書物蔵

古本オモシロガリズム

ある公共図書館(つづき)

さきつる相互貸借依頼は、結局、かへり途に中図書館があったんで、そこの(比較的)空いていた返却窓口にむりむりネジ込んだ。
ってか、受託職員だったので、たいへん腰をひくくしてもらい、とりあえず受理された。
これでクスダッチ研究が一歩前進するか?

クレーム対応

英語でclaimとは、当然のものとして要求するというほどの意味らしいが、それに対応するに、早口で、切り口上で、正しい答えは最初から決まっているかのように対応するのは、非常にリスキーなことであると、心底思ったことである。
ついでに、ちと嫌味を述ぶれば…
昨日、中央館の正職員にclaimしたとき、「(最初の)間違った答えを(同情的に丁寧にしてくれた)小図書館はドコか?」と訊かれたんで、わちきは、それはスルーして話をすすめますた(・∀・)
そーんな、時給千円にも満たない現場を、時給換算で数千円の正職員公務員が後ろからどやしつけたってしょーがないでしょう。てか、倫理的にヒジョーに疑問をわちきは訊かれた瞬間に感じてしまったのである。

個人と組織機構・風土

連絡会議かなんかで、「どこだかわかりませんが、ILLにおいては、別に県内からしか取り寄せられないということはありませんので、ご注意ください」ぐらいの連絡をすればいーんじゃないでしょーか?
いや、じつは、この自治体の図書館は「(全面直営時代から)各館の独立性が異常につよく、共同書庫にある図書ですら、各館で別のものとして管理していた(のであきれた)」とかいう悪いウワサを以前、聴いていたものだから、「え(×o×)全面的委託のこの期に及んで、全館を代表して釈明でけんのですか(・o・;)」とあきれた次第。
いや、じつに、それも十分ありえて、たとえ構成メンバーが全員替わっても、構造は残ってしまうというのは組織心理学の教科書に書いてあること。
一般経営学や一般心理学の教科書レベルのことをきちんと反映した図書館経営論の教科書が待たれるのですぢゃ。