公共図書館
井上真琴氏が次の本を図書新聞で書評していた。 ジョン・ポールフリー 著 ; 雪野あき 訳. ネット時代の図書館戦略. 原書房, 2016.1. 285p ; ISBN 978-4-562-05284-4 : ネット時代の図書館戦略作者: ジョンポールフリー,John Palfrey,雪野あき出版社/メーカー…
オタどんが削除処分本『邪淫戒』について調べとったので、著者をさがすべく、昭和前期にでてゐた『仏教年鑑』巻末の人名鑑を見ていたのぢゃが、探しとる人物は出てこなかったに、オモシロな図書館人を発見すてすまったo(゚ー゚*o)(ノ*゚ー゚)ノ いまググると、なんと…
川上賢一「厳しさ増す取次の存立基盤/長野の郷土出版社も閉業へ(地方・小通信)」『新文化』(3118)p.5(2016.3.10) まぁこのまへ破綻した太洋社のことなんだケド、図書館史的に面白なことが書いてある。 図書館への流通は70年代後半から意識的に整備さ…
めづらしく図書館学の論文を読んだ。 山本 順一. 日米比較にうかがえる社会的制度としての公共図書館の現在と近未来の盛衰. 情報の科学と技術 = The journal of Information Science and Technology Association.. 66(2):2016. 78-83 ISSN 0913-3801 本論は…
わちきのブログ、ちとリアル図書館系の人も覗いているみたいなので、ネットでここ2,3日話題のネタをメモがわりに。 一例としてつぎのエントリをあげるけど。 http://b.hatena.ne.jp/entry/hiwa1118.exblog.jp/15827483/ 要するに、いまの武雄市(佐賀県)…
はてブ界隈で知ったのだが。 http://b.hatena.ne.jp/entry/www.chibanippo.co.jp/news/chiba/local_kiji.php?i=nesp1316227995 『千葉日報』がチト不思議な不祥事を報じている(。・_・。)ノ ある図書館が貸出冊数を水増し報告していたのだという。 http://ww…
純粋まっすぐ直営派の人々が、鬼の首とったかのように喜んでいるという噂の大臣発言って、これだったのね(´▽`*) 私などはいつもよく言うのですけれども、例えば、公共図書館とか、まして学校図書館なんかは、指定管理になじまないと私は思うのです。やはり…
千代田図書館とは何か─新しい公共空間の形成作者: 柳与志夫出版社/メーカー: ポット出版発売日: 2010/03/02メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 70回この商品を含むブログ (18件) を見るありゃりゃ。 こりゃー耳が痛い(・∀・`;) 同僚や部下や上司に、ほん…
事件の証拠を集めるべく、某県からOPAC上では相互貸借可能な本を取り寄せんとしたのだけれど、結局、数時間かけて自治体内の3図書館を觔斗雲で駆けずり回った挙句に、あきらめた。 最初に中央図書館機能をもっとるところに電話したら、「どの館でも取り寄せ…
寝るといいつつついでにもう一個 全体 個別には掬すべき指摘もあるし(オートメ化は目的でなく手段だとか)、個々にとりたてて反論するようなことはあんまない。けど、全体について、決定的に納税者(≒非利用者)というプレイヤーが著者のワールドにないなぁ…
『知識の…』の感想つづきでもある。 わちきの見立てではこの本のウラ主題(というか材料)であるところの、現状批判にいくつかオモシロきものがあり、これもその一つ。んで、前エントリで貸出派は怒るだろう、と書いたが、いや実に、レファ礼賛派にもきつい…
かなり前に読了してた柳与志夫『知識の経営と図書館』(勁草書房 2009)の感想をここへ。 うーん、なんちゅうか、論文的文体・形式のエセーかすら。ん、でも1987年の図書館の経営形態論もおなじ形式だったよーな(^-^;) この本は2面性があって、過去の図書館…
読了した学会論文集の感想。 『変革の時代の公共図書館:そのあり方と展望』日本図書館情報学会研究委員会編 勉誠出版 2008,10 あんま 公共図書館に関わる主要な論点を客観的に検討し(序文) という感じではないねぇ。それぞれ、わりと主観をだしている感じ…