書物蔵

古本オモシロガリズム

切抜通信

たった今、明治期切抜通信の資料掘り出しを逃したのぢゃ(@_@;)

たった今、友人からつぎの目録に、わちきが知りたいことが出ているとて電信があったのぢゃが。。。 『秦川堂書店 総合目録』平成26年9月、p.35 No.260 新聞資料 日本諸新聞切抜通信の主意・規則 明治初期新聞雑誌図書展覧会図録、内外通信社設立の主意 一括 …

新聞切抜スクラップブック五万円なり

大信田金次郎(落花)によるこんな記事を読んだ。 東京府職業紹介所長豊原氏には、斯界の何人も持たぬ一つの宝がある、それは、明治二十三年から今日に至るまで、日本に起つた労働問題全部の切抜である、氏ははそれを丹念に歴史的にスクラップブックに貼つけ…

切抜通信の歴史

「エゴサーチ」から始まった切抜通信 蘇峯頃者(けいしゃ;このごろ)人に語て曰く、余が内務参事官となるや、紙面より讒謗罵詈殆んど到らざるなし、試みに切抜通信を執て保存し置きしに年末に至て巨大の柳行李に充満せり、之を紙屑屋に売らんと云ひしに、弐…

こハめづらし!(゚∀゚ ) 雑誌回覧会や切抜通信社の勤務形態がわかる!

かやうなる、通俗書にこそ実態の一面が記述されるのぢゃo(^-^)o 深海豊二 著『立志成功苦学の裏面』(須原啓興社 1916) 『日本出版史料』の最後の座談会で資料はないのではない、散在しとるだけなのぢゃ、とあったハ、まさしくこれゾ( ・`ω・´)b たとへば…

切抜通信社のこと

1910年の認識 日々発刊せらるるゝ多数の新聞紙を蒐集し、其一項若くは数項の記事を切抜きこれを申込者に宗達すること。(略) この種の事業は欧米諸国には既に行はれたるも、我国に於ては、明治二十一年西宮熊次郎の創立に係る時事通信社が兼業として切抜通…

めも

やくざ・右翼取材事始め作者: 猪野健治出版社/メーカー: 平凡社発売日: 2014/01/24メディア: 単行本この商品を含むブログ (1件) を見る内外保險銀行切抜通信. -- -68號 (昭2.6.5). -- 東京 : 金剛商事 , -1927. -- 記述は52號 (1926.11)による ; 奥付に「編…

新聞切抜通信社についての記事

『新聞資料』に羽島知之さんが記事をかいてをるぢゃないの(σ・∀・)σ

新聞切抜きの歴史

昭和13年の新聞にこんな記事が。 「新聞記事の切抜き通信社:一件五十銭から二円」『読売新聞』1938.9.13朝刊p.5 東京切抜通信社というのが京橋区木挽町5-1-9にあって、ストックしてある過去の新聞から、ほしい記事を捜して送ってくれるとある。 過去6カ月以…

切抜通信社とは何か

オタどんが「切抜通信については、書物蔵氏の「(メモ)切抜通信社」があるが、その後研究は進んだだろうか」と言ふてをる。 http://d.hatena.ne.jp/jyunku/20120225/p1 ん?(・ω・。) なんですかそれ(σ・∀・)σ と思ったら。。。 たしかに一度、1970年代の文献…

メモ(〃^-^)φ ブックレビューあるいは書評論の文献

こんなん見つけた! 室津鯨太郎「(鉄箒)新刊批評」『東京朝日新聞』1929年6月20日朝刊 3頁 ※学者に批評させると仲間誉めになると批判。本文中では「ブツクレビユー」という語しか使っていない。 通俗図書館図書選択法 / 山口県中央図書館編,山口県中央図…

(メモ)切抜通信社

戦前には東京に切抜通信社というものがあった。知りたい専門分野を指定して通信を申し込むと、朝日、東日、時事、読売、報知、都、国民、中外といった、当時東京にはたくさんあった新聞のなかで、その専門分野に関する記事を切り抜いて配信した。(略)ひと…