書物蔵

古本オモシロガリズム

ある公共図書館で、調べものをしようとしたが故に、非道いめに遭ふ

事件の証拠を集めるべく、某県からOPAC上では相互貸借可能な本を取り寄せんとしたのだけれど、結局、数時間かけて自治体内の3図書館を觔斗雲で駆けずり回った挙句に、あきらめた。
最初に中央図書館機能をもっとるところに電話したら、「どの館でも取り寄せ可能」との制度的にただしいお答え。
そりゃそうでしょう、と直近の小図書館にいったら、なんだかカウンター内が混乱してしまって数名で評議したあげくに、「県内からしか取り寄せできません」とのこと。
しょーがないなぁーと、次に近い中図書館に行ったら、相談窓口に人はおらず、貸出窓口へ来いとのこと。行ったらやっぱり貸出返却のお客で相談するような雰囲気じゃない。薬袋先生にしかってもらうゾ!
ならば、と最初に電話した中央館へ觔斗雲を廻すも、今度は、担当がいま席にいないとのこと。
まったくしょーがねーなぁと、連絡先を教えかへったら…
しばらくしたら電話がかかってきてこうおっしゃる。

またきて、申し込み用紙を書いてください

ほへー(・o・;)
フツーのひとだったら怒っちゃウンじゃないかしら。わちきはムッとしたが、「これも戦後図書館運動の失敗だなぁ」と思うのであった(-∀-;)
クレームとしてお聞きいただきたいのだが、といろいろ申し上げたが、どうも、相手側の早口で切り口上なのが気に触るのであった。最初の、明々白々に受託職員で、すまなさそうに(まちがったことを)教えてくれたほうが、なぜだか腹がたたない、というのもフシギな事実だよなぁ。
やっぱり公共図書館は調べものには使えないということがわかったのであった(*゜-゜)
まぁそれでも他にテがなけりゃあまたネジこまざるをえないが。
結局、調べものでなく、小説本を借りるだけならば、ちと知識はあやしいが愛想のいい受託職員だけでいいということになるのー。
ホント、大学に所属してないヒトは調べものは出来ないと知るべき。