書物蔵

古本オモシロガリズム

三村竹清は兎屋本、ヤホンで読書を始めた

蒐書家の歴史をちょっとメモしてた。
そうそう『本之話』があったなとて、棚から出してみたら、案の定「蔵書家」という言葉はあっても、とりたてて古本だけに特化した蒐集家の話はなかった。「蔵書家の忌辰」(p.364-375)があったのは拾い物。明治元年から昭和2年まで没した50人以上の、没年月日、別名、享年、菩提寺がリストUPされている。
あとがきで、自分や兎屋から読書をはじめ、大道の本屋で本を買ったとある。