書物蔵

古本オモシロガリズム

2021-01-01から1年間の記事一覧

書誌メモ

情報概念の思想史的背景 山下 正男 1984-10,理想 / 理想社 [編],617 本になってない 『論理的に考えること』(岩波ジュニア新書、1985年)

きのう高円寺で雑学大学

きのう高円寺へ寄ったら、また森さんがオモシロな古本を掘り出してくれた。 吉祥寺村立雑学大学 / 雑学大学編集委員会 編 週刊きちじょうじ 1990 へぇ。。。 きょう聞いたら、雑学大学はまだあるみたいだ。 雑学論もどうせ誰もできないだろうから、やらない…

Zoom会議でプリン

いつもと違って夕方の編集会議なのでお弁当でなくプリンが出る。うまし。 プリンその後の著者さんとの交渉も上手く行き、ホッとした。 ついでに油そばを食べる。

パンフレットの歴史へ

表現急行さんがブログに小冊子についてのメモまとめを公開してくれていた。 hyogenkyuko.seesaa.net パンフレット史については統計を発見して、ほんとうにざっくりと書いたことがある。 shomotsugura.hatenablog.com まぁ森さんの見立てなんかも背景にあるん…

参議院職員組合の記念史を拾う

兵務局さんが虹書房へ行きたいというので一緒に行くと、ふと、サンショクソ50年のあゆみなるものを拾う。みんなにみせびらかす。家に帰って調べると、シュウサント国会3機関で正史を出したのは参議院だけと判明す。

共同通信社の年史

いったん買わないことにした共同通信社の年史を、森さんが戦争直後の夕刊紙創刊ブーム(GHQの指導)のことが載っていますよ、というので拾った。 組合百年史の展示にも再度寄る。 チラシ会議前にお弁当( ´ ▽ ` )ノ 弁当

銀座から青山〜

PCの電源が不調なれば、慌ててMACショップを予約せんとするも、銀座しか空いておらず、銀座へ。 筋斗雲を駐めるのにぐるぐるしてしまった。 教文堂結局、自然に直ってた(・o・;) 少し教文堂をのぞく。クリスマス状態。1980年代、当時4Fだった洋書売り場に…

文学フリマで学祭気分

ふと思いたって、文フリへ向かう。 お台場TRCの会場に行ったら、入るまでちょっと列。戒厳令明けとて、人が出ておるんだろう。 会場でリバーフィールドさんと会いて、いろいろまわり、同人誌をば購入す。 同人誌そのままお手伝いと称して、某ブースにて休憩…

新聞縦覧所

新聞縦覧所が、明治初期、官立ないし官主導で出来たが、すぐに政府が新聞弾圧方向に転じて後、明治10年前後から自由民権的な新聞縦覧所ができ、それが廃れて後、明治30年前後から民営ミルクホール的なものになり、出会い系になっていった話は、かの山本ブリ…

『古本マニア採集帖』は独学者・在野研究者列伝としても読める

古本マニア採集帖作者:南陀楼 綾繁皓星社Amazon サイン本が瞬間蒸発?! 古書蒐集家36人の趣味生活を書いた『古本マニア採集帖』という本が出た。普通の新刊書店で買えるようになるにはまだ2,3日かかりそうだけれど、特殊な古本屋ルートでは昨日あたりからサ…

天下一品ラーメン

ラーメンを食す。 オタどんも食べたにちがいない、といいながら森さんと食す。 ラーメン

古本マニアが集った喫茶店「世界」

会議ではランチョンのお弁当 ランチョンのお弁当おいしい( ´ ▽ ` )ノツイッターで、古本マニアが集ったという世界の話がでた。このYさんって、ヨコジュンのことだねえ pic.twitter.com/hZ52QykHkt— 書物蔵:古本オモシロガリズム (@shomotsubugyo) 2021年11月…

三村竹清は兎屋本、ヤホンで読書を始めた

蒐書家の歴史をちょっとメモしてた。 そうそう『本之話』があったなとて、棚から出してみたら、案の定「蔵書家」という言葉はあっても、とりたてて古本だけに特化した蒐集家の話はなかった。「蔵書家の忌辰」(p.364-375)があったのは拾い物。明治元年から…

書き講談、いわゆる講談本の研究について

ネットで〈書き講談〉すなわち〈講談本〉をUPしている人がいた。これは昭和期みたい。湯浅春江堂?酒井芳文堂?いずれにせよ「長編講談」は、通俗小説みたいなもので、円本で「堅本」が安くなり、万単位で発行されるようになるまで、代わりに庶民の読書材に…

