書物蔵

古本オモシロガリズム

司書の研究

「図書館員が本を出したり、論文を発表するなんどは」→「考えるだにとんでもないこと」

かねてより、朝倉氏の追悼録がでないのがフシギであった。 @jyunku わちきはその号、ろくに読まんと古本に払ってしまったc(≧∇≦*)ゝアチャー しかし、朝倉治彦はいろいろ大活躍したのに、追悼文らしきものがこれだけとは、いったいどーゆーことだったのかしらん(…

曝書の歴史の研究史

曝書の歴史を最近2度読んだ。 さっきとこのまへ。 このまへはどっかの学術誌だった。 で。 両方とも結局は次に転載された「曝書史考」の流れなんだけど。 沓掛伊左吉著作集 : 書物文化史考 / 沓掛伊佐吉著 ; 池田孝 [ほか] 編. -- 立川 : 八潮書店 , 1982.6.…

朝倉治彦のこと(メモ)

つぎの文が追悼文であると知った。 大場利康「『青本外題張込集』―朝倉治彦さんと『参考書誌研究』」『日本古書通信』 次のようなものもある。 朝倉治彦先生 さようなら 朝倉治彦先生と私 http://d.hatena.ne.jp/fuaki/20130919/ このほかに追悼文がでなさそ…

お客と店員、あるいは主題司書の可能性

ネットで時事的報知なる雑誌記事が話題になってたので読んでみた(。・_・。)ノ CA1790 - 若手研究者問題と大学図書館界―問題提起のために― / 菊池信彦 | カレントアウェアネス・ポータル http://b.hatena.ne.jp/entry/current.ndl.go.jp/ca1790 内容は、人文…

谷沢永一「紙つぶて」の書評がオモシロ→「司書の研究に対する甘さ」

すぐれた本にはすぐれた書評が! (匿名?)「すぐれた鑑識眼と綿密な考証癖:谷沢永一「紙つぶて」」『季刊芸術』12(4) p.190-191(1978.秋) これは谷沢永一 著『完本・紙つぶて : 谷沢永一書評コラム 1969-78』(文芸春秋, 1978.8)の書評で、もちろん基…