書物蔵

古本オモシロガリズム

2014-10-01から1ヶ月間の記事一覧

memo

grnospecialjinmeijiten karuijireiworejumenisanzai

整理したら出てきたものメモ

中央図書館指定読書会一覧(昭和18年5月調査). 文部省教化局文化施設課, [1943]. 26p. 謄写版2012.7.27和洋会で11000円で買っとるね。どこにもない感じ。 成田図書館報 64〜66 旅順図書館報 2(12) 1938.12 これらはぐろりやさんにもらったような気が… 高津…

離宮時代の国会図書館を舞台にした「離宮流(りきゅうる)」

つぎの短編集の標題作品「離宮流(りきゅうる)」を読了。 江崎誠致 著. 離宮流. 講談社, 1960. 221p 離宮流 (1960年)作者: 江崎誠致出版社/メーカー: 講談社発売日: 1960メディア: ?この商品を含むブログ (1件) を見る江崎, 誠致, 1922-2001 || エザキ, マ…

彰考書院は昭和十九年三月

不完全なる1970年著作権法。 その不完全な法律は、実は文化庁の関連(?)団体たる日本著作権協議会とセットで完全にまはるやうになってたんだけどねぇ。でも、誰もいはんね。 書肆彰考書院は昭和十九年三月、企業整備により当時社主藤岡淳吉の経営する聖紀…

めも

http://ci.nii.ac.jp/books/search?advanced=true&count=200&sortorder=2&q=%E6%96%87%E5%AD%97%E3%81%AE%E7%B4%A2%E5%BC%95&update_keep=true&type=0

ファクシミリで文献伝送

これも月の輪さんとこでひろったもん。 大宅文庫ニュース 1号(1972.9)〜継続刊行中 これの(27)1985.12と、(29)1986.12の2号分。昭和61年とは懐かしい。

なるには本は、ならせない本でもある:古本屋になるには

五反田の、月の輪さんとこで拾った書物雑誌『京古本や往来』は2004年の最終100号で、読者からのお便りがたくさん載っていた。 そんなかでオモシロだったのは、これ(。・_・。)ノ 水谷哲也(43)東大阪市 今から二十年ほど前、まだ学生時代であった頃、よく古…

ふるほん?

いつもどほり

アナ作家・望月百合子が語る納本異聞 かきかけ

さういへばこの雑誌はヌ氏に譲ってもらったんぢゃったっけ。 『痴遊雑誌』昭和十一年三月号 これに戦前納本史上、むちゃくちゃオモシロい記事が載ってをる(´・ω・)ノ 望月百合子「納本異聞」『痴遊雑誌』 昭和十一年三月号) 望月, 百合子, 1900-2001 || モ…

これはすごいぞヨミダス地方版

採録モレがあるとか、記述形から引けんとかいふ批判があるが、それでも便利なヨミダスぢゃ。 いままた、採録対象が「地方版」がリリースされたが、こりゃ、すばらし。 正確には「昭和の地域版1933-2001」とて、限定的なものぢゃが、それでも、たとへばキーワ…

装丁家から本を見つけるには

田坂, 憲二, 1952- || タサカ, ケンジ氏の、 「菊池信義と神奈川近代文学館」『日本古書通信』79(10)=(1023)p.4-6(2014.10) を読んだ。この記事は前半、標記文学館(以下、カナ文とする)で開かれた「装丁=菊池信義とある「著者50人の本」展」の感想…

「書評」といふ語の初出

「書評」てふコトバは、存外新しくて、一般化したのは昭和前期からであったといふハ、1990年代初頭に植田康夫氏が明らかにしたことぢゃった。 ベストセラー考現学 / 植田康夫著. -- 東京 : メディアパル , 1992.7. -- 297p ; 20cm. -- ISBN 4896100085 ; (BN…

きのふは古書展、けふも古書展

けふは友人が参るといふので、わちきもーヾ(*´∀`*)ノ゛キャッキャ とて新宿展へ。 ん?(・ω・。) 奥がスカスカ。参加店が減ったのか(´ヘ`; それでもがんばって拾ふ。戦前の明治堂の古書目とか、スキゾ・エヴァンゲリオンとか。 するとヌ氏が現れた(*ω*;)´´ 新…

激烈レアな編集者本を落手す:丸山実のまんじゅう本

2年ほどまへに存在を知った、かやうな本を数日まへオクで落手すヾ(*´∀`*)ノ゛キャッキャ 『混沌の丸山実を想う 丸山実追悼文集』(編者代表いいだもも・大野明男・榊原史郎・猪野健治、創樹社内丸山実追悼文集刊行委員会、二〇〇〇年十月) 『出版文化人物事典』…

つながる図書館員とつながらない図書館員

すぐれて金儲け的な側面をもったマーケティングが、非営利組織にまで応用されるようになり、その購買者が「public(公衆)」にまで及んだこと、一方で、日本では常に手段と目的がとりちがえられるPublic Relationsは、まさしくpublicを対象としてきたことで…

