書物蔵

古本オモシロガリズム

2007-05-01から1ヶ月間の記事一覧

オタどんの目次と、スメラ学塾研究文献

藤沢チカヲの追悼録を拾ったのを機に、スメラ学塾についてオタどん記事目次をつくらんとしてみたが。 挫折。 スメラ学塾研究文献 ところで、ほぼ唯一と思われる研究文献があるが。 森田朋子「スメラ学塾をめぐる知識人達の軌跡:太平洋戦争期における思想統…

地図・図書館

日本の代表的読書心理学者だった阪本一郎タンの戦記を読んでたら、地図と図書館についての記述があった。これがホントの地図・図書館? まもなく五万分の一の地図が束ねて配られた。つぎ合はせてみると、果たして奥漢鉄道の沿線を湖南省の南端まで続く。(p.…

右翼事典の年表でみたけど、スメラ学塾って解散(1944.2.23)してたのね(・o・; と、よくみたらオタどんがきちんと書いていた

島影, 盟 (1902-1983) ‖シマカゲ,チカイ

人名事典を引いて見たんだけど…(´・ω・`) 人名事典で「生涯はまったくわからない」とあるが 「人物レファ事典」(日外)には、悪名高き「社会運動史人物大」5vols.(日外1997)にありとあり、それには、アナ系の「日本無産派文芸連盟」メンバーとある。生涯は…

興亜婦人の髪型「みづら」モエッ!

あれっ(’0’*)、島影, 盟 (1902-1983) ‖シマカゲ,チカイさんってば、みずらモエーの諸岡存(1879生)と共著を出しとるでないの(×o×)『医道革新論』(昭12) パーマネントはやめませう! 諸岡さんってば、オタどん書誌鳥さんの調べではhttp://d.hatena.ne.jp…

大東亜図書館学+大東亜トンデモ学=大東亜ト学!!!

畏友オタどんの友情?エントリ「戦時読書運動と関係はあったか市橋善之助」http://d.hatena.ne.jp/jyunku/20070529/p1に呼応して、ひさしぶりにマジメねた。 たしかに市橋善之助も読書論をものしてをる。しかしわちきのみるところ、「国民読書」には無関係。…

とくになし

世の中はいろいろ騒がしいようですが。 本日、古本はなし。 もとい さるめずらか真性図書館本(大正期)をネットでみつけ注文す。

おっさん将校・阪本一郎、南支でオタオタす

ネットで買った 湖南千里 / 阪本一郎. -- 牧書店, 1964 これ、ちょっとタバコくさいんだけれども(ネット買いの盲点である) オモシロい、ってか同情いたしますよ(´・ω・`) 昭和19年も末、40才にもなって召集されちまった読書心理学者、阪本一郎タン 南シナ戦…

古本日照りにネットで古本

昨日はまだ掘り出しがあったからよいようなものの(副本だったけど2刷で、その情報がまたよい)。 最近はおととしほどの掘り出しペースでなく。 ネットでいろいろかって渇きを癒してをるですよ(^-^;) あれとかこれとか。 昨晩たまたま思ひだして検索した…

大東亜トンデモ学と大東亜図書館学!!!

神田のアングラでは拾えず。 でもまあ、いろいろ立ち読みさせてもらいましたが。 友人が現れないので、中央線で高円寺へ。 ぐるりとまわる途中で、図書館本が2、3あるところに出会う。 でもみんな持ってるやつだなぁ…(´・ω・`) と。 なんとなく目に飛び込ん…

やっぱす…?

オタどんに遅れをとりつつも?神田へ出撃す うーん(゜〜゜)

国会図書舘にある戦前雑誌は、たったの3割!?(×o×)

満読のパンフを買い逃して以来、戦前の雑誌を調べることが多いのだが。 なんと、われらが帝國圖書館が、 雑誌の収集率が3割程度だった ということをわちきははじめて知った(×o×) 田中久徳「旧帝国図書館の和雑誌収集をめぐって」『参考書誌研究』(36)(19…

エロマンガ書誌?

