書物蔵

古本オモシロガリズム

学術

セクハラと論文指導、転移と自由連想法

※画像はBIBLISのお皿バージョン 最近、日本図書館情報学界界隈の学術性が低下しをるやうにわちきは感ずる。図情大系の人は感じぬといふてをったが、わちきは感じるので、こりゃしょーがない(。・_・。)ノ まあそのしょーがなさはともかく、学術といふのはす…

Mさん相手にアカデミズムを連呼c(≧∇≦*)ゝ

出版研究のここ10年の論文を見て、アカデミズムをおほいに憂うと、 そのジャンルに限らず、みんな、さうなってますよ(。・_・。)ノ と。 まあさうかもしらんが、それでもねぇ(・∀・`;) むしろ1990年代のものに、見ておくべきだった論文が散見され、おほいに…

形式という安全装置

トショジョのホー学っていひながら(σ・∀・)σ 注ないぜベイベー(σ^〜^)σ ヘイ、それで学だっていへんのカイ?( ☞◔ ౪◔)☞ と、これはわちきが友人の意見をそれ風にしてディスったもの。 かやうに考へると、学術といふのは、なにがしか形式に支えられとる部分…

谷沢永一「紙つぶて」の書評がオモシロ→「司書の研究に対する甘さ」

すぐれた本にはすぐれた書評が! (匿名?)「すぐれた鑑識眼と綿密な考証癖:谷沢永一「紙つぶて」」『季刊芸術』12(4) p.190-191(1978.秋) これは谷沢永一 著『完本・紙つぶて : 谷沢永一書評コラム 1969-78』(文芸春秋, 1978.8)の書評で、もちろん基…

学の燈

『学鐙』106(1)の「特集アカデミズムの現状」を読んだ。全体として悲痛な感じ。ほぼ全部、財政問題。船曳建夫が、国立大学の財産(不動産中心なら東大で7兆円)をもとに、財政的に国家から独立するがよいというのがオモシロ。土屋俊が電子ジャーナルの出現で…

メモだらけ

岩波『図書』(700)(2007.7)から 大量に値付けをする場合、内容は目次だけで判断することが多い。目次が面白い本というのは古本屋として売りたい気分になるし、実際よく売れるものだ。(向井透史) 図書館においても大量の本を分類する際には目次レベルま…