内。目録から2点注文。新刊の『戦前 東京/大阪出版業史』全3巻は、戦前の出版組合や協会の記念誌の復刻で、出版社・新聞名の索引が付く。使えそうな資料だが、各巻1万5000円…

辻井甲三郎と『雑誌愛好』

えっ? 辻井甲三郎って誰だってか?(・ω・。) とりあへず、昭和前期、京都の雑誌コレクターということだけは云える それ以上は誰も知らない(^-^;) あの南陀楼さんも、知らない… ハズ。 戦前の全国古本屋地図 辻井甲三郎がなぜ「誰なの?」と問われるかとゆー…

にゃんだか金沢文圃閣がオモシロ!

引き出しを整理していたら、『文献継承』の初期の号が出てきた(×o×) いやサ、これ。出版史に興味がある人には必見のチラシ?なんだけれども。もちろん図書館史ネタもある。稲村テッちゃんが書いているし、にゃんと、森洋介さんなんかも書いている(×o×) …

交換会の衰退とネットの興隆と【改訂版】

図1 2000年代の古書流通モデル しばらく前に作った図の改訂版を作ってみた ┌→ゴミ 家庭の不要本 |↓ └→ブコフ→───────→aブコフ店頭─────→┐ |古本屋┌→市→専門古書店→┐ ┌→b自店サイト─→マ | |├→プレミア本→─────┴→┼→c古書即売会─→ニ研 | |├→ゴミ(ツブ…

ナンダロウさんとこ経由で黒猫堂さんの訃報を知る。。。 夏にアスタルテ寄ったときとか、ビールが飲めるなぁとアテにしていたのだが。。。( ノ_;) そういえばビールつぐのすごく上手かったなぁ( *゜-゜) いっしょに行った友人Aが、モリミーのサイン本も…

神保町にて

古本ブログでささやかれているように、たしかにクリスマスぽさが少ない街ではある。 ということで某所のツリーをば画像にUP(・∀・) みな、ホテルなどへしけこんでおるだろうところを、わちきは古本市のはしごじゃ!`・ω・´)oシャキーン 退屈男さんも気になっ…

某先生より送付せられたる「月報」なるものを読了す。 某先生の連載はもとよりオモシロなるも、この雑誌そのものがおもしろくってためになる。 これはなんとも会員限定は惜しいなり。

古本屋経営の実数は…

経営とは計数(の相場)なり。 ということで、こんなものを読んだ。 ・「蔵書処分の頃合」『日本古書通信』(939)(2007.10)p.41 20000冊 → 1日3人 2トン車 → 8万〜10万円かかる 2トン車分の本 → 50〜100万円(モノによっては10万未満) 8000冊 → 軽トラ運…

アングラブックカフェ

昼飯のあとブログみてたらアングラ古書市が今日だったことに気づく(^-^;) あわてて行ってみる。 西秋さんとこでサービス品を買う。500円。それにしても西秋さんとこオモシロなものを出しているなぁ。『戦う東條首相』とか、いやぁオモシロ。それに『来し方…

交換会の衰退とネットの興隆と

アンテナに登録したばかりのくまねこ堂さんとこで交換会の衰退について言及されている うーむ 交換会の衰退? 街の古本屋が宅買いをしてそれが交換会で専門店にながれていくという流通が低下しとるようである、って去年あたりにメープルさんにも聞いたのだっ…

メモだらけ

岩波『図書』(700)(2007.7)から 大量に値付けをする場合、内容は目次だけで判断することが多い。目次が面白い本というのは古本屋として売りたい気分になるし、実際よく売れるものだ。(向井透史) 図書館においても大量の本を分類する際には目次レベルま…

西武線沿線(ひばりが丘・江古田)

ひさしぶりにひばりが丘で降りる。たしか北に2店、南に1店古本屋があったはず。北の1店は消えていた。どちらでも拾えず。きちんとした住宅街が背景にあっても店売りはもうだめなのかしらん(゜〜゜;) さみしいことなり 北口にでかいパチンコ屋ができていて…

キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!『としふりた……』(7)

帰ってみると、ん? なにやら届いとる(・o・;) 『としふりた……』7号(金沢文圃閣) これはっ!(`・ω・´) 飛びついて見ると。 あれっ、あれっ! <読書修養>のところにお目当ての本がみつからない(´・ω・`) どゆこと。 ん、でも、わちきが以前買ったまま、あ…

どの本を処分しようか

いささか本だらけになりつつあり また処分せねばならんかのぅ。 ビザンツ史と出版史、経営学一般、軍事史あたりかの。 なやむなり

古本屋経営についての本

わちき、以前ふるほんやをやろうとしたハナシはしたっけか。 ということで、 『古本屋開業入門:古本商売ウラオモテ』喜多村拓 燃焼社 2007.5 を日本特価書籍で買って読んでみた。 著者は青森県の古書店林語堂の店主さん。うねうねする文体だがなれればそれ…

『文献継承』(第10GO)が送られてきた(・o・;)

古書肆の金沢文圃閣からパンフがたくさん送られてきた(×o×) このパンフは、わちきも予てから読みたくて、書誌鳥さんにムリを言ってバックナンバーを送ってもらっていたもの。 文献継承 / 金沢文圃閣 [編]. -- (AA1206374X) 1号 (1999.7)-. -- 金沢 : 金沢…

「日本の古本屋」検索機能改良

本日から運用してるみたいだけど… ちょっと動くとすぐ止まり… 不安定(´・ω・`)

ネット上の書誌DB改善ネタ

退屈男さん経由で知った。 ジュンク堂のネット検索 これ、NDC検索ができるとこがめずらし。ネットの書店系の検索サイトでNDCを検索キーにしてるとこはこれが最初では? 日本の古本屋が改善されるらし どのように改善されるかは不明。ただ、わちきも一度、改…

早川図書について

友人から古い「古書通信」(昭和48年7月)を見せてもらう。 書誌学・図書館学の専門店「早川図書」の紹介記事。それもかなり詳しく3ページまるまる。 意外や図書館学校の出身でないとのこと。玉英さんで修行し,図書館関係の知識は東洋大の夜間で仕入れた由…