きのふ読んだこれがオモシロかった(´・ω・)ノ
- 近藤和都「映画観客の読書実践 : 1920年代における映画館プログラムと「観ること」」『マス・コミュニケーション研究』(87)pp.137-155(2015)
ネットにあるね。
これによると。
映画館プログラムは必ずしもその紙面上において「プログラム」と記載されているわけではない
が、
当時の多くの観客や編集者が上記のような印刷メディアを「プログラム」やその省略形の「プロ」と呼んでいた
とか。
プログラムの起源は、日本初の映画常設館である浅草電気館が1907年11月3日に発行したものだという
とある。
いまでも、ちがう館だが、帝国館のプログラムがフィルムセンターに700冊もあるとか。
というのも、この論文によれば、映画ファンの間で集めたり交換したりが流行ったという。投書もさかんで、投書家から映画評論家がでてきたという。また、地方人が東京の映画館プログラムを、地方巡業に来なくて見れない映画を見る代替に欲しがったとも。