書物蔵

古本オモシロガリズム

趣味展でもりさんとあふ

愛書会趣味展へ行くと… やうすけさんがいた(o^∇^o)ノ いつも西部に蟄居せられているのでここで会ふとは、めづらし。
いろいろ話しながら多田二郎本を掘り出してから、抽選を聞いたら、当ってたo(^-^)o これがなにしおう浪速書林の古書目録かぁ、とてながむ(これにつき後述)。
古書展会場から出入り口にまであがったら、ぐろりやさんが居て、ヌートリア(かぴぱらもどき)使いさんも来てるから一緒にメシを喰ほうとてランチョンへ。
行ったら開店5分前なンで、ぐろりやさんが田村の均一を、といひ、ついでにコミガレもみる。さうかうしてゐるうちに、開店したランチョンへ。グロリヤさんが多田二郎に師事したという話やら、多田が東洋大学で教えていたという話やら、前半は図書館史ばなしで盛り上がり、後半は定番の書誌ばなしでもりあがり、結局店を出たのは1時をすぎていたやうな。しかし、谷沢永一が支払いが悪かったたという話は…(σ^〜^)
森さんがめづらしく、国会へ行くといふので、オモシロがってついてった(^〜^) あゝむやみにだだっぴろくて動線が錯綜する図書館であることよ。また、電子化された資料が閲覧できない(現物は見られない、画像を拝む)という国立としては片輪なり。まぁいまの館長さんハ、バーチャル図書館にしか興味ないからしょうがないがね┐( ̄ヘ ̄)┌ しかし、「電子図書館派のうち邪悪なる一派は、電子化された資料を見せないようにする」とは、ロジェ・シャルチエ先生から(直接… というか同時通訳で(^-^;)アセアセ)から聞いたが、その邪悪なる電子図書館派そのまんまではない乎。
ちと話。森さんが数年ぶりにご執筆とて、その抜き刷りに来た突っ込みのうち、吉田勝栄氏のものがいちばんよいという話をうかがう。文学史・出版史研究に法曹実務概念を援用する話。しかし、一時期わちき、オタどんの正体はこの方ではあるまいか、と思っていたのであった…。吉田氏のキャリアがネットにあり、ちょっと違うと云うことがわかったが。
森さんがいろいろ調べものがあるとて(ってか話がながくなったせい?)、結局、夜となり、そのままそばやで書誌バナシ。ってか、どっちかっつーと、近代国文学研究史の話なり。けど、森さんの話ってば、かならず個物がモデルへつながっているので役に立つことおびただし。

はずれてたもの

  • 埼玉県古書籍同業組合五十年の概略 平成4年 非売品 20p. 3000円月ノ輪