書物蔵

古本オモシロガリズム

レファレンサー

ジャム文献学からレファレンサーのあらほましき態度を導きだす

住谷氏の、国会図書館のカウンターで「ジャムの作り方を教えてください」と聞かないでほしいという昭和42年のお話の続きね(*^-')b 「ジャムの作り方を教えてください」これは主婦の利用者でなく、ある女子の大学生の質問。しかも農学部の学生。こういうケー…

米人の使うreferencer

用語「レファレンサー」については数年まへから大変な興味をもってゐるところなのぢゃが、なんと複合語でだが英語の新語にでてきた。 http://b.hatena.ne.jp/entry/current.ndl.go.jp/node/22817 グーグルの“Georeferencer Project”というのがそれ。 ジオレ…

けふもとりあえず古本ってか(^-^;)

すべてが円環としてつながってきた(゚∀゚ )アヒャ おっとり刀で西部古書会館へ行ったら、友人はをらず、森さんやぐろりやさんとごあいさつ。 森さんと河岸をかへて、とっくりと濃ゆーいお話をばヽ(o`・∀・´)ノ.+゜(11:30-13:10) ここには詳述できないけど、渡…

レファレンサーの知的構え

あるところでレファレンサーの知的構えについて論議す。 曰く,受動的。 曰く,断片的。 それらは確か。けれど職業病みたいなもの。いい点でもあり悪い点でもある。 でも結局,物語をじぶんで紡ぐということには向かないということに。 企画協力や管理系の人…

死せるカクロウ,生ける広報官をうごかす

金森徳次郎ついでに日曜の産経に「国会図書館/職員過多」って記事がでた。原紙をみると,第1面右上トップで題字がすごくデカイ。むむむー,国会図書館はさすが巨大図書館だす〜。題字がデカイのは,産経の認知度がたかいっちゅうわけだす〜。コトの是非は…

佃実夫

このまえ藤沢で買ってきた山下恒夫『石井研堂』を読みはじめた。おもしろそう。文献を調査するだけでなく,当時,存命していた関係者(研堂の息子など)に取材していたのは意外。足で書いたって感じ。いいね。 著者の山下恒夫ってあんまし聞かないけど,去年…