書物蔵

古本オモシロガリズム

帯・学者とは?

ピリッとした胡椒の辛さも利かしておかなければ、書評にはならないというわけである。このに近頃口の悪い連中が「帯学者」なんていう、実に皮肉なことばで八百長的評論家に毒づく時代だから、

  • B「書評ということ」『カリキュラム』(34) p.62(1951-10)

へー( ・ o ・ ;)
おび・がくしゃ、って聞いたことないなぁ。。。
いまググブクッても、出てこないから一過性の言葉か(゚∀゚ )アヒャ
しかしこの言葉、およそ言説のほとんどが紙の上に活字で展開されていた時代ならではの言葉だねぇ。また、日本の大抵の新刊の単行書に「帯(おび)」がつくようになった時代ならではの言葉でもあろう。
こんど、ちょうちん持ちの書評をみたら、

この、帯・学者め

と叫んでみよーっとヾ(*´∀`*)ノ゛キャッキャ