書物蔵

古本オモシロガリズム

花園歌子

さすが古書通の山口昌男

このまえ買った常盤雄五郎『本食い虫五拾年』(仙台昔話会 1956→1991)に山口昌男が言及していてびっくり。 山口昌男「長編論稿=一五〇枚一挙掲載 大正日本の「嘆きの天使」――吉野作造と花園歌子」『へるめす』(43)138(1993-05) 吉野作造が仙台の旧制高校時…

烏森あたりでシュッツを

高速鉄道の中で読むのは、坂本篤『『国貞』裁判・始末』。ちやうど、斎藤昌三が烏森の芸者を誰かととりあったとか、やはり烏森の芸者で古書マニア(社会主義文献コレクターだった)花園歌子*1といい仲だったとかなんとか読んでたところだったので、新橋ステ…