書物蔵

古本オモシロガリズム

2013-05-01から1ヶ月間の記事一覧

住民図書館の歴史が異常にオモシロい(≧∇≦)ノ

これが異常にオモシロい(≧∇≦)ノ まあ、出版史や図書館史にからんでの面白さなんだけどね(゜〜゜ ) 道場親信/丸山尚「[証言と資料]日本ミニコミセンターから住民図書館まで 丸山尚氏に聞くミニコミ・ジャーナリズムの同時代史1961-2001」『和光大学現代…

古書コレクターが死ぬと、「ナダレのようにひとがきて、本をとる」:峯村幸造→良い人という発見

平井, 通, 1900-1971 || ヒライ, トオル が主人公の小説 あたかもよし、ちやうどヌートリアくんも 富岡多恵子 著. 壷中庵異聞. 集英社, 1978.9. 196p ; # を読んでいたとのこと。 いやサこれを読むと、後半、峯村幸造(作中の橘村好造)の立派さが身にしみる…

ヌートリアくんに、人物文献書誌をバ褒めらりちゃったのらc(≧∇≦*)ゝ

某所でヌートリアくんに会い、そばをくふ。 その際、上森子鉄書誌をばほめらりちゃふ。 http://d.hatena.ne.jp/shomotsubugyo/20130513/p1 ヌ君いはく、 紙のバクダンですヨ(。・_・。)ノ あそこに挙げれられてる文献を順番に読むだけで、上森伝になりますヨ…

「スーパー源氏神保町店」に行ってみた

こんな情報がネットに流れてをったので、行ってみた よりマニア向け古書、40店モール…神田神保町 http://www.yomiuri.co.jp/national/culture/news/20130529-OYT1T00693.htm ってか、場所はいつも覗いてる古書モールの1階下のところ。以前、三省堂経営の…

取次が出すPR誌についての記事を読んだ

こんな記事を読んだ。 取次2社広報誌/出版情報を発信し続け56年」『新文化』(2982)p.10(2013.5.16) 二大取次の広報誌についての記事が「新文化」にある。これらの広報誌は「増売への実務誌として刷新を繰り返してきた」という。 トーハン 「書店経営」→…

国会のレファレンサーにあった2つの流れ:趣味人と組合屋と

ポツダム官庁時代、趣味人稲てっちゃん潜り込む 『文献継承』(14)で記載されとる文献に言及したが、 良家の子女は組合屋 とは、失われた「(国会)図書館いろはかるた」にあった一節であった。 稲てっちゃんが、新富町なる書物展望社に出入りし、斎藤昌三ら…

ジャム文献学からレファレンサーのあらほましき態度を導きだす

住谷氏の、国会図書館のカウンターで「ジャムの作り方を教えてください」と聞かないでほしいという昭和42年のお話の続きね(*^-')b 「ジャムの作り方を教えてください」これは主婦の利用者でなく、ある女子の大学生の質問。しかも農学部の学生。こういうケー…

住谷タケシのレファレンス・サービス論/6/10追記あり

なんどか拙ブログでも言及した住谷たけし氏が、レファレンス・サービスの日本的誤解(理解?)を一般雑誌でも広めていたらしい。 辞書事典にしたしむの話- みちくさのみち http://d.hatena.ne.jp/negadaikon/20130519/1368967153 住谷雄幸「国会図書館員の憂…

ちとお出かけ

どこへでせう? ん?(・ω・。) また古本市ぢゃないかってか(。´・ω・)? さうなりc(≧∇≦*)ゝアチャー

「書評」といふ語の初出?

ネットにこんな情報があった。 〈書評〉という言葉は大正時代までは使われておらず,それまでは〈新刊書批評〉あるいは〈書籍批評〉とか〈ブック・レビュー〉などの言葉が用いられており,〈演劇批評〉が〈劇評〉となったように〈書評〉という言葉が生まれた…

帯・学者とは?

ピリッとした胡椒の辛さも利かしておかなければ、書評にはならないというわけである。このに近頃口の悪い連中が「帯学者」なんていう、実に皮肉なことばで八百長的評論家に毒づく時代だから、 B「書評ということ」『カリキュラム』(34) p.62(1951-10) へー…

こんなところに山口昌男の雑書論が!(≧∇≦)ノ

おう おう おう おう! わちきがある日、南部古書会館を流していたと思いねぇ(´∀` ) ふと棚をみると、なにやら薄冊(うすさつ?)の雑誌が何十冊も。。。 ん?(・ω・。) こ、こりはー(@_@;) にゃんと、山口昌男に古本について4時間語ってもらった記事が載…

たいへんぢゃー、毛利宮彦がフッカツするのぢゃー!

http://search.yahoo.co.jp/search?p=図書館学 毛利&aq=-1&oq=&ei=UTF-8&fr=top_ga1_sa&x=wrt などといふ検索がくるから、なにかと思ったら(@_@;) ぬ、ぬあーんと(×o×) かの、「図書館学講座」がリプリントさるるといふぢゃあ、ないの(σ・∀・)σ 書誌書目…

失われたHPを復活させる秘法

これは知っている人は知っているが、知らない人はぜんぜん知らない秘法なり。 1990年代末、米国インターネット・アーカイブを真似て、国会がネット保存に乗り出そうとし、「バルク蒐集」(価値判断せず、一括で自動収集)しようとしたら、大蔵に「ポルノも含…

キミは防空壕から出ていい

菊地寛について、こんな話がある。 池島 菊地さんはおもしろい人で、空襲になると「みんな防空壕から出るな」というのですが、「池島君は出ていい」というんですね。「どうして」といったら、「君は恒産があるからいい」っていうんです。〜 〜自分があとその…

『解放のいしずえ』キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!

