2016-02-01から1ヶ月間の記事一覧
ナショナルってブランドはなくなっちまったけど、わちきはまだ未練があるなぁ… ってなわけでこんな記事 川上賢二「図書館による地方出版者の本購入について、実例を挙げ調べてみた(地方・小通信)』『新文化』(3113)p.5(2016.2.4) 例えば当社のデータ上15…
夢をみた。 職場の夢。K本さんやらY家さんが出てくるのはわちきが好きな人々といふことらすぃ〜(*´д`)ノ 職場をよくしようとめずらしく説いてゐたわちき。 起きて、まったくそんなこと望むべくもないことを思い出してウツ(-_ - ;になった(゜〜゜ )
めづらしく図書館学の論文を読んだ。 山本 順一. 日米比較にうかがえる社会的制度としての公共図書館の現在と近未来の盛衰. 情報の科学と技術 = The journal of Information Science and Technology Association.. 66(2):2016. 78-83 ISSN 0913-3801 本論は…
雑誌てふもんは生き物に昔からたとへられる――(´・ω・)ん これもいつからだらう?――ので、死に際てふか、廃刊号も重要。人物調査で生年はけっこうスグわかるのに、没年はわかないのに似ている(σ・∀・)σ はい‐かん【廃刊】 (日本国語大辞典) 注記 日本国語大…
川島氏が「太宰治の異装本」を『日本古書通信』に書いている。 論題に異装本とあるので同版同刷で異なる装丁本のことかと思ってほっておいたら、なんと中味の多くが奥付記載の発行年月日についての論究であったんであわてて読んだ(^-^;) 川島氏によると、…
このまえ買った常盤雄五郎『本食い虫五拾年』(仙台昔話会 1956→1991)に山口昌男が言及していてびっくり。 山口昌男「長編論稿=一五〇枚一挙掲載 大正日本の「嘆きの天使」――吉野作造と花園歌子」『へるめす』(43)138(1993-05) 吉野作造が仙台の旧制高校時…
蔵書印/出版広告 @NIJL_collectors 2016年2月12日こんなの見つけた → 同志社大学「図書館関連アーカイブ」http://library.doshisha.ac.jp/ir/archive/index.html … 本学の教員として教鞭をとり、日本近代図書館史の研究者として知られる竹林熊彦(1888-19…
けふは古書展なけれど神保町へ午後。 古書モールで。 雑誌探索 / 紅野敏郎 著 朝日書林 1992 1500円で。
伝説はやはり事実とはちょっと違かった(・∀・) この本が発見されたのは昭和五年で、東京・本郷の古書展で学生に三十銭で掘出されたのが最初である。それを出品した窪川書店の主人は、そのショックで熱を出して寝込んだという伝説があったが、最近、本人の語…
◇デパートの古書展を専門に荒らし回っていたマニアが東京・上野署につかまり、二十二日までに有名さっかの初版本など六十万円相当を盗んでいたことを白状した。 ◇この古書マニアは川崎市高津区下野毛八一五、印刷工、笠井秀昭(三八)〔略〕 ◇〔略〕安倍公房…
大田栄太郎「本の奥附に就いて」『書物展望』9(12)p.-69(昭和14年12月) 更に出来ることならば、印刷も本当に印刷に着手した年月日をとったならば、著者の玄人ともに発行者関係の労苦も忍ばれてよいと思ふ。 ほほぅ、やっぱり、当時から印刷日は「本当」…
紅野敏郎 武林無想庵とその周辺--「七人」「モザイク」「鐘」の路線国語と国文学,59(5) p1〜12 1982年05月, 伊藤整(『文学』一九六二年六月號に無想庵遺稿「「七人」の頃――「むそうあん物語」つづき」を紹介) 紅野敏郎(『シンポジウム日本文学17 大正文学…
わちき:同人雑誌史、高見順のあと誰もやってないんぢゃない。森下節『同人雑誌入門』の一章はただの羅列だし。ちゃちゃっと、書けるんでは(σ・∀・)σ Mさん:書物蔵さん、って、ほんたうに素人だなーっ! Mさん:素人の垣覗き!m9(・∀・)ビシッ! 書物蔵:め…
と、森洋介氏にいはれたo(^o^o)ちょっとわちき一人では不安な事情があって、日曜なれど、高円寺古書会館からせどり御殿方面にご出張していただいた、そのお礼として、戦前『書誌学』重複本を十冊ほどさしあげたら、いはれた∩(・ω・)∩ばんじゃーい
木村利美「同人雜誌は如何に編輯、經營されるか」『プロレタリア藝術教程. 第4輯』饒平名智太郎 編、世界社、1930、p.328- いつも月初めになると、書籍屋の店頭に、改造・中央公論・新潮・文芸時代、及びその他の営業雑誌の間に雑じって、幾冊かの、新装を凝…
