書物蔵

古本オモシロガリズム

金沢文圃閣の最近の出版から、1980年代の研究開発を想う

南陀楼さんのブログ見て、げ、げっち

南陀楼さんが、

金沢文圃閣から目録と新刊案内。目録から2点注文。新刊の『戦前 東京/大阪出版業史』全3巻は、戦前の出版組合や協会の記念誌の復刻で、出版社・新聞名の索引が付く。使えそうな資料だが、各巻1万5000円なので手は出ない。がんばってるなあ、金沢の書誌鳥は。

と書いてるのを見て、げ、げっち('0'*)
わちきには目録まだとどいとらんよ。・°°・(((p(≧□≦)q)))・°°・。

満洲文化の復活!?

あたかもよし、『図書新聞』(2910) p.4 (2009.3.21)に皓星社の「雑誌記事索引集成データベース」の広告を見る。はっきり書いてないが、たしか個人での契約はできない。家から引けんのはなぁ(*゜-゜)
と、皓星社のとなりに金沢文圃閣の広告があって(×o×)
なんと、『新京図書館月報』復刻版の予告がびっくり(×o×) 2009.4刊行予定とのこと。
全三巻で各2万円ではあるが…( ・ o ・ ;) 買っちゃおうかすら…(^-^;) 米井勝一郎先生が解題のよし yonei先生と音がおなじだね(・∀・)

図書館のみでなく学術出版界、とりわけ文学関連記事を多数掲載し、満洲国文化領域を明らかにする

とある。

なつかしき80年代:ミネルヴァは夜飛び立つ?

さらに、『ブリティッシュ・ライブラリー図書館情報学研究開発報告目録』とは、これまたナツいものを…(;-;)
1980年代、BL(ビーエル;ボーイズラブじゃなくて英国図書館)がさかんにR&D(研究・開発)をやっていたのだけど、その報告書の目録って、たしか真っ赤っかな表紙だったような憶えが。
ただ、R&D(research and development)って実は反対概念の組み合わせで、リサーチは選択肢を殖やしていく行程で、開発は選択肢をツブしていく行程と気がつき、「あゝ、わちきは思考(志向・指向)がリサーチ系だなぁ」と気づいておっかけはやめてしまったのであった。

金沢文圃閣について

最近、googleのblog検索で採録データが増えてきたせいか、過去のブログ記事が新しく見つかるようになってきた。
んで、ブログ記事のいいところは、お店や本の評判がわかるところ。
ちとオモシロきものを「金沢文圃閣」で見つけた

タウンページの古本屋の広告をふむふむ読む。(広告出す店はだいたいいつも一緒なんだけど)「金沢文圃閣」の広告が異彩を放ってる。(ここは好きなお店)
『古イ本ニハ価値アルモノモ有リマス/蔵書整理・引越等際御処分前電話頂度候/貴殿ノ御本全国ノ人々ニ渡スベク奮闘仕候』
『御爺さん本/ほこりついた本/遠近出張大量…歓迎買取します』
うーん、ときめくなぁ。
http://bookrium.exblog.jp/tb/6508263

わちきもときめくっち(o^0^)o

この前、旧ローターオクセン(現放心亭)で書誌鳥さん等と飲んだ時のことを思い出した(ってか、あの時はベロベロに酔っ払ってしまひ、あんま憶えてない(^-^;)のだが)

わちき:文圃閣さんは『としふりた…』など、独特な言語感覚の文言を商売にお使ひですが、アレは、ウンウンうなって考へるものなのですか?
文圃閣:いえ。考えてできるやうなものではありません。(自然に)思いついたものをメモするのデス。

とのことでした。書誌鳥Bさんの詩想というか、ふしぎな( ・ o ・ ;)