書物蔵

古本オモシロガリズム

古本屋経営の実数は…

経営とは計数(の相場)なり。
ということで、こんなものを読んだ。
・「蔵書処分の頃合」『日本古書通信』(939)(2007.10)p.41

20000冊 → 1日3人 2トン車 → 8万〜10万円かかる
 2トン車分の本 → 50〜100万円(モノによっては10万未満)
8000冊 → 軽トラ運送屋 1箱30〜40冊×20〜25個 → 比較的安くすむ 

上記は引用でなくメモね。
もちろん蔵書の内容で大きく価格は変わってきて。

専門書(国文学)軽トラ1台分 → 落札価 約50万円
 「この程度で上等」「雑然とした蔵書ならとてもここまで行かない」 専門雑誌「これが最近安い」
軽トラ1台でも何百万円になる場合も

メモね。

ともかくも、不要な本は必要以上に増やさず、早めにある程度のところで随時処分していき、テーマの統一されたスリムな蔵書の形成を日頃から心がけておくことがこれからますます大切だと思う。

と、執筆者の(H)氏は結論づけている(これは引用)。
おつぎはこんなの。
川島幸希「古本業界最大のタブー(古本講座21)」『日本古書通信』(939)(2007.10)p.14-15
ニヤニヤ(・∀・)笑ってしまった。。。(^-^;)
「古書目録の注文について(略)生々しい話を」していて、いろいろ論じられているけど、要するにまとめると、上品にしかし熱心に、注文するのがいいみたい。

B―「当ててもらえる」客になるためには、やはり沢山買った実績が必要なんでしょうね。
A―いやそうとは限りません。(略)一番大切なのはやはり人間関係です。

なるへそ(゚∀゚ )