書物蔵

古本オモシロガリズム

日本図書館論争史(4.3版)

無料貸本屋論争を追加。 しかし、この程度のものがこれ以外、この世にないというのも、学界はなにをやっておるのか。 議論名(*は仮称) 年代 図式(私の見方) 有名度 セキュリティー論争 1906 末松謙澄(ハイカラ紳士)vs.三宅雪嶺(日本主義?) ? 主記…

キタ━━━━ヽ(・∀・ )ノ━━━━!!!!図書館本!!!!

危険を冒して神田へ 雨ザアザア降りなのにマニヤが集うてをる(・∀・) 10:00になったのでトチゲキ〜 おっとこれは!!! 図書館関係資料一括 ¥800 すかさず抱えこみっ! むふー(*´∀`*) 久々に満足… 危険を冒して来た甲斐があったといふもの(^-^*) たくさ…

米レファ史

日本レファレンス史を考える材料に、定番中の定番といわれ(十年以上も)積んであったローススティーンの本を読んどる。 日本的常識と逆さな意外なことが書いてあることがわかりオモシロ。

めずらしく調べもの

まちにまったる調査日1日目 とわいえ、寝坊してしまい、金沢へはお昼すぎになってしまう。 駅から香林坊までバスで。 ちょっと用事をすませようと思ったら、古本モールを発見したので飛び込む。 鳴竜 / 渋川驍. -- 肇書房, 昭和19 2000円ほど。 著者が図書館…

恋愛図書館小説

そのうち、『図書館内乱』も読まねばのう、と思う。 というのも。 『図書館雑誌』11月号に、「『図書館戦争』刊行をどうみるか」という、不思議な文章が次号にのると予告されていたのだ。 投稿やチャターボックス(投書欄)で、「読みました。おもしろかっ…

不倫図書館小説

高円寺でなにもなし。てか、1冊、『音楽情報と図書館』(音楽図書館協議会 1995)を300円で。音楽図書館に関する本は少ないのでお勉強のため。 あんまりなにもないので、普段、ほぼまったく読まない小説を1冊。 あまたある古本ブログで、小説を話題にしな…

新聞記事の拾いもん

新聞ってったって専門紙・業界紙なんだけど(^-^;) おや、こんなところに図書館学批判が 『東京人』の編集長だった粕谷氏インタビューが『週刊読書人』(2006.12.1)に。 フツーだと途中で次の記事を読んじゃうんだけど、なんとなく最後のほうまで読んだら……

白ポストの起源を求めてとりあえず

このまえUPした白ポストの新聞画像 これはなにもいきなり朝日新聞記事の各種data baseから直接に見つけたわけじゃなく、きわめて古典的な「いもづる方式」にてみつけたもの。 Wikipediaの利点欠点

すわ、宿題(×o×)

深夜、ネット散策していると、リアルタイムで南陀楼綾繁さんより宿題が。 廃棄(除籍)の基準はよく判らない。この辺のガイドラインを紹介した記事が『図書館雑誌』などに載っていれば読みたいものだが、ご存知ありませんか?>書物蔵さま。 うーむ(゚〜゚ ) …

芝富読書指導者養成所はなぜ

対米戦直前にはじまった日本主義図書館学の試み(分析中)が、なぜ理念的に正しい?方向へいかなかったのかなーと考えていたら… ぜんぜん違う問題についてハタと思いつく。 まぼろしの擬似・図書館学校はなぜお寺に設置されたのか? そうか、そうだったのか……

ひさびさに掘り出し! 現代読書法

ぶらりぶらりといつもの?ところへ いつものところをいつものごとく、 ないなぁ(´・ω・`) と早々に帰ろうとしていたところ。 キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!

言説空間と実態のめくるめく格差(業界バナシ)

思わず虹色のトロちゃんに誘い出され、何年かぶりに図書館用品の見本市「図書館総合展」に行ってみて痛切に感じたのは。 業界誌に代表される「言説空間」と、業界の「現実」とのあまりに乖離していることといったら! もちろんこの「総合展」は、利潤を追求…

虹色のトロちゃん

このまえ、図書館総合展でイチバン一般ウケする講演を聴いてきた。その感想。 安彦良和(漫画家・アニメーション作家)の講演 「虹色のトロツキー」を描いたときの取材の話。 実在の人物については、肖像写真をみてキャラをつくるのだけど、史料批判に失敗し…

昭和41年の新聞記事から(白ポスト 3)

「ババババッと見て、ササササッと書く」 調べ物を実践してみた とりあえずこれ→ 和服がイイ!o(^-^)o 「おばさん」達が和服を着ていたのはいつごろまでのことだったか… なんともなつかしい それに「タスキがけ」というところもモエモエ いつのころからか…

白ポストの発祥は1965年?(白ポスト 2)

こころトキメイた白ポスト。 ちょっと調べてみた。 平凡社や小学館の百科事典にはないね。 じつは出版物をユーザサイドから見る観点に近いのが図書館学ってやつで。 特に歴史ネタの場合には最初に『図書館用語辞典』(角川書店)から引くことにしておーる(`…

