書物蔵

古本オモシロガリズム

失われたHPを復活させる秘法

これは知っている人は知っているが、知らない人はぜんぜん知らない秘法なり。
1990年代末、米国インターネット・アーカイブを真似て、国会がネット保存に乗り出そうとし、「バルク蒐集」(価値判断せず、一括で自動収集)しようとしたら、大蔵に「ポルノも含め、なんでそんなことを税金でせにゃならんのか、ぜんぜんワカラン」ぐらいのことを言はれ、せっかくの「価値判断停止」収集計画がチョンになったと聞いたことがあるが。。。
国民国家がやっとる納本制度なんか、価値判断停止の最たるもので。
何が価値があるかは、結果からしかわからん領域もあるのだがなぁ。。。
いま国会にある発禁本なんか、半分は(当時の)エロ本だよ。
結局、日本文化機関は米国文化機関に及ばんといふことか。
それはともかく、最近、酒井潔に凝ってをって、その伝で、唯一の単行本、本多真『書物を語る談奇人・酒井潔』(私家版25部限定)について調べておったら、最近「ぐろりあ会」の目録で購入した人があったとネットで知り、びっくり(+o+)
で、その書きつけに、著者は不明な人なれど、ネットでホムペをやっているとあり。
すわとて検索したるも、やはり現状ではなくなっているサイトであった。
http://www.arrows.ne.jp/marble/index.htm
ところが、愛の魔術ならぬ、ホムペの魔術というのがあって、失われたHPを復活さす秘法がある。
http://web.archive.org/web/*/
をwwwの直前につけてURLを指定し閲覧。
つぎのリンクをクリックしてみそ(σ・∀・)σ
http://web.archive.org/web/*/www.arrows.ne.jp/marble/*
(ちょっと待つ)
あとはいろいろクリックしてみてちょ。
部品データばかりでも、すこし読むところものこってたりもする。
たとえば。。。
http://web.archive.org/web/20011129032039/http://www.arrows.ne.jp/marble/zuikan.htm
2001年末の記事ぢゃが、わちきも密かに畏敬しておるコレクター「七面堂究斎さん」と会って楽しく語らっておられるよう。
愛書家同士の交流ぢゃ(σ・∀・)σ

追記

てか今でもきちんとあるサイトでしたc(≧∇≦*)ゝアチャー
http://www.arrows.ne.jp/marble/zuikan.htm