書物蔵

古本オモシロガリズム

新聞切抜

新聞集成の引き方

書物蔵(古本フレンズ)‏ @shomotsubugyo「新聞における出版広告は明治十三年頃から目立つようになるが、十四五年頃からは予約出版ないしは同盟出版広告が大きなスペースを占め始めるこれは言わば会員制限出版のようなもので、同盟員の出資(予約金)により…

新聞切抜、組合活動、月報編集、雑誌記事索引、遡及入力の周辺

てっちゃん資料にこんなんあった。 踏みあと : 久保田愛子さん追悼集 / 久保田愛子さん追悼集編集委員会 編. -- 久保田愛子さん追悼集編集委員会, 2000. -- 57p ; 21cm いろいろトリビアがわかって面白い。業務にかかる日常生活、新聞切抜事業、雑誌記事索引…

新聞切抜スクラップブック五万円なり

大信田金次郎(落花)によるこんな記事を読んだ。 東京府職業紹介所長豊原氏には、斯界の何人も持たぬ一つの宝がある、それは、明治二十三年から今日に至るまで、日本に起つた労働問題全部の切抜である、氏ははそれを丹念に歴史的にスクラップブックに貼つけ…

こハめづらし!(゚∀゚ ) 雑誌回覧会や切抜通信社の勤務形態がわかる!

かやうなる、通俗書にこそ実態の一面が記述されるのぢゃo(^-^)o 深海豊二 著『立志成功苦学の裏面』(須原啓興社 1916) 『日本出版史料』の最後の座談会で資料はないのではない、散在しとるだけなのぢゃ、とあったハ、まさしくこれゾ( ・`ω・´)b たとへば…

市井の好事家が調べものをする方法(昭和3,40年代)

デジデジで「私のコレクション」というフレーズで検索すると、本に限らず、いろんな蒐集家の概要や内容がわかって面白い。せんだっては『出版ニュース』誌上での連載を紹介した。よく考えたら2,30点かかげられとる書影はそのまま簡易な主題書誌として転…

雑本、の大切さ

isbn:4-535-51232-9:detail 雑書が大切だ とは、谷沢永一もいっとったし、Mさんもよくいふところである。 雑書の定義なのだけれど、一定程度の普遍性を持つ学術の書(まあ、最近、にふぉんじゃあ、博士号濫発ではてなだけど)、定番の教科書、あるいは逆に、…

ミマサカ・タローのクリッピングΣ(゜∀゜;)

古書通ならバ、ここ数ヶ月といふもの、美作タロー氏のファイルが月の輪さん経由で売り出されているのを知ってをることだらう。 ミマサカさんといへば、著作権の専門家といふことになってをる。 パソコンの無い時代、専門家といふのは図書よりも小さい情報単…

国声でなく国風社

戦前、新聞記事集成を押し売りしてた国風社。 国声とは一字違いだった。

切抜通信社とは何か

オタどんが「切抜通信については、書物蔵氏の「(メモ)切抜通信社」があるが、その後研究は進んだだろうか」と言ふてをる。 http://d.hatena.ne.jp/jyunku/20120225/p1 ん?(・ω・。) なんですかそれ(σ・∀・)σ と思ったら。。。 たしかに一度、1970年代の文献…

新聞切抜史の材料になるかな

「出版ニュース」2011年2月上旬号にこんな本が紹介されていた。 新聞教育の文化誌 / 石川實,越田清四郎. -- 白順社, 2010.11 国会FC52-J394 ※内容細目:先人たちの足跡 新聞教育の先覚者=岡山光雄 / 教育を補強する新聞学習=斉藤義一(越田清四郎著) / 戦後…

『鋏と糊』を

鋏と糊 / 三国一朗. -- 早川書房, 1987.2. -- (ハヤカワ文庫) 読み進む。 技術環境がまるで変わっとるから、今の若い人が読んでもイマイチわからんかも(^-^;) ってか、どうやらかなり改訂されとるらしいので、やはり初版を買わねばならんなあと思った次第…

スクラップ術,あるいは新聞切り抜き(クリッピング:clipping)

そんな流れで,新聞切り抜きにも興味が。クリッピングって英語でいうらしい。つまみ出して留める,っていう語感かな。これについても文献あつめてまっせ。 公共図書館の新聞整理と切抜の実際 / 永末十四雄,楢橋栄三郎,図師昭夫. -- 日本図書館協会, 1965 鋏…