ポラン書房で丸悪(?)の図書館雑誌を拾ふこと

台風一過で絶好のドライブ日和→フルホン 台風一過で絶好のドライブ日和ぢゃヾ(*´∀`*)ノ゛なれば郊外の古本屋さんまはりとしゃれこまうかの(*´▽`) ポランさんあたりにいかうかな とてポランさんに着いた(。・_・。)ノ のんきに筋斗雲をころがして、途中すし…

思想統制もマジメにやると現場はイソガシ・いそがし(^-^;)

戦前はちゃんとした(?)政治警察(トッコー)がいたのはご存じのとほり。 んで、つれづれに古本をあさるべくネットを見てたら、こんなんがころがってた(*´д`)ノ 情報係執務内規(内訓第二号昭和十一年十一月一日)http://www.digital.archives.go.jp/ これ…

杉原四郎の偉大と限界:あるいは『明治新聞雑誌関係者略伝』に載ってない雑誌記者、編集者を調べるには

『日本経済雑誌の源流』(有斐閣、1990.5)の書評 書評の評といふのはあるのだらうか(*´д`)ノ 大阪で三冊500円で買った中に杉原四郎の『日本の経済雑誌』があって、その伝で、杉原も合流した『日本経済雑誌の源流』(有斐閣、1990.5)の書評を読んでみたら、…

けふもフルホン:高円寺→西荻→阿佐ヶ谷→早稲田→神保町

ん?(・ω・。) またですかってかc(≧∇≦*)ゝアチャー 台風がくるといふウワサなるも、まだ天気はよいなとて西部古書会館へ向かふ。筋斗雲を使うも、お上りさんがおほく進みづらいのぅ(*´д`)ノ 高円寺では何も拾えず(´・ω・`) なんだか英文学が多かった( -Д-)ノ 会館…

大阪天満宮で業者に伍しつつ古本屋史料を拾ふこと

オタどんが古本まつりに行けずくよくよしとる間に、わちきが替はって征ってきたo(^-^)o 車中で図書館学 つれづれにつぎのものを読む。 柳与志夫“図書館におけるマーケティングとパブリック・リレーションズの適用(2);その理論的枠組と図書館経営上の意義”図…

特選古書即売会

特選古書即売会に魚山堂さんがこがいなものを(*´д`)ノ 335 市立図書館と其の事業 1号(大正13)~45号(昭和2) 合本2冊 東京市立日比谷図書館 130.000 うーむ(´〜`;) ちと手がでませんなぁ(゜〜゜ )復刻も出とるし…

古本まつり(11/3記す)

なぬっ:(;゙゚'ω゚'):図書館上級司書となっΣ(゚◇゚;) 文献メモ

こんなんが出版されるみたいね。「これ本」で知った(。・_・。)ノ フランスの図書館上級司書: 選抜・養成における文化的再生産メカニズム: 岩崎 久美子 著. 明石書店; 2014年10月26日; 単行本; 9784750340951. 7,344円: 文化エリートを生み出す社会の構造…

写真資料の有効利用にはキャプションが必須

本野英一「清末民国期社会経済史研究に有益な写真史料集:上海市工商業聯合会 編『上海総商会歴史図録』」『東方』404号 p.28-31 2014年10月 評者は画像資料を、史料として利用する話の一般論を最初にふっている。それによれば、 ・西洋史、日本史の中世史、…

日本の著作権法と日本の図書館事業

オレ著作権法の話、キライなんよ(。・_・。)ノ だって図書館業界にちゃんと議論できる人、いないんだもん(へんてこな形でなら山本順一の問題提起がオモシロではあるが)。 でもつい見かけちゃたったもんだから、書く(-∀-;) なんか数日前から「森の図書室」…

山岳遭難の本を読む:低体温症は

きのふ買った『トムラウシ山遭難はなぜ起きたのか』(ヤマケイ文庫)を読了。トムラウシ山遭難はなぜ起きたのか (ヤマケイ文庫)作者: 羽根田治,飯田肇,金田正樹,山本正嘉出版社/メーカー: 山と渓谷社発売日: 2012/07/23メディア: 文庫購入: 5人 クリック: 19回…

本屋の回想ださうな

我が七十年の回顧 / 土屋右近 著,斎藤佐次郎 編 土屋顕 1956 神奈川県立川崎図書館

けふの朝日にマーケティングがダメダメな日本経営と→図書館業界はわをかけてダメダメ

都内で世界マーケティング大会なるものがあったんだと。米人がいふには日本の会社は技術力あるのにマーケティングでけてないんださうな。これは営利会社にかぎらずさうなりとおぼゆ。 たとえば赤ちゃんおむつのパンパース。これ最初、こんなに吸水率が上がり…

昭和43年9月12日(木)の神保町・書泉の店頭にて…

ネットにかやうな画像があった。 1968年9月12日、神田神保町の書泉前に機動隊を追い詰めた一般学生。 素手の一般学生がここまでやった。 http://www.z930.com/houdou.html この画像、ちとお気に入り(*´ω`*)

もへもへフシギな一日

昨晩は9時ごろ寝入ってしまひ、起きたら3時だった。 ところがこんな例外的な日に限って、むかしのオニャノコから古書店の閉店時間などといふムツカシキ質問がメールで舞い込んでゐて、朝方けんめいにjinbouで調べてお答え(-_-; それからおっとりがたなで高…