書物蔵

古本オモシロガリズム

2017-10-01から1ヶ月間の記事一覧

映画館プログラムの歴史

きのふ読んだこれがオモシロかった(´・ω・)ノ 近藤和都「映画観客の読書実践 : 1920年代における映画館プログラムと「観ること」」『マス・コミュニケーション研究』(87)pp.137-155(2015) ネットにあるね。 これによると。 映画館プログラムは必ずしもそ…

通俗科学、ポピュラーサイエンス論

次の対談で、通俗科学論が展開されてゐてオモシロ 今田高俊×佐藤俊樹「『社会学理論応用事典』(丸善出版)をめぐって 社会学の「橋頭堡」、陣地としての事典(対談)」『図書新聞』(3321)1-2(2017年10月7日)9月30日発売 あと、佐藤俊樹が索引と文献リス…

オタどんも持って居た「大阪古本市場通信」

神保町のオタ‏ @jyunku 10月20日ぬりえ屋さんに負けじと品出しぢゃ(ウソ 売りません❗(*_*) 1件の返信 0件のリツイート 1 いいね 書物蔵:古本オモシロガリズム‏ @shomotsubugyo 10月20日ああっΣ(゚◇゚;) オタどんも「大阪古本市場通信」を持ってゐたのぢゃな…

猫の刷部数

1905(明治38)年1月、俳句雑誌「ホトトギス」で発表され、翌06年8月まで連載。単行本が05〜07年に3分冊で出された。定価は上編95銭、中編と下編が各90銭。同図書館によると、1冊の値段は現在の1万円弱に当たる。 領収証は同図書館が7…

「名簿 1922-2001」

図書館情報学橘会会報から 石山洋の訃報 石井啓豊教授(1975年卒)と岩淵泰郎氏(1954 卒)の尽力による「卒業生名簿 1922-2001」を発行する等 岩淵氏の訃報 先生は又同窓会の再興にも盡力されました。同窓会運営の基本ルールは卒業生名簿の刊行にある。との…

メモ

1916.5.29 新聞雑誌保存相談会 田中会長、今沢、 安田富士雄星名刺 桜井大二郎商店 日本橋区馬喰町 市瀬竹次郎商店 名刺、葉書の原紙の販売店 私製葉書も製造1928 日雇労働者の日記 東京市社会局

仮性図書館本

この前の八王子で3冊100円のなかから拾った仮性図書館本が意外と面白い。ある食事風景」『続生きて学ぶ』雷鳥者,1968.11. p.174-176

朝から㌧テンカンと槌音が

古本研究所の槌音なり

立読み史資料

新生の「三和」を背負い立つ人々 : 顔触に見る新興の意気 大阪朝日新聞 1933.8.23 (昭和8) 森信君は四十三年の東京帝大政治科出で鶴見祐輔君あたりと同級、学校を出ると直ぐ山口に入り大正十三年には取締役兼東京支店長として腕を揮った。〜しかも俳句に興味…

官能小説は車中にて読まれるよし

前田愛のオモシロ証言(´・ω・)ノ 前田 宇能鴻一郎の作品はだいたい週刊誌か、タブロイド版〔ママ;判〕の「ゲンダイ」にのるわけですね。あれを読むのは満員電車の往き帰り。誰でも痴漢になりかねないようなうっというしい状況にある。だけど、みんな勇気が…

「人文書」という概念は1960年代あたりから???

書物蔵:古本オモシロガリズム‏ @shomotsubugyo書物蔵:古本オモシロガリズムさんがking-biscuitをリツイートしました「人文書」の定義は辞書類になく、 ネットを見ると「人文学の書物」とか、「哲学・思想 心理 歴史 社会」の本とかされるが、なんとなくわか…

大日本教育会附属書籍館の3人の職員――うち1人は本好きの畸人ヾ(*´∀`*)ノ゛キャッキャ

1890-07の大日本教育会雑誌. (號外)にあるのぢゃが、明治23年6月末の大日本教育会附属書籍館の職員は次の通り。 主幹(館長):日下部, 三之介, 1856-1925 || クサカベ, サンノスケ 副主幹:小永井解太郎 書記:塩田, 力蔵, 1864-1946 || シオダ, リキゾウ …

フランスの図書館事情を明治9年に(・o・;)

こんなん初めてみた…( ・ o ・ ;) 佛書籍舘類編・公文舘規則・書籍舘.. [出版者不明], [18--] 13, 44, 34丁 ;010.2-F96ウ 明治9年校合の奥書 http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1085681 最近、「書籍館」と「図書館」の名称の変遷について興味が。 つれづ…

昨日の「読書論」論

古本者らとの楽しき会合の際、改めて森さんに読書論の論を張ってもらう。 a 観念的読書論と経験的読書論というセットでの整理、 b 読書はもともと全て観念世界(非現実)を経験するものであること(それがたとえマニュアル本の読書であっても) c 読書経験は…

全読書を類型にわけられないか

派生して話しておいたのは。 全読書を類型にわけられないか。 明治初めに新聞を購入し「つづきもの」を読む 大正前期に『講談雑誌』を買って読む 戦後期に貸本屋で貸本小説を借りて読む 昭和元禄にキヨスクで週刊誌を買い通勤途上で読む 昭和後期に『少年ジ…

図書館情報学はメディアをむしろ無化しがち

思い出したのは、森サンにかなり前に言われたこととのセット。 メディア一般はむしろ、自らをシームレスの現実(プリゼント)自体の代表(リ・プリゼント)として見せようという本能がある。 例えば新聞紙は、誰も、頁があることすら意識しないで―まぁ実際、…