書物蔵

古本オモシロガリズム

おっさん将校・阪本一郎、南支でオタオタす

ネットで買った

これ、ちょっとタバコくさいんだけれども(ネット買いの盲点である)
オモシロい、ってか同情いたしますよ(´・ω・`)
昭和19年も末、40才にもなって召集されちまった読書心理学者、阪本一郎タン
南シナ戦線の最前線へ
ぜったいに再召集はないと思ってたのに。
兵役忌避にもいまいち徹しきれず(´・ω・`)
おっさん将校としてバカにされながらも第一線で、指揮をすることに(×o×)
大陸打通作戦の一環で泥濘のなかを駆けずり回る、廻る
弾が飛び交うトチゲキ時、

なかなかあたらんもんですなぁ

と言った部下がもたれかかってきたからナンジャ?と押しかえそうとしたら戦死してた
とか
なかなかに。
これで一郎たんが戦死してたら、日本読書学会はなかった?
敗戦後、退却してくる時もまた。
上官が典型的バカ上司で(まー、どこにでもいるが) 苦労したらしい
だからだろうが、これは人名がみな仮名になっており、厳密にいえば小説ということになるのであろうが。