書物蔵

古本オモシロガリズム

2011-12-01から1ヶ月間の記事一覧

今年2011年は長い一年だった(*゜-゜)

長い一年だったねとある人にいはれる。 ほんとーだね。 公私ともに大変だった。なんだか3月までの腑抜けた日々がずいぶん遠いような気がする。 今朝、NHKで満洲開拓ものの連続ドラマの予告をしていて涙がでてしまったよ。 あのときの帝国政府といまの日本政…

コミケへ行ってきた( ≧∇≦)ノ

今年は行くまいと思うてをったコミケ。 急遽、集いて行ってきた。 11:30にせどり御殿に集合し、少し書誌話をしてからキントウンにて会場へ進出。 友人が言ふやう コミケは冬がいいデスネ。夏の人いきれったらもー げに( ^ - ^ ; )

昭和12年における雑誌の統計上(見かけ上)の増加

同じ記事*1にオモシロ情報がほかにもあって。近年パンフレットの増加が著しいという(これについては十銭パンフレットと東京冊子出版協会についていちど書いた)。 また出版雑誌が激増しているという。その理由2つがオモシロい。 ひとつは「不穏文書取締法…

昭和前期、雑誌の多くが月刊誌であった

知っている人しか知らないが、戦前期、新聞や雑誌は内務省への登録制であった。 ゆえに「廃刊」とか「休刊」といった概念があった(もちろん今もあるが、起源はやはり戦前。とくに廃刊という用語は明治初めからある。ただし創刊は明治末から)。 つまり、警…

八木お兄さんの記事をどこかまとめないかすらん(゚〜゚ )

八木敏夫「八木敏夫が語る回顧90年(3)」『日本古書通信』64(3) p.23-25 (1999-03) 1931.3 『大阪古書市場通信』富樫栄治 1932.10 ca.1933. 『東京古本新聞』『東京古本市場通信』といったものが出る気配 1934.1.25 『日本古書通信』創刊 A5 16p. 月2回刊 〃.…

コミケの噂話

今年は行かぬ予定なれど。。。 14:00友人より着電。急遽、 > > くむ組む『国立国会図書館本〜サブカルからみる納本制度〜』 > > http://kum-kum.seesaa.net/article/242204082.html をゲットすべく進出することに相なった。 ついでに串間先生のとこやミュル…

2011年の書物蔵

オタどんが2011年11月26日から活動停止となり、古本界の1年を振り返るひとがおらん。 しょーがないので、わちきだけ拙ブログの1年をふりかへる(´・ω・`)

昭和34年の読書論論

山本勝明「「読書案内書」あれこれ」『びぶろす』10(1) p.10-11 (1959.1) 田中氏のものは、独学でスタートして山形大教授となつた著者の誠実で求道者的な読書論で つぎの本が有名だったともあるが、ほんとうかしら(・∀・`;) 読書法 / 遠藤隆吉. -- 3版. -- …

近代日本の出版統計表

トゥイッターを眺めていたら、にゃんと出版史がらみのつぶやきをハッケーン 漸く入手した論文つながりで、牧野正久「年報『大日本帝国内務省統計報告』中の出版統計の解析」を読んでいるが実に難しい論文だなこれは。難しいというか、現物見ないとわからない…

うーん 苦しかった

今朝五時ごろ、痛くて目が覚めた。 しばらくうなる。。。 胃痙攣の症状。 がすたー10を飲む。 いま九時すぎ。 ややよくなったが(´・ω・`)

古本屋と図書館は近似の機能を果たすのだが。。。

こんな文章を読んだ。 藤代清吉「古本のはなし」『びぶろす』10(3) p.1-19 (1959.3) 宅買いのことを「つぼ買い」というとある。販売方法に「せどり屋」があるが、「これは余程、本に明るくないと出来ない」 目録販売は、「出費(活版印刷で送料共で4万円から…

一人展

『五行山荘限定版書目細見』佐々木桔梗著、プレス・ビブリオマーヌ, 1979.6 を買う2800円。

遅刻ぢゃ〜 トチゲキだすっ!`・ω・´)o:或る司書の出勤風景

おことはり 次の記述は根も葉もあるフィクション(ウソごと)ぢゃ。 新旧かなづかひが混在するのハ、主人公の意識の混濁によるものなのぢゃ。 また「ヤヴァシ」「モーレツ」など後代の表現がみられるのはタイムトラベルによるアナクロニズムであーる(`・ω・…

