きのふ送られてきたトンデモめずらか戦時図書館本をつらつらと眺めると…
ん？(･ω･。) なんだろ…
またまたｷﾀ━━━━(ﾟ∀ﾟ)━━━━ｯ!! クスダ・ゴロータ！！！
『圕研究』（総索引第3号）（1944.12）
この総索引ってば、とってもusefulでオモシロなんだヽ(o｀・∀・´)ノ.+゜
巻末に「寄稿者名簿・略歴」「昭和18年現在ノ会員名簿」があって、略歴のほうが図書館員人名事典として使える。
でも、楠田･ゴロータがｷﾀ━━━━(ﾟ∀ﾟ)━━━━ｯ!!のはそっちじゃなくて名簿のほう。
名簿は昭和18年8月15日現在の青年図書館員連盟の名簿なわけなのだけれど…
ん？(･ω･。) 欄外になにか書き込みがある…
楠田…
楠田五郎太って！！！（×o×）
楠田五郎太：新京〓治胡同政府官舎南湖寮177号
この総索引の巻。
元の持ち主はといへば…
戸沢信義！
って、いまの図書館関係者はほどんどだれも知らんか…(´･ω･｀)
むりもないことぢゃて… いちど書いたが（http://d.hatena.ne.jp/shomotsubugyo/20070301/p1）
とりあえず宝塚文芸図書館長にして宝塚昆虫館館長だと憶えておられよ
ん？(･ω･。)
宝塚？ 昆虫？
さふいえば、宝塚出身で昆虫が大好きだった少年がいたやうな…
たしか手塚ナントカといったっけ…
そう！ その手塚ナントカが通った昆虫館の館長さんでもあったのだ。そして手塚ナントカ君にいろいろ教へてくれたといふ…
http://www2.ocn.ne.jp/~norimi/shinmushi-kontyuukan.html
閑話休題。
この総索引が出たのが昭和19年12月。
おそらく戸沢は昭和20年初頭に楠田五郎太の自宅住所をわざわざ書き込んだ。
とすれば…
ほぼ絶対、昭和二十何年かに楠田が死んだことも知っていたはずなのだ！ なにもかも途絶していく昭和20年に住所をわざわざカキコするぐらいの仲ですよ。
しかし、あゝ やんぬるかな！
戸沢さんってば、1995年に鬼籍に…（；-_-）
yonei先生の楠田五郎太研究は1998年。
しまった！ おそかった！ヽ(´Д｀;≡;´Д｀)丿（金田一耕助風に）
だれか聞いとらんかのー、戸沢さんに。
ん、でも…
よく考えたら、わちき今月半ばにあるところに史料を見に行くですよ。
もすかすて、そこで楠田のことととかわからんかしら…
また大東亜図書館学の隠された断片が明らかに…
刮目して待て！