新文化(2007.5.17)p.8に「評論家としての米沢嘉博氏を語る:「コミティア80公開トークライブ」収録」がある。 『アックス』に連載されていた「戦後エロマンガ史」が筑摩から単行本になる由。きちんと索引などつけて、立派な書誌になるといいなぁ。全国の図…

芸人はいつから芸能人になったのか?

翼賛文化運動の話をしていて、わちきが「なんかで読んだけど、それまでだらしない人々と思われていた俳優達が、`・ω・´)シャキーンとした格好でトラックにのり、村に慰問でやってくる。それは、それまでドサ廻りすらこないような僻村にまで都会的娯楽を配給…

ウツウツ書物奉行日記(-_-; 

またもや野暮用で、古書展初日にいけぬとわかった(-_-; ウツウツ書物奉行日記じゃ(`・ω・´)/ 初日に行けさへすれば、ご機嫌なのめならず、なのぢゃが… いけぬので斜めなり せうがないので、研究などしてみる

中山, 忠直 (1895-1957) ‖ナカヤマ,タダナオ

とりあえず、『人物レファレンス事典』(日外)を引いて見る。これによれば、詩人で社会改革運動家とあるが、この表現は脱臭されとるねぇ。で、ぜんぜんオモシロくない。 レファレンス事典とは ま、でもムリもないんだ「レファレンス」事典だから。ここでい…

どの本を処分しようか

いささか本だらけになりつつあり また処分せねばならんかのぅ。 ビザンツ史と出版史、経営学一般、軍事史あたりかの。 なやむなり

ビミョー

図書館界を見せてもらう。デザイン変わったのね。 柴田正美氏の図書奉行評がびみょうに…(・∀・)

やっぱり初日(-_-; 

畏友が某所の初日でわちきの探してる本を400円でみかけたらしい。 やっぱり初日にいかないとだめなのね(゚〜゚ ) 某所の初日は特別活動日に指定して、なにをおいてもトチゲキせねばならんかしら。

渋谷, 国忠 (1906-1969) ‖シブヤ,クニタダ 人物書誌

というコトバは、国会図書舘が発明した言葉だというが、ってのは誰が発明したのかすら。 以下の情報源は、図書館雑誌の総索引、金沢文圃閣の専門書誌、NDL雑索、NDL-OPAC、Webcat、プランゲ雑索、石井講演録(1999)である。(2010.3.3皓星社雑索分を反映) …

ひどい夢をみた

ひどい夢をみて飛び起きると6:00。 朝っぱらから超疲弊 寝酒がわるかった?(・_・; 思うに、自分もずいぶんと変わったもの。ってもともとあった側面が出ているだけなんだけど ただ、出ないように注意はしてたんだけどね 2箇所まわって なにも拾えず。

結論は同じだが

あるところで図書館雑誌の最新号を見る。件名問題について2つも記事があるが… 踏み込みが甘いとだけいっておく。これらの方々に、わちきの疑問を聞いてみたいもの。

古本の誓い

けっきょく五反田へは行かず なにをおいても古書展へ、と固く誓ったのはなんだったのか 忸怩たる思ひ

組織人と研究家と:司書の「業績」ウラ・オモテ

しぶやさんについてつづき 史料:耕治人「小さな物語」 渋谷について、現在読むことができる研究は、石井の講演録(1998)が唯一。けど席上配布されたらしいレジュメの情報(書誌など)が補足されてないんで、石井が使用した史料がいまひとつわからない。 講…

(〃^-^)φ

図書館雑誌(37)8,(1943.8) p.551 「第一回読書指導者養成講習会」の予告 主催:青年文化振興会 後援:大日本産業報国会 日本圖書館協会 期間:1943.8.26-8.31(除.日曜) 時間:18:00-21:00 場所:教育会館(神田神保町) 受講者:一般募集 ただし青少…

小説の主人公になった図書館員 渋谷国忠

で、わちきも渋谷, 国忠 (1906-1969) ‖シブヤ,クニタダについてはちょっと調べたんだけど、萩原朔太郎のマニアックな研究がめだつぐらいで、図書館言説はむしろあまりめだたない(そのなかでも戦中の、読書会の自由論争はめだつが)。 ところが石井トン先生…