書物蔵

古本オモシロガリズム

中山, 忠直 (1895-1957) ‖ナカヤマ,タダナオ

とりあえず、『人物レファレンス事典』(日外)を引いて見る。これによれば、詩人で社会改革運動家とあるが、この表現は脱臭されとるねぇ。で、ぜんぜんオモシロくない。

レファレンス事典とは

ま、でもムリもないんだ「レファレンス」事典だから。ここでいう「レファレンス」の意味は、本来の英語の意味で(日本語で「レファレンス」というと、reference serviceだったりする)、reference=参照項目そのもののこと。
いいかえると、レファレンス事典ってのは、ほかのレファ本の横断検索ができる事典なのだわさ。レファ本の横断的インデックスとでもいえようか。記事本体は、元のレファ本を見ることになる。だからレファレンス事典自体には、参照項目を最低限アイデンティファイできる程度の情報しかないようになってるのだ。

情報源にあたる

さてさて、情報元の辞典類では唯一、『民間学事典:人名編』(三省堂1997)に立項されとるとあった。やっぱりそんなに有名な人じゃないのだなぁ(*゜-゜)
で。
そっちをみると、金沢生まれで、「勤王社会主義者」を自称したという(×o×) 参考文献として、『日本SF古典集成 2』横順編(早川1977)があるとあった。
?デモ系の人だったのね(^-^*)