書物蔵

古本オモシロガリズム

けふもとりあえず古本ってか(^-^;)

すべてが円環としてつながってきた(゚∀゚ )アヒャ

おっとり刀で西部古書会館へ行ったら、友人はをらず、森さんやぐろりやさんとごあいさつ。
森さんと河岸をかへて、とっくりと濃ゆーいお話をばヽ(o`・∀・´)ノ.+゜(11:30-13:10)
ここには詳述できないけど、渡辺太郎(沼津)、吉岡三平(岡山)、青柳秀雄佐渡)ほか、森さんの注目せる民俗学と方言学の初期の連携など、大正末から昭和初期にかけて、趣味・学問・書誌がつながってきたのではありますまいか。古書の蒐集、主題書誌の編纂、つまりは書誌の円環。その中心(の少なくともひとつが)渡辺太郎だったらしいことは、『文献継承』をご覧アレ。略年譜も出版目録ものっけてますヽ(o`・∀・´)ノ.+゜http://d.hatena.ne.jp/shomotsubugyo/20090604/p1
ちなみにあわてて購った『古本探求』の渡辺太郎の項は、わちきが知らんかった情報源はひとつで、「図書新聞」(S52.9.10)だけったということがわかった(o^∇^o)ノ

渡辺悦次「書架紀行」『図書新聞』(S52.9.10)

上記記事には、わちきが『文献継承』で略年譜から予測したように、『古本売買の実際知識』の著者、大鳥逸平が実は渡辺太郎その人だったこととかが載っているらしい。
さっそくチェックせねば!`・ω・´)oシャキーン

渡辺太郎をきっかけに、森さんとハナシはずみまくり(o^∇^o)ノ

とりあへずメモをば

抜き刷りの歴史 「抜き刷り」語誌 最初は謡 抜き刷りの合本
柳田国男 戦略的な抜き刷りを使用 本文校正のための抜き刷り資料
「日本アナキズム運動人名事典」のこと 事記述量でももめアナーキー トスキナア
分類論 「書棚と平台」にある書店分類の展開 「思想地図」v2or3 タグづけ論
方言研究 橘正一 
人脈相関図
選択的親和性(ヴェーバー)親和力(ゲーテ
「コレクターシップ」初版のほうがよい
郷土研究者の名簿 南方
レファレンサー論争(不発) イーミック・エティック in vivo vs. in vitro 日本民俗語彙

抜刷り

ほんのちびっとですが、

別刷 separete, reprint ; Abdruck, Sonderabdruck, Separatum, Separatabdruk.

として出てきます。次の本p.369-370に。
http://d.hatena.ne.jp/shomotsubugyo/20061009/p3

書物蔵のオモシロな側面

森さんいはく

概念を立てるところ

とぞo(^o^o) さすが、わかってくりまするか(´∀` )
具体的には、この前の「レファ・貸出「二階建て」の概念整理」(ってか受け売り)を挙げてくりたけど、わちき的には、そりゃあもうさまざまなものを概念整理したいのだ(o^∇^o)ノ