書物蔵

古本オモシロガリズム

2006-09-01から1ヶ月間の記事一覧

帰ったらむちゃくちゃレアな自費出版本がたくさん(満洲の沃野に読書はあったか 11)

各方面に追及しつつある満洲開拓読書協会。 まったくあきらめてた方面から朗報あり。ってか,帰ったらドカンと小包が(×o×) あわててあけると, キタ━━━━ヽ(・∀・ )ノ━━━━!!!! 日記改作仮性図書館本 戦時中の,それも昭和18年19年のことワンサカ 昭和19年に日…

ブログ運営法

id:u-senさん経由で知ったid:Maybe-na氏の「サルでもできるはてなダイアリー」を読み,ゲラゲラ笑う。オモシロくってためになる。 有名人はコメント機能は最初からつけないのがよいらしい。ちょっとさみしいが,やむをえないだろうと自分の経験からも思う。

「日記本」について

しかし、「日記本」って史料の宝庫だのー。 特に、書いた人と直接関係のない領域の史料につかえまくり。 期せずして南陀楼綾繁さんも、 オヨちゃんとモクローくんの古本ジェットストリーム vol.3:「日記本」のココがオモシロイ! という座談を明日の夜、高…

ナチスドイツから日本の読書人のみなさまへ

またも戦時中の図書ネタをほりだしてきた畏友の応援をひとつ。 日独図書交流については、とりあえず思いついたのはこれくらい。 「帝国図書館蔵ドイツ寄贈図書(当館の蔵書から 14)」 『国立国会図書舘月報』(495)p.44(2002) この記事によれば。 対米戦…

新博物館態勢!

帰ったら,通販で頼んでた展覧会図録が届いてた(^-^*) 新博物館態勢 : 満洲国の博物館が戦後日本に伝えていること / 名古屋市博物館. -- 名古屋市博物館, 1995.9 本体500円。 これ,かなり前にジュンク堂の怪人さんか神保町のオタさんに教わったんだっけ… 古…

お仕事?

五反田の均一で 坂西志保さん / 『坂西志保さん』編集世話人会. -- 国際文化会館, 1977.11 200円。相場は3000円〜 これだから五反田通いはやめられない(^-^*) 坂西, 志保 (1896-1976) ‖サカニシ,シホは社会評論家。戦前,米国議会図書館に勤め1942年に浅間丸…

高橋健二文化部長の読書運動認識(満洲の沃野に読書はあったか 10)

文化部事務員さんは、読書運動なんかやっても役にたたねー、と思ってたとゆーけど(もちろん杉森のこと)。 文化部長さんは、それなりにきちんと読書運動にもつきあってくれてたみたいだよ。 部長さんの自伝『万華鏡』(1978)には、戦時中のことは、ほとん…

最近の高橋健二研究?

マイブームな「満洲開拓読書協会(満読)」ネタだけど、関連の翼賛会のほうの読書運動についても調査中。 それで、文化部長さんだった高橋健二についても調べねば、と思っていたところ、そういえばと、高田恵理子『文学部という病』(ちくま文庫)を買ってき…

天神で本を盗られる

天神さんの古本まつり(大阪市・大阪天満宮)で100円でほりだした本。 後で清算しようとわきにおいといたら盗られた2さつも! 盗られたのは戦前の児童研究書。 まぁ,ね 子供が好きな人に悪いヒトはいない とか 本盗人は花ぬすびとだ(から免責される) …

キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ! のか???

