書物蔵

古本オモシロガリズム

図書館の自由

ポエム 秘密は司書を自由にす by 書物蔵

秘密は司書を自由にす by 書物蔵 「自由が大切だ」「図書館の自由だ」なんて 大声でがなりたてていた人たちはどこへ行っちゃったんだらう じいさんたちからは、まるでわがままなガキと思はれていたやうな人々 ビラや機関誌に残る、どこかで見たようなゲバ文…

堤清二の電撃ショック:辻井喬は知の自由主義をわかっていたΣ(゜∀゜;)

こんな記事を読んだら、図書館の自由に直結する図書分類排架の話とおんなじことが書かれていて「電撃ショック」 菊池壮一「書店:Twitter の暴走・日本人の心は何処へ」『出版ニュース』2014年4月上旬号 リブロが霊言本で大批判をくらった件 本屋のリブロが…

米国最高裁の、public library = designated public forumの学理につきて

最近、「指定された公共的広場の学理」が否定されたのではないかといふ説を(日本語で)散見するが、その件につきて、原文にあたる重要性を友人より架電さる。 いやサ、じつはかういった英米の法的議論ってば、日本人にゃよーわからん、ってか、まへも、友人…

図書館政治ネタ:武雄市立TSUTAYA図書館

わちきのブログ、ちとリアル図書館系の人も覗いているみたいなので、ネットでここ2,3日話題のネタをメモがわりに。 一例としてつぎのエントリをあげるけど。 http://b.hatena.ne.jp/entry/hiwa1118.exblog.jp/15827483/ 要するに、いまの武雄市(佐賀県)…

思想の自由に直接かかわる一般分類規程がある:地味な学問のド派手なる論争本をネタに

ド派手な文書の応酬 しばらくまへ、つぎの記事を森さんに示された。 平勢隆郎「正しからざる引用と批判の「形」―小沢賢二『中国天文学史研究』等を読む―」『汲古』(57) p.?-? (2010.?) 参考)http://d.hatena.ne.jp/consigliere/20100622/1277187933 これ…

「図書館の自由」批判

ついでに「図書館の自由」批判しちゃう。 まずこのフレーズがだめ。自由を持ってるのは顧客・納税者などであって,図書館(図書館員)に自由があるわけじゃないよね。おそらく米語の library bill of rights を和訳するときのネジレなんだろうけど,米語のフ…