昭和20年代から50年代にタイムトラベル

けふは昼過ぎ神保町へ進出。 剽窃の文学史を買う。 仲間を拾ひて某所へ向かうも道に迷ふ(;´▽`A`` やうやく2時半についてそれからぶっ続けで9時までお話。

ん?(・ω・。) 部数事典とな

かへったら、このまへ聞いた本が届いていた(o^ー')b雑誌新聞発行部数事典―昭和戦前期 附.発禁本部数総覧 (文圃文献類従)作者: 小林昌樹出版社/メーカー: 金沢文圃閣発売日: 2011/12メディア: 単行本 クリック: 4回この商品を含むブログ (1件) を見る

キラ☆キラ

孤児作品の本(メモ)

孤児著作物問題の研究―既存規範の動態的な分析と新規範の確立に向けての可能性作者: 菱沼剛出版社/メーカー: 成文堂発売日: 2011/12/01メディア: 単行本 クリック: 12回この商品を含むブログ (2件) を見る

書物史本キタ━━━━ヽ(・∀・ )ノ━━━━!!!!

と、さうかうするうち、Mさんより着電。 これは出版史に限らず一讀に値する本です。主題はオリジナリティーといふよりも、それと對立したり近傍・周縁にある諸概念(剽窃、模倣、僞版、飜案……)を扱って、それらが摩擦衝突しながら變形してゆく過程が讀みど…

ん?(・ω・。) 何がストレス?

けふは朝からイソガシいそがし( ^ - ^ ; ) ボケボケのアタマのママ、ビョーインへ(松沢ぢゃないよ) ここは注射、ぢゃなかた駐車がムズいのぢゃが、なんとか空いていたのでイソイソと。 あいかはらず一時間以上待たされたが。。。 にゃーんとヽ(o`・∀・´)…

「明治期の出版広告と地方の読書」

そんな発表があったらしい http://b.hatena.ne.jp/entry/www.kanda-zatsugaku.com/111118/1118.html ん?(・ω・。) Mさん???

おーい、オタどーん!!!

しかし、どこえ行ってしまったのぢゃ。。。(´・ω・`)

雑誌史およびエロ雑誌史

新宿展でひろったもの。 昭和の雑誌グラフィティー: 1945年〜1988年. -- コスミック出版, 2010.4. -- (Cosmic mook) 国会Y94-J16945 戦後の雑誌を通覧する、ってーのは、じつは意外とない。福島じゅうろうさんのがあったが、これもそれもタイトルインデック…

ほへほへ

Mさんと電話 けふは出掛けに家人に助けてもらった。 夜おそくまで活動し、かへりがけにマンガ喫茶に。

梁山泊で由良君美本

オタどんが行方をくらましてから1ヶ月ちかくたとうとしている。。。 さみしいので、ココロのスキマを埋めるべく、ぶらり梁山泊へ。 なんと『みみずく偏書記』が800円で拾えた(゚∀゚ )アヒャ かへりの車中で読む。オモシロしo(^-^)o

特集「これからの日本図書館協会3」を読む

ひさびさに、『図書館雑誌』のゴシップ読み。2011年12月号ね(o^ー')b 特集は「これからの日本図書館協会3」。 高山正也(国立公文書館館長)先生の 「現代文明諸国中、米英に次ぐ三番目の歴史を誇る」「日本図書館協会の会盛が近年振るわないと聞く」という…

趣味誌の歴史

いま串間務先生がひっちゃきになって集めている「趣味誌」なんだけど、 文献随筆雑誌散策 / 太田臨一郎. -- 日本古書通信社, 1987.10. -- (こつう豆本 ; 80) に結構書いてある。これはもと、昭和19年の『書物展望』に載ったものをリライトしたものだという。…

(レファレンス)ライブラリアンが書誌(文献目録)を作っていた意義・意味について

このまへの日曜日、ユーセンくん等と飲んだ際、某出版史家にこういはれた。 『参考書誌研究』、デザイン変わってから中身つまんなくなったンで、買うのやめちゃったよ。創刊以来、ずっと持っているけれど。 一時期、私大図協の書誌作成部会といふのがあって…

o(^-^)o

高円寺へ んー、なにも拾えんかったが、お友達たちを拾った 延々と書誌話。 途中、ユーセンくんもきてくれたが、彼、またびっくりするような新企画を考えているのだとか。

書巻の気? 天下の書府?

書誌鳥Aの話によれば、この建物はクリーニング屋だったのだそうな。 それが古本屋その他になり、おしゃれスポットとしてオニャノコがワンサと押しかけるという。

NHKドラマ「真珠湾からの帰還」を見た

帝国陸海軍が国民や兵士をすりつぶしてズタボロになって負け、日本は変わったはずではなかったのか。神聖日本は新生日本となり、かっこ悪いこと、生き残ろうとすることを大切にすることになったのではなかったのか。。。と、震災・核災害で思う。