またも直話 それはともかく アルバムが出現。 順番に見る 大正期からの写真が良く保存されている。 そうそう、昭和30年代の新聞でみたお顔が赤ちゃんから連綿と。 順番に見る。 だんだん核心の戦中期にちかづいてくる。 ところが、どんどん残りのページがす…

デザインを変えてみた

何時間もかかり,まあこれならという程度に(^-^;)

東京帝国大学文学部出の誠実な人は。

めずらしく新刊を買いにいく opacでみたら文庫になったばかりだったので 文学部をめぐる病い / 高田里惠子. -- 筑摩書房, 2006.5. -- (ちくま文庫) 東京帝国大学文学部出の,徹頭徹尾,誠実な高橋健二が,時代のなかでどのような機能を果たしてきたかという…

運動会日和

ですな

けふの収穫

高円寺〜神田とまわる 高円寺では,方法論の本を。 学術的諸論文の書き方 / 篠田太郎. -- 橘書店, 昭11 500円。戦前の,論文作法本はめずらしい。 これは拾いもの(^-^*) 神田の会館では 『書痴往来』をすこし。 沓掛さんが明治の読書法の解題をしていたので…

古本はどこで買えるの?

最近,楽天とかヤフオクとかで満洲開拓読書協会がらみの資料を検索してるヒトがいるみたい… そんなとこじゃ「資料モノ」は買えませんがな(´・ω・`) と友人に言ったら フツーのヒトは,古本の買い方を知らないですよ。だからネットをみて,その時なければ買え…

盟友を支援す

神保町のオタどんが,スメル学図書館員(ちゅーか,十分,トンデモ)のKO大学図書館員を再度,取り上げている… 「慶應義塾図書館のトンデモ図書館員井上芳郎と柳田國男」 「シュメールにハマッタ慶應義塾図書館員」 相変わらずやっとるのー感心々々と思って…

けふもまた史料でなく直話

大収穫なり とうとうお会いできた これに数ヶ月かかったのだよ いろいろ聞けた 戦時読書運動の重要人物の輪郭が… なぜだか川島芳子も出てきたりしてオモシロ

最近,古本市にいけない…(´・ω・`)

忸怩たる思ひ とゆーのも。 図書館史がらみで人にあうのに忙しいから… Walking dictionary ならぬ,walking source というべきか。 今日も… 貴重な史料を返しにお出かけ。量が多いのでヘロヘロになる(´・ω・`) でも会話ははずむ(^-^*) 「マツモト・キイツ*1を…

「戦時読書会=○○○」説

趣味の大東亜図書館学で重要人物の年譜を作成。断片的記述をつぎあわせるとその人の人生の流れが見えてくるから不思議。 さらに戦時読書会についての回想録もみつける。これはいもずる式で。友人Bが喝破した「読書会=○○○」説を裏付ける話がここにも出てき…

大東亜図書館学:追記

昨日書いた、満洲国≠植民地の出典はつぎのとおりね。 事典昭和戦前期の日本 / 百瀬孝. -- 吉川弘文館, 1990.2 (のp.400) まぁ、語感というかイデオロギー的な問題として、「ダイトーア」という語感は、聞いたとたん、「あっ! 右翼かも」と思わせてしまう…

ほんとは前文をもつ法律はたくさんたくさん(^-^;)

前文をもつ法律は憲法や教育基本法ぐらいではないか、とつい書いちまったわけだが… フィクション日記「続・航海日誌」の2006年9月18日(祝)の条に、たくさんありますよとのご指摘が。 あれま、これは失敗。事実誤認のご指摘、ありがたう(^o^)/ たしかに…

奇跡だ…(・o・;)

大東亜図書館学の立役者と(間接的に)冥界通信に成功せりっ(`・ω・´)ゝ 受話器の向こうで「芝富村で…」という声が… これはわちきの妄想か(・o・;)? 「そうそうたしか東大のナントカいう方を…」「中田クニゾーですかっ!」「そうそう」って…,あの中田邦…

あったかもしれない「大東亜図書館学」

わちきの最近の趣味は「大東亜図書館学」(こんな術語はありゃせんぞよ(・∀・)わちきの造語)… とりあえず探求領域は3つ。 科学動員のための十進分類法 ボランティアによる皇道図書館 国民読書運動(含.満洲開拓読書協会,芝富読書指導者養成所) で。 最…