ん?(・ω・。) またフルホンかぁ〜(σ^〜^) いえいえ(。・_・。)ノ フルホン屋でございまする(*´д`)ノ ネットにころがってたこれを読んでたら。。。 座談会 協議会とともに歩んだ六十年--杉本俊朗・細谷新治両先生に聞く / 杉本 俊朗 , 細谷 新治 , 秋山 敦恵…

取屋新聞、総会屋雑誌についての文献メモ

山田 晴通 宮城県石巻市における地域紙興亡略史 : 地域紙の役割変化を中心に. 新聞学評論 (33), 215-229, 1984-06-01 昭和初期の長野県松本市における小規模日刊紙--紙面からみた「朦朧新聞」の実態. 東京経済大学人文自然科学論集 (107), 13-36, 1999-01-00

ガールズ&パンツァーいいワァ.*・゜゜・*:.。..。.:*・゜(n‘∀‘)η゜・*:.。. .。.:*・゜゜・*!!!!!☆

戦車と女の子なんて、まるでメカおたくの宮崎駿みたいで、いいワァ.*・゜゜・*:.。..。.:*・゜(n‘∀‘)η゜・*:.。. .。.:*・゜゜・*!!!!!☆ 『三番、装填手、秋山優花里!』 75ミリの短砲身で 撃破しましょう 重戦車 くるおしいほどシュルツェンで 恥じらいなが…

「県立図書館」は、実は近代化遺産

ちょっと前にかいたメモ 図書館も典型的な「上からの改革」 ご維新(Meiji restoration)は1868年。いまは2013年だから、145年ほど前になる。 わちきのおばあちゃんのおぢいちゃんが神田佐久間町の風呂屋で釜たき――三助かも(σ^〜^)――をしてをったころ、本…

ミマサカ・タローのクリッピングΣ(゜∀゜;)

古書通ならバ、ここ数ヶ月といふもの、美作タロー氏のファイルが月の輪さん経由で売り出されているのを知ってをることだらう。 ミマサカさんといへば、著作権の専門家といふことになってをる。 パソコンの無い時代、専門家といふのは図書よりも小さい情報単…

日本近代カレンダー出版史のために

日本の古本屋から、キーワード:カレンダー+明治/大正/昭和で検索。 こうしてみると、明治期には輸入ものしかなくて、大正期あたりから、引札というかポスターの延長上で一枚もので始まったらしい。新聞社も大正期にカレンダーを始めているが、オモシロい…

図書史(出版史)vs.図書館史

司書課程科目再編で薄皮一枚で首がつながった「図書・図書館史」 むかしからこの科目名にこだわりがあるのぢゃ。 古本ブログを自称してるわりにハ、(現代の)図書館事項にちょっかい出して、本意でないと云ひながら、図書館クラスタにブクマされる(σ・∀・)σ…

日本で最初にSFを書いたひとは大阪府会議員

オタどんが、ヨコジュン先生が日本国初のSF作家である可能性を示唆しとる貫名しゅんいちといふ人に言及しとったのは昔のこと。 貫名駿一と野口復堂(貫名善四郎) http://d.hatena.ne.jp/jyunku/20090720#p1 そんでわちきも調べてみたがすぐにはわからんかっ…

古書籍商名簿

古本屋の歴史をやるには、まずハ個々の店の情報(位置、存続期間など)がわからねばならんが、意外とわからんのだこれが。 ってか、かような場合、古書籍商組合の加盟店名簿が役に立つ。 ところが、どのようなものがいままであったのかについてのリストは、…

蒼太こと平井通

isbn:壷中庵異聞 (1978年) (集英社文庫)作者: 富岡多恵子出版社/メーカー: 集英社発売日: 1978/09メディア: 文庫この商品を含むブログ (2件) を見る今更ながらに読み、ゲラゲラ笑ふ。

フシギな検索式

2013-05-23 13:38:53 211.15.62.28 http://www.google.co.jp/search?q=常世田 良 訴&hl=ja&gbv=2&oq=常世田 良 訴&gs_l=heirloom-serp.12...31509.38181.0.41820.19.14.5.0.0.0.77.885.14.14.0...0.0. こんな検索が来たんだケド、いったいどゆこと?(。´・ω・)…

追悼集

でてるのしらんかった( ・ o ・ ;)朝のように花のように―谷澤永一追悼集作者: 浦西和彦,増田周子出版社/メーカー: 論創社発売日: 2013/03メディア: 単行本この商品を含むブログ (4件) を見る

「のびのびとのんびり」というのはハテナ(。´・ω・)?

友人が図書館ゴシップとしてこんな記事があると教えてくれた(゚∀゚ )アヒャ 「日本の「幸せな会社」ベスト50 史上初の大調査一覧表付き」『週刊現代』(2013年5月4日号)http://gendai.ismedia.jp/articles/-/35664?page=5 事の真偽はともかく、「意見より文献を…

お勉強会ふたつ

お勉強会ふたつについて、共通の不安がもたげてくるも、Mさん相手に飲んでたら、 まぁ、自分が心配しても、せんないわな と自分を説得したくなってみた。

通信社の歴史

かなりまへ、通信社史を千円ぐらいで古書展で拾い、ななめよみしたことがあったが。 ネットでこんな本がでるというお知らせがあった(。・_・。)ノ情報覇権と帝国日本I: 海底ケーブルと通信社の誕生作者: 有山輝雄出版社/メーカー: 吉川弘文館発売日: 2013/05…