書物蔵

古本オモシロガリズム

新聞

明治の統計書はめんどくさいが上手く引き当てればオモシロΣ(゜∀゜;) 

いまコロナ禍在宅研究支援とて臨時公開されとる「都道府県統計書データベース」(J-DAC:ジャパンデジタルアーカイブズセンター)。 大変に重要かつ便利な当該DBなれど、『警視庁統計書』が引けないのであった(´・ω・`) 『(明治四十三年)警視廳統計書』を…

新聞版表示のはじめ

「明治33年12月10日秘甲第337号警保局長依命通牒各府県長官宛」なるものがある。 新聞紙にして発行所へ在地以外に頒布するものと発行所々在地に頒布するものと各別種のものを刷行するもの近来漸次其数を増し取締上一層注意を要すべきもの有之候に付同一号の…

館報ならぬ官報ハ新聞紙と心得よ

トイレへ這入った際に読む『書誌索引展望』 これに西田タケトシのインタビューがあるのぢゃが、それを読み流してゐて、とってもオモシロな一節が(σ・∀・)σ それともうひとつ申し上げておきたいのは、明治の世相を調べるうえで、明治30年迄の官報は大変役にた…

これはすごいぞヨミダス地方版

採録モレがあるとか、記述形から引けんとかいふ批判があるが、それでも便利なヨミダスぢゃ。 いままた、採録対象が「地方版」がリリースされたが、こりゃ、すばらし。 正確には「昭和の地域版1933-2001」とて、限定的なものぢゃが、それでも、たとへばキーワ…

図録『帯封』につき続報

図録『帯封』について調べやうとしたら、すでに郵趣人が記事をあげていた。 逢えなかった老切手収集家を偲ぶ〜『帯封』(方寸会 1989年) http://blogs.yahoo.co.jp/take_take_taku/31422632.html これによれば… 関口泰徳氏、帯封(新聞・雑誌などを送る低料…

「帯封」の本なんて、この世にあったのねΣ(゚◇゚;)

昨日、M氏を高円寺で拾ひ、そのまま池袋元イルムス館へ寄った後、古書現世へ。 そこでなんとびっくり、オモシロな出版史研究本を拾ったのぢゃ∩(・ω・)∩ばんじゃーい 古書現世で拾った本がこれがまたレア(〃^∇^)o_彡☆ 聞いておどろけ! オビフウぢゃ!m9(・∀…

岡山県紙二番手『中国民報』の戦後における残存は?

関係者により――おそらく故意に――忘却されたため、岡山市立「動く図書館」路線の放棄と楠田五郎太の流浪の原因となった事件は、戦後、昭和42年まで秘されてをったのぢゃが、その唯一の資料は、おそらく岡山の県紙2番手、『中国民報』ならんとぞおぼゆ。その旨…

山名新聞歴史資料館を主宰しとる山名隆三という人がおらるるらすぃー

「号外!号外! 発見!号外おじさん 34年間に約12000点を集めた 山名隆三さん」『週刊女性」p.230-235(1992.4.7) 下地智子「羽島知之・山名隆三氏より提供された近代沖縄の新聞(特集・近代沖縄の新聞をよむ)」『史料編集室紀要』33 p. 33〜37(2008.03) …

雑本、の大切さ

isbn:4-535-51232-9:detail 雑書が大切だ とは、谷沢永一もいっとったし、Mさんもよくいふところである。 雑書の定義なのだけれど、一定程度の普遍性を持つ学術の書(まあ、最近、にふぉんじゃあ、博士号濫発ではてなだけど)、定番の教科書、あるいは逆に、…

マス・コミニケイシヨンの魔術から子どもを解放しよう !!!

森先生がいふには、じつは1950年代にも新聞教育がさけばれたことがあったとぞ。 オモシロなのは、 マス・コミニケイシヨンの魔術から子どもを解放しよう といった、現在のNIEとはサカサの文脈であること(新聞学習のプラン / 井口一郎等著. -- 教育弘報社, 1…