留守番つづき

買おうかと迷って結局買わなかったジブリ美術館本を、ここで期せずして読むことができた (∩´∀`)∩ ジブリ美術館本

猫と国会図書館月報

猫と一緒にお留守番。 ここのお家は話題の新刊書が存分に配架されるという不思議な家。>猫と国会図書館月報

会議でお弁当

ちらしずし(∩´∀`)∩>ちらしずし

神保町ブックフリマ2日目

2日目。まだけっこう古本が残っていた。 神保町ブックフリマそれでもけっこう売れたのだった。 古本その後、古本を買いに来た(?)復員局さんとまんだらけへ行き、同人誌の買い方、アニメセルの買い方を指南してもらう。 まんだらけ

森さんと天丼

いつもの東京ぐれっちは閉まってたので、>天丼

神保町ブックフリマ2021に参加するよ( ´ ▽ ` )ノ

明日からある「神保町ブックフリマ2021」に急遽、飛び入りで参加するよ。知り合いの出版者さんが参加するとて、呼ばれて、今週、急に決まったんだった(^-^;) 会場はこちらのビル#神保町ブックフリマ2021 共和国、えにし書房、彩流社の合同開催場所のお知…

扶桑書房さん

座談会 古本屋になるまで・扶桑書房・石神井書林篇 東原 武文、内堀 弘、内藤 勇、内藤 勇 他 2006-03,日本古書通信,71(3) 座談会・古本屋になるまで 文学堂書店篇 内藤 勇、川島 幸希、東原 武文、東原 武文 他 2006-02,日本古書通信,71(2)

「読書」ならぬ「看書」

書を読むは書を看るに如かず--荻生徂徠と近世儒家言語論 (近世思想史再考)雑誌記事 宇野田 尚哉 掲載誌 思想 (通号 809) 1991.11 p.p21~45

入口と出口

きのうツイッターで仲俣さんとこんなやり取りをしたので転載しておく。ブックオフは行ったことがあるが、古書店は行ったことがないという学生が多数。ガチの「古本」には忌避感がつよく、むしろ入場料をとる「文喫」には興味を示す。なるほど、と思った。も…

M語録

わちき:素見、ひやかし、って遊郭用語だよね Mさん:そうそう、銭のない庶民が遊女を格子窓ごしにひやかす。心無い江戸っ子が「おちゃっぴー」ってひやかす。 わちき:「おちゃっぴー」ってことば、口語でしゃべっている人、はじめて見た。

「恐喝取材」というパワーワード

書物蔵が以前から総会屋雑誌に興味があるのはご存知のとおり。『本のリストの本』でも言及した。 ところでツイッターを見ていて「暴露本」なる表現に出会い「そういや、これも<本>だなぁ」とて「暴露本」っていつからある表現だろう?戦前、「文壇照魔鏡」…

自費出版を英語でvanity pressというワケ

昨日、こんな記事をもらった。 「夕刊フジの記事をめぐって:「自費出版"だまし"の手口」に対する業界各所からの意見」『自費出版ジャーナル』vol.14, p.2-10(1999.5) この記事が書かれるきっかけとなったのは次の記事。 「夢を食い物にするなんて〜!/自費…

大盛堂書店の歴史

最近、渋谷の大盛堂書店の歴史について調べている。 特に「本のデパート」の時代。 社史もないし、意外と文献がないのよ。 大盛堂書店ご存知のとおり、不死身の分隊長こと、船坂, 弘, 1920-2006が、南方から帰ってから拡大した巨大書店なんだが。舩坂は戦記…

手元にある変な本

青木繁著、蒐集 瀬戸内海史跡調査団出版部、昭和34年、353頁 青木, 繁, 1903-珍姓名、同姓名、珍答集、類言集、地名と駅名、ゲテモノ、民俗・外、蒐集界。蔵書印。 今昔民俗博物館 黄庵什宝抄 昭和50 丘竹之介著 一途の愛 岡野他家夫 1982 124p限定150部

本の奥付に著者略歴が載るのは1943(昭和18)年2月頃から

日本書の奥付にある著者略歴欄はいつからあるのか?という疑問が出ては消えていく。昭和前期までの本は作者や訳者のプロフィールが付いていないことが多く作者が謎な場合がかなりある。いつごろから付きはじめたのだろうか?— Theopotamos (Kamikawa)@4/4鶴…

【ご挨拶】依願免本官

新しく、やらねばならないことが見つかりましたので、きのふ、依願免本官、ないし依願免官、ってな紙をもらってみたので拙ブログ読者さま方にお知らせいたす∠(`・ω・´)【ご挨拶】突然のお知らせですが、本日3月31日付で「依願免官」となりました(´・ω・)ノ…