書物蔵

古本オモシロガリズム

交換会の衰退とネットの興隆と【改訂版】

図1 2000年代の古書流通モデル

しばらく前に作った図の改訂版を作ってみた

  ┌→ゴミ
家庭の不要本
 |↓  └→ブコフ→───────→aブコフ店頭─────→┐
 |古本屋┌→市→専門古書店→┐ ┌→b自店サイト─→マ   |
 |├→プレミア本→─────┴→┼→c古書即売会─→ニ研  |
 |├→ゴミ(ツブシ)      └→d日本の古本屋→ア究  |
 |└→セコハン本────────┬→e自店店頭─↓→ 者  |
 |               └──┐ 電脳せどりせどり┤
 |                  ↓    ↓ ↓   ↓
 └────────────個人で─→fアマゾン・マケプレ→一般人

いちおう解説すると…
いま、古本を買える「場」はa~fと考えてよいと思う。もちろん例外として骨董市などもあるが。b~dはマニアなどちょっとした知識がないと買えない。一般人は現在、ブコフの店頭かアマゾン・マケプレで古本を買っていて、旧来の古本屋では古本を買わなくなってきている。フツーの人はとにかくブコフとマケプレしか知らない。知ろうとしない。それでいて、プレミア本のニーズもそれなりに生じてしまう。そこが電脳せどりのねらい目。