業界誌(業界雑誌)てふコトバは、いま見たところ、1937年の事例が古い。明治大正期にはなかったコトバかもしらん。って、かはりにあったのが「内報」「通信」ね。 「深町氏業界誌招待」『印刷雑誌』20(6),p.66、(1937-06) 深町氏業界誌招待 今回東京活字…
戦前分についてさくっと調べたが、やっぱすほとんど残ってゐないのね(´・ω・`) 印刷材料新報 × 日本印刷タイムス(大阪) △大阪府立に臨時増刊・印刷産業案内号 印刷出版研究所 × 日刊印刷新聞 高口一雄 -1939.10?(印刷雑誌1939.11) × 印刷往来 × 印刷文…
『専門情報総覧』からも情報をとってみた(。・_・。)ノ 印刷と材料 昭和初 中田瑞穂堂(ローラーの有名メーカー) 印刷往来 1935.9- 印刷往来社 鈴木丑藏 × 印刷材料新報 ?- 天王寺書籍印刷所 坂本角次郎 × 判20ページ程度綴り込み式 印刷雑誌 ○国会 印刷文…
某大学出席表のウラに書かれてゐたもの… (株)興和ゼックス バブル期CI T「Mくんに見られた以上は…」 台湾愛書会 鳥居女史 M語録 ヨーロッパの本屋を見て〓ったなんて、どォーでもいーんだヨォー 枝豆の大盛→気づきませんでした 西川満→人名索引 商業書簡文…
窓展でひと段落し、さてお茶でもといつものサ店にしけこまうとしたら、まだやってないo(´・ω・`)o なれバとて、社のアールへ⌒Y⌒Y⌒ ヾ( ´∀`)ノ ♪♪♪ ん?(・ω・。) 美人さんがゐるとこよm9(`・ω・´) 呑ぴしゃヾ(*´∀`*)ノ゛キャッキャ 彼女がテづから淹れたコーヒ…
つれづれなるままにデジコレをながむるに、メディア論の走りもどきをバ。 若月京之介「単行本と雑誌に就いて」『文藝 : 純粹文藝雜誌』2(7) p.60(1924-07) 単行本と雑誌に就いて 若月京之介 単行本は存在するだけである。僅かに序文等に依って著者と読書〔…
ほほぅ、投稿雑誌が、同人雑誌月評を始めるのださうな。読者層から言って自然な流れなり。-「同人雜誌批評」『文藝 : 純粹文藝雜誌』4(3)p37(1926-03) 今日同人雑誌(4字傍点)がどの位あるか知らないが、とにかく盛んなことは事実である。それでゐて同人…
編集後記「忙中閑語」にもオモシロき記述が。 操生「忙中閑語」『文藝 : 純粹文藝雜誌』4(3)p104(1926-03) 三号雑誌(4字傍点)といふ言葉があるが、今日ではもう古い、此頃では三年雑誌(4字傍点)だ。創刊後三年位の歴史を作らなくては、経営の側から、…
小林オーリが、西鶴を発見したのは淡島寒月なりといふ主張をするとこで、チトおもしろきことに言及してゐる。 小林鶯里「隨感隨想」『文藝 : 純粹文藝雜誌』5(10) p6〜9(1927.10) 明治十二三年の頃、彼〔淡島寒月〕は図書館の常連であった。当時彼は日々弁…
明治年代も中期では、ついこの間と思っても、もう三四十年も隔てゝ了った。今度茲に紹介した二店は、明治中期に最も活動した出版所である。 文学同志会といふのは、たしか編輯物などに多く名の見えた大月隆の関係ある出版所で、神田区錦町一丁目に在ったもの…
って、ある人が明治35年にやったのだといふのだけれど。ウラが取れぬ(゜〜゜ ) いやサ、ナガヨ静雄ではないよ(´・ω・)ノ しかし、小木曽の地方文芸史よんでたら、けっこう永代しずおが出てきた。だてに「蒲団』の敵役やっとらんね。小木曽の理論枠組みはわ…
小林鶯里 著. 新聞を読む基礎の知識. 東京出版通信社, 昭和13. 96p ; 〜忽ち何百版とか、初版忽ち売切れとかいふのは或る場合にはあてにならない事がある、西洋ではこの版数が非常に正確であるといふが、我国では往々不正確な版数を吹聴してゐる場合がある。…
小林鶯里 著. 出版界三十年. 文芸社, 昭11. 222p ;720-108 うーん、イマイチだなぁ。でも拾へる記事が散見される。たとへば… 秘密出版の激増 大正六年、元京都市図書館員数人が密かに共謀して夥しき猥褻本を刊行した事件を始めとして、此種の秘密出版を為す…
北海道出版物綜合目録.. 覆刻版. 出村文理, 2001.2. 28p ;Y93-L8186 出村, 文理 || デムラ, フミタダ 氏は北海道の研究者、ということでよいかしら。
全国同人雑誌クラブ月報 2号 / 大坪海東編刊、昭13〔酒井森之介山沢種樹西山利英他〕あきつ書店 ¥8,100 福田清人「《随筆》同人雑誌遍歴」『翰林』2-8,1,昭和9年8月1日 川崎長太郎「私の同人雑誌遍歴(批評)」『作品』7‐10(通巻78)(昭和11年10月号)-同…