Amazon.co.jpに古い本のデータを売ったの、だーれ?(アマゾン古書データ 3)

画→は記事内容に無関係だよ〜 日外アソも古い本のデータ持ってるみたいだね。 ただ不思議なのは、現物にいちどもあたるような機会がなかったはずなのに、なぜに、古い本のデータを網羅的に持っているのか、ということなのだ。 再度、別途に営利に何度でも使…

「マンガと図書館」研究

なにやら九州と京都でマンガの集いがあったらしいですの。 u-senさんが「マンガと図書館」の関係について書こうかすら、とおっしゃっているのでわちきもオモシロがってちょこっとメモ。ただ、わちきは「エロ本と図書館」については国内屈指と思いますが(ほ…

重要文化財の「白ポスト」とは

新幹線に遅れる〜と焦ってたのに、(’0’*)あっ!これだけは。 と思い必死になって撮影したのがこれ→ 絶滅したかと思っていたよ 重要文化財に指定すべき いまググったら、白ポスト画像収集家さんのサイトとウィキペディアの項目がヒット さすがサブカルにつよ…

もうクリスマスなの?(×o×)

午後の講演を聞くために、めずらしくコスプレして会場にいく。 んー ここに来たのは何年ぶりかすら… デートじゃないと来ないとこだわなぁ〜 午前中は、ビジネス支援の話を聞く。 オモシロいが、感想はまた今度(^-^*) 午後は安彦氏のトロちゃんバナシがオモシ…

ほうしょ月刊にめずらしく図書館本

旧聞に属することでスマンが、『彷書月刊』の最新号に(^-^;)次の本の紹介が。 岡田健蔵君還暦頌徳善本 / 岡田健蔵君還暦頌徳会/編 . -- 岡田健蔵君還暦頌徳会事務所 , 1943 うーむ。図書館本が話題になるってめずらしい。がんばって拾いたいもの。

ごしっぷ

2みたいな1を地で行く事例を掲示板で見、憤慨す。

【発見】図書館の「日本性」論争!

図書館トリビアの呼び声もたかいホンモノの日本図書館学界による日本主義的図書館学の提唱(2601年;昭和16年) じつはこれより直前、どうやらこれとは別に図書館ないし図書館学の「日本的」とは何か、日本主義的とはなにか、についての論争があったことは今…

一燈文庫の史料

たうたう、満洲開拓読書協会の先行事例たる史料を発見せり。とうぜん堀内さんもでてくる。 満読自体が超マイナーなうえに、その開設時に中田が一言だけ触れた「一燈文庫」のことがわかるとは。 とはいへ、ただの活版の本なんだけどね。 友人の金言 わちき「…

ネットで深夜に注文(^-^;)

しばらく前から迷いにまよってたある「紙モノ」を日本の古本屋経由で注文す。 在庫のこってるかしら… 1万5千円もする。 しばらくまえ、満洲での全国図書館大会(康徳4年;昭和12年)の参加栞を同様の値段で買ったのとおなじくらいの買い物(じつは、さすがに…

学会バナシ2つ

昨日のつづきで ホンモノの日本図書館学会(昭16)は 日本図書館学・会 ニセモノの日本図書館学会(昭28)は 日本・図書館学・会 たとえると、 Society of Japanese Library Science と Japan Society of Library Science の違いね(・∀・) うーむ(゚〜゚ ) こ…

ほんものの「日本図書館学会」!?

書誌鳥(しょしちょう*1)さまのご教授により… 日本主義の図書館学、捕捉せりっ!`・ω・´)ゝ 昭和16年2月から刊行され始めた『日本図書館学』 現在、分析中… 教えてくだされた書誌鳥さま、ありがとうございます(意見より書誌を!をモットーにしようかしら…

NDL-OPACとWebcatに出てこない古い雑誌を探すには

OPACにない資料などざらにありますのじゃ、と書いたが。 うん。 これがまた 気づいたのだ。 (かきかけ

所沢で拾った100円本は

所沢で,「このままでは1冊も拾えん!」とあせって,ほんの数ページ学級文庫の運営法について書いてある本を拾ってきたわけだが… 童話教育論 / 三輪和敏著. -- 河出書房, 1947. -- (教育文庫 ; 6) 100円 これ,いましらべたら相場は2,3千円するみたい(・o…

図書館政治ネタ…

岩波ブックサービスセンターで『ず・ぼん』を立ち読み。 なんだか国会図書舘の納本業務の長大インタビューが載ったりしてる。なんか独法化案以来、あそこのことをよく雑誌新聞で見るが。。。 二階級降格事件より前ってあそこは何をしてたのだろうという疑問…

おととし買いのがした図書館本を

このまえつれづれに日本の古本屋を引いてたら、さがしてた図書館本がヒット! 有山粔著作集 / 有山粔著 ; 石山洋 [ほか] 編 ; 1, 2, 3. -- 日本図書館協会, 1970 大ぞろい3冊で6300円