書物蔵

古本オモシロガリズム

出版部数

歌田明弘「セルフパブリッシングは増えるのか?」

歌田明弘「セルフパブリッシングは増えるのか?」が先物買い的記事で示唆的。 歌田 明弘. Digital Publishing(NO.160)セルフパブリッシングは増えるのか?. 出版ニュース.. (2414):2016.6.上旬. 30-31 ISSN 0386-2003 Z21-164 米出版者協会のデータでは米国出…

大正末の雑誌は編集後記に部数があるとか

編集後記「忙中閑語」にもオモシロき記述が。 操生「忙中閑語」『文藝 : 純粹文藝雜誌』4(3)p104(1926-03) 三号雑誌(4字傍点)といふ言葉があるが、今日ではもう古い、此頃では三年雑誌(4字傍点)だ。創刊後三年位の歴史を作らなくては、経営の側から、…

明治初期、単行本の出版部数

「同盟出版方法書並第一回出版書目」(博聞社、明治16年11月、16p.)というパンフレット(の金沢文圃閣による復刻)を読んだ。 そのまえがきにオモシロな記述が(゚∀゚ )アヒャ 要旨は予約出版(=同盟出版)の募集なんだけど、こんな感じ。 文明開化は出版点数で…