今年はあんま、図書館本をゲットできんかったやうな気がする…(*゜-゜) とて、1年をふりかえってみた。
1月 伝説の書誌学者に逢ふ(書誌鳥さんたちも一緒o(^-^)o)
2月 天国の黒猫堂さんに本を届ける
『ず・ぼん(13)』刊行記念トークセッションを見物(あまりの一方的な展開にあきれる)
3月 <大東亜図書館情報学短歌集>『海表(かいひょう)』をゲット
深酒をしてうなされる。
『文献継承』(10)に「図書館史の空白―大東亜図書館学の復活?」なる駄文を書く
4月 戦時宣伝ポスターに萌える(刮目せよ!大日本航空の超大型飛行艇!)
『農村青年読書の栞』をゲット!
試練あり。なんとか乗り越える。
一箱古本市でhisakoさんと会い、オタどんの噂話
5月 米国図書館絵葉書についての論文を教えらる
某所で特別のバイト土砂降りのなかタクシーで移動
6月 『図書館情報学研究文献要覧.1991-1998』の排列の間違いについて怒る
秋葉原通り魔事件にまきこまれかける(-_-;
日本図書館絵葉書を蒐めはじめる
『図書及図書館』端本をゲット
『京都府立資料館報』をゲット
7月 雑誌研究会の同人誌を拾う
8月 下鴨でu-senさんに逢う(^-^*)
帝国図書館絵葉書をゲットす!`・ω・´)o
コミケにて南陀楼綾繁先生にサインをねだる
楠田五郎太が昭和20年頃没していたことを古本で発見す
古本合戦:なれど病み上がりでいまいちはじけられず、また友人Cにすっぽかされる…(´・ω・`)
9月 u-senさんに『圕研究』(総索引第3号)(1944.12)をもらふo(^-^)o
『図書館総覧(昭和13年版)』を買う
京城大学附属図書館絵葉書を買う
康徳4年の旅行記の存在に気づくも、高すぎて買えず
『虹色の図書館省』【図書館小説】を思いつく
10月 港や書店の古書目録で青柳秀雄コレクションが売りたてられたことに気づく
「電脳せどり回避法」が妙に人気
康徳4年の旅行記を求め、甲府古書祭りへドライブ
11月 図書館絵葉書を求め、笠間稲荷門前古本市へドライブ
『文献継承』の原稿をあわてて送る(^-^;)
石山洋御大の声が聞こえたような気がした
TRCの第二図書館省化におどろく(図書館振興財団)
12月 『文献継承』(13)(2008.12)をうけとる 拙文「戦時読書運動の決定的瞬間」が載っとるでよ これはいままでの戦時読書運動史の論文に必ず出てくるのに全然、具体的なことが知られていなかった堀内庸村さんの略伝なのだヽ(o`・∀・´)ノ.+゜
オタどんにおしへられた「台湾愛書会」にハマる
堀内庸村『ヒルルスバンニコイ』(1961)を拾うo(^-^)o
図書館絵葉書蒐集宣言を出す
コミケへ行く:『山からお宝』を買い、南陀楼綾繁さんにサインをねだる。myrumecoleonさんに名刺をもらい、「みゅるめこれおん」との読みを知る。
古書の蒐集
かうして振りかへってみると、それなりに珍らかなる本を買ってはいるやうだ。たとえば7月入手の雑誌愛好会の同人誌なのだが、これは、かの(っても、誰も知らんか)、『全国主要都市古本店分布図集成昭和十四年度版』をだした団体なのだ!`・ω・´)o これってば、全国古本屋地図の戦前版にあたるものなのだが、それを出した団体についてのチョー貴重資料なりっ。ってか、よく考えたら『山からお宝』で紹介すればよかったと反省しきり。<大東亜・図書館情報学・短歌集>を買ったのも今年だったのだなぁ。これは「大日本帝国にBUNSOKU!」というエントリで書いたけど、びっくりしゃっくりの超めずらか本である。日本ドキュメンテーションの歴史に必ず一行ださねばらなんですの。JSTに表彰されたいくらいですぢゃ。
絵葉書の蒐集
「図書館絵葉書」という複合語を案出したのもこの年であった。てか、ブツの存在は数年前から気づいていたんだけれど、にはかに蒐めはじめたのは米国図書館史の論文(もちろん、英文)を読んでからなのであった。友人Aが、「書物蔵さん、こんな論文がありますよ」とまたもやおしへてくれたのであーる!`・ω・´)oシャキーン
書誌おしへる友はよき友なりっ!
これにて書物蔵は南陀楼先生ばりに、紙モノ(古書業界・骨董業界でいう1枚もの資料)の蒐集へ進出する手がかりを得たといへやう。
でもびっくりしたのは、この図書館絵葉書の件でも、わちきの畏るべきピラ密度の友、オタどんが参考文献をさらりと紹介してくれたところ。
書誌教へる友はよき友(学友)なり。いざや趣味の道をきはめむ、と思ったことでござるよ。
オタどん! いつもありがたうです!`・ω・´)o
といふわけで
よいお年を