書物蔵

古本オモシロガリズム

回覧会

村井佐造のプロフィールが判明した

2点発行を確認されている雑誌回覧会がらみの単行書のうちの1つ、 村井佐造『回読雑誌・貸本業実地案内 : 附新古書籍雑誌業早わかり』(古典社, 1935) の著者は復刻解題にても不詳となっていたが、ようやくわかったよ(´・ω・)ノ 西成区では松通り一丁目の第一…

『北の文庫』(60)を読む:雑誌回覧会にもえー

北のはうよりご恵投いただいたる『北の文庫』を読む。 本土(?)の図書館関係誌とまた一風ちがった雰囲気なのよこれが。ん?(・ω・。) とはいへ、本土の学者も書いとるか… 浅岡先生とかとか…(σ^〜^) それはさうと、藤島隆氏が大正期の雑誌回覧会のことを書…

こハめづらし!(゚∀゚ ) 雑誌回覧会や切抜通信社の勤務形態がわかる!

かやうなる、通俗書にこそ実態の一面が記述されるのぢゃo(^-^)o 深海豊二 著『立志成功苦学の裏面』(須原啓興社 1916) 『日本出版史料』の最後の座談会で資料はないのではない、散在しとるだけなのぢゃ、とあったハ、まさしくこれゾ( ・`ω・´)b たとへば…

回覧業は改めさせ図書館的使命を持たせるべき

田代金宣(内閣情報局情報官)が昭和16年にオモシロいことを言っている。 田代は「出版新体制」下における小売商の組合加入について触れているのだが、本業でない小売店、つまり、「子供絵本」を扱う「玩具屋」「文房具屋」、「楽譜を扱う者」を組合から排除…