書物蔵

古本オモシロガリズム

2012-08-22から1日間の記事一覧

谷沢永一「紙つぶて」の書評がオモシロ→「司書の研究に対する甘さ」

すぐれた本にはすぐれた書評が! (匿名?)「すぐれた鑑識眼と綿密な考証癖:谷沢永一「紙つぶて」」『季刊芸術』12(4) p.190-191(1978.秋) これは谷沢永一 著『完本・紙つぶて : 谷沢永一書評コラム 1969-78』(文芸春秋, 1978.8)の書評で、もちろん基…

古本屋についての噂の真相?

こんな本を立ち読みした。 神田久作「東都古書肆評判記」『訪書』(1) p.18-21(昭11.3) ※三土社、赤春堂、玄誠堂、北沢書店 この店は明治期の文芸書や小冊子、雑誌類など片々たるもの、例えば古書展あたりで隅ツこの方に積んである一冊五銭か十銭均一の屑本…

めづらしく大飯店で友人にあふ

ほとんど行かない大飯店で蕎麦を喰ほうとて行ってみたら友人がゐた。 ので、レファレンス・サービスの構造論について縷々述べる。

こりゃ、めづらしい仮性図書館本プリントぢゃ

何年かまへに神保町の古書会館で買ったのだが。。。 福田講師述『特殊建築:日本大学工科建築学科』(建築科プリント会,非売品) これよく見たら、「プリント」だったんだ(・∀・`;) プリントについては一度書いたし、永嶺先生の東大読書の本に触れられてい…

いいなぁ行きたい( ・ ρ ・ ;)

ユーセンくんのブログを読んでいたら、 ちゃんとした本屋さんだったら捨ててしまうような古いビジネス書や微妙な新書 http://d.hatena.ne.jp/u-sen/20120819#p1 いいなぁ、行きたいなぁ。さっきの三土社は戦前期の古本屋だったけど、自由書房は現在ただいま…