書物蔵

古本オモシロガリズム

昨日(日曜)の日記:秋葉原で事件に…

古本市へ行かねばならんような気がしてきて。また、前日、友人Aが告白した某図書館本の件につき話を聞こうと高円寺の西部古書会館へ。

西部古書会館

じっくり見ていると友人が来たo(^-^)o
またもや友人が見つけた本を提供さる。
洋書目録の作り方 / 天野敬太郎. -- 綜文館, 昭和24. -- (日本図書館研究会ブックレット ; 第10冊)
400円だし、たしか1冊持っていたが、重要なのは献呈の辞が見返しにあること!
著者から武田虎之助へのものである!`・ω・´)o
とフィーバーしたが、友人曰く、

武田虎之助で興奮する人って日本に何人もいませんよ(*´д`)ノ

たしかに… 5人くらいかすら(・o・;)
ほかにもホウショゲッカンのバックナンバーとかも
それから
読書興味の研究 / 阪本敬彦. -- 野間教育研究所, 1980.3. -- (野間教育研究所紀要 ; 第31集)
これは500円だったかな。これは一応、自分でめっけた(^-^;) 相場は5000円前後。いやぁ(・∀・`;)やっぱり古書展は「安くて良い古本」の穴場だねぇ(*´д`)ノ
読書研究の文献展望があるのがありがたし。読書研究って、ミョーに自然科学しちゃって文献の押さえが弱かったり、単に情緒論だったりするから、こーいったもんはありがたい。
と、神ならぬ身のわちきはノンキに喜んでおったのだったが…

混乱の秋葉原

友人Cと会うのにどこにすべぇか、と相談しつつ、高円寺から乗り換えなしでいけるアキバへ行こうと中央・総武線へのりこむ(ってこれがマズかったのだが、そんなん未来のことなんかわからんわいね)
高円寺駅でスパゲッティを食ってから行ったから、実は秋葉原に着いたのは13:00前ぐらいだったと思う。
ラジオ会館を一周してとらのあなへ向かおうとしていたら、なんだかヘン。道が封鎖されているし、やたらに緊急車両が(×o×)

あゝ、これは地下鉄サリン事件とまったく同じ雰囲気だから、宗教団体のテロかすら

と思いつつ裏道を歩く。
杉森久英が爆撃時の体験で書いていたが、実際の現場にいると、自分が死ぬ危険にあるのって意外と感じられないもんよ(実際には事件は収まっていたのだが)。
けどケーサツはなんもアナウンスせんのでボケボケと歩いてしまった。失敗。友人を危険にさらしてしまったことですよ。
ゆうちょ銀行のCDをみつけ、古本屋に送金したりして、池袋へ。
ジュンク堂で立ち読み。
友人Cは相変わらず遅刻かと思ったら、ちがう階で本を買いまくっていたやう。
あいかわらず勉強熱心なやつめ。わちきはただの友人だからいいやうなものの、特殊関係にあれば怒らしてしまうところであるぞよ。
とかなんとかあきれつつ(・∀・`;) 喫茶店を探す。
なんとか見つかったので籠り、よしなしごとを。
ひげを生やした人物は好かんというようなこととか。ここでケータイから通り魔事件の概略を知る。
池袋とらのあなへ寄ったら、友人は5年ぶりだとか。
メシを喰い、帰る。
ネットで昼間遭遇した事件の詳細を知り、あらためて衝撃を受く。
なんか複雑な気分でネットをみていたら、つれづれに引いた「日本の古本屋」にトンデモめづらか図書館本が、とんでも高値で出ていたが…
買ってしまふ(-_-;