書物蔵

古本オモシロガリズム

年の瀬に早稲田古本街で買いも買ったり

起きだしてみたらけふは…

けふは古本の日であった(゚∀゚ )アヒャ
といふのも、友人に古書現世まで古本を運ぶやうに頼まれているのだ!`・ω・´)o
で、わちきは運転手で運転助手は書誌鳥… ぢゃなかた(*ω*;)´´
森さん(o^ー')b
それとは別に何十年分もの『図書館雑誌』をば友人宅に送ることになってをり、それは昨日、ほへほへいひながら積載済みであーる!`・ω・´)o
といふことで森さんより架電の後、ランデブーせんとてニコライ堂へ侵出す
途中、都内は上京ドライバーの出没により、いと運転しづらきを痛感。出現した森さんに、交通の安全とは相対的なものであることを説く。
途中の目的地へ向かふ途中、助手席の森さんは書誌的に重要な話ばかりをし、メモをとれないわちきは残念(゚∀゚ )?

本だらけ

とりあへず友人宅に着いたはいいが、わちきより数倍の蔵書家であってみれば、いかに払出しせんとて、おもしろき本がたくさんo(^-^)o
友人に勝てるのは図書館学の一部領域だけだなぁ… 書誌学といひ、書物趣味といひ、史学といふも、国文というも、ましてや雑書、雑録デハ、ぜんぜん太刀打ちできぬよ…(´・ω・`)
で。
現世へ出発するまでの時間調整とはいひ条、書誌談義に火がついたら停まらない(・∀・) 延々と本の話がつづく… 友人が本Aをだしてわちきが見ているうちにいつのまにか本Bの話題になりBを手にとると森さんがCの話をはじめ、「川瀬ってヤなヤツだねぇー、長沢のことこんなふうにかいてる」といふと、たまたまわちきが手にとった福井先生の本に長沢センセの奇行のことがかいてあったりとか。

アワテテ古書現世

と、さすがにかうしちゃをれぬ、とて、『図書館雑誌』を下ろし、売払い本をつみこんで夕方、早稲田なる古書現世へ出発す。
途中、なれぬ途ゆえ迷子になったのはヒミツね(o^ー')b
都電とおなじレーンを走るなどといふめづらしき体験をしながら(ってかコワい)、混乱せる池袋の駅前を突破し、古書現世へ到着したのはもう日も暮れはじめた午後五字のことであった。
わちきが觔斗雲の世話をしていると友人が来て言ふやう、「一時間ぐらいで査定してくれる量だそうです」とぞ。
さてこそ、古書店を廻ってこれる時間ではありますまいか(゚∀゚ )アヒャ
とて、いそいそと早稲田の古本屋まはりへ繰り出す(^-^;)
ん?(・ω・。) おみゃーはさうなるだらうとわかってゐただらうってか(^-^;)

今年最後の古書巡礼

と、そのまへにおトイレいかねば。みなの衆に助言ぢゃが、早稲田古本屋街をまはるにあたっての困難は、公衆便所が近隣にみあたらぬこと。さすれば、古書現世(といふかラーメンの一風堂)向ひセブンイレブンのトイレをば、借りるべし。
わいわいと、廻るも、やっぱす開いている店は少ないなぁ… 三楽さんの2Fが開いてると現世さんのtwitterで読んだ憶えがあったので行ってみたが、さすがに時間が遅かったかやってをらず。そのままとってかへすも、もうほとんどやっておらず、開いている数軒をまはる。
で、結局つぎの本を買ったのであった。

  • 著作権と編集者・出版者 / 豊田きいち. -- 日本エディタースクール出版部, 2004.12 ※1000円で。現在の奥付について一番詳述しているものではあるまいか、と立ち読みで。 
  • 報道写真と対外宣伝 / 柴岡信一郎. -- 日本経済評論社, 2007.1 ※1600円で。新刊の時の立ち読みで、わちきが戦前の書誌活動の点から興味を持っているKBS(国際文化振興会)のことが載っているので。

まったく年の瀬も押し詰まって古本とは、われながらどうしやうもないのぅ、とあきれつつ(^-^;)、いこいさんの「今日はよくはたらいたー」というつぶやきを聞きつつ店を出ると、そろそろ一時間、とて現世へむかう。
店へ這入ると、けっこう他のお客さんも熱心に見てる(・o・;)
でも我々も熱心だよ古本に関してはo(^-^)o
わちきが出入り口ちかくの書誌学コーナーでうろうろしとると、書誌鳥さんの「チョウヤシンブンの研究がありますよ」との声

あ、書き込みありとはいへ、4000円とは安いなり。

と、ついでにこれも購入。
わいわい。すっかり散財してしまった(^-^;)
友人らも本を買っていたが、わちきが最後に清算したので結局、

古書現世で2010年最後の客となったのは書物蔵

といふことになってしまったやうで、光栄である(^-^;)
でも、ちやうど読みたかった『朝野新聞の研究』が手に入ってよかったよ(。・_・。)ノ 何万冊もあった京王デパートの古書展になかったのに、古書現世にあるおとはフシギなものであるのぅ(*´д`)ノ(と、この頃、オタどんは京王デパートにいたやうである)
それに、Sedoroさんと古書バナシ古書店バナシをいろいろ聞いて勉強になったことであった(゜〜゜ ) 古書バナシはつきねど、あまり長居しても悪いので(でも、1時間はいたからねぇ)、おいとま。
そのままわちきんち近くのショッピングモールへ行き、宴会。なべをつつくo(^-^)o
わちきはお燗を3本つけてもらい、ほろ酔いに。
で、話はやっぱり書誌バナシなのであった(^-^;)