書物蔵

古本オモシロガリズム

出版史

住民図書館の歴史が異常にオモシロい(≧∇≦)ノ

これが異常にオモシロい(≧∇≦)ノ まあ、出版史や図書館史にからんでの面白さなんだけどね(゜〜゜ ) 道場親信/丸山尚「[証言と資料]日本ミニコミセンターから住民図書館まで 丸山尚氏に聞くミニコミ・ジャーナリズムの同時代史1961-2001」『和光大学現代…

図書史(出版史)vs.図書館史

司書課程科目再編で薄皮一枚で首がつながった「図書・図書館史」 むかしからこの科目名にこだわりがあるのぢゃ。 古本ブログを自称してるわりにハ、(現代の)図書館事項にちょっかい出して、本意でないと云ひながら、図書館クラスタにブクマされる(σ・∀・)σ…

で、その上森子鉄って何者です?→とにかく並でない人物だったよ

いやサまたMさんがらみでこんなもんを注文してしまった(^-^;) ・[書名] 黄金の砂の舞い 嵯峨信之さんに聞く ・[著者] 栗原澪子 ・[解説] カバー ・[刊行年] 平11・5 ・[冊数] 1冊 ・[価格] 2,500 ・[出版元] 七月堂 国会図書館にない珍本。 Ciniiでも1館…

ちっと梅田道之について

ケチネの部下だったといふ梅田道之につきて、ちっと調べてみた。 鈴木徹造の事典になし。 梅田道之 明治38.12.7生 銚子市春日町在住だったということが、『最高裁判所裁判集. 刑事 166(昭和43年1月-昭和43年4月)』(p.9)でデジデジ経由でわかる。 ネットに…

人生の試練…(´・ω・`) なれど古書展へゆく…

きのふ悲しいことがあっての(ノ_・。) 猫ちんが死んでしもーたんのぢゃ・°・(ノД`)・°・。 しょーがないのでお寺まで運んで最期のお別れをしてきたよ…(´・ω・`) 涙がでてしまふのぢゃ(ノ_・。) Hisako姐さんがなくなった時も悲しかったなぁ…(*゜-゜) あま…

着々と出版研究資料館化?(〃⌒∇⌒)ゞえへへっ♪

こんなん拾った。 発掘日本著作権史 / 吉村保著. -- 第一書房, 1993 ※2000円で。 これ、あとがきによれば雑誌『コピライト』に載った記事をあつめたものなんだけれど、なぜかこの本、国会さんにないね。かういった、ほかの図書館にはフツーにある本も、ぽっ…

龍渓書舎事件、出版ニュース謹告事件

このまへMさんに拾ってもらった『出版戦争』小汀良久 著 東京経済, 1977.6. 166pにいくつかオモシロげな事件が紹介されていた。 そのひとつ。 龍渓書舎事件ないし龍渓書舎裁判というものがあったという。 ネットではこちらに少しあり。 http://www.nakano.ne…

設小冊刊行条例之議

明治建白書集成: 第 4 巻 books.google.co.jp色川大吉, 我部政男, 牧原憲夫 - 1988 設小冊刊行条例之議 2014.7.21追記 上記ねこちゃんはわちきんちの猫だったのだが(/_;) 震災の翌年、冷房を弱くしたせいで、夏を越せなかったのぢゃ… 悲しかったよ

戦前期「納本」は10部も!(*ω*;)´´

発禁処分の全体像を描いたフローチャートがある、なんて知ってた?(σ^〜^) しばらくまへ、森サンに「発禁のフローチャートなんてないかすら(*´д`)ノ」と聞いたら、なんともあっさりと「ありますよ(´∀` )」と答へられ、なんともびっくり:(;゙゚'ω゚'):したこ…

雑誌の通史 附・商報について

よく考えたら「商報」は通信、内報の下位でない きのふの陸軍パンフのエントリ書きながら、間宮商店の商報があれば業界誌になったかも、などと思ったが、ん?(・ω・。) 商報ってば、内報にも通信にも入らん概念のような気がしてきた。 よく考えたら、無意識に…

書物史本キタ━━━━ヽ(・∀・ )ノ━━━━!!!!

と、さうかうするうち、Mさんより着電。 これは出版史に限らず一讀に値する本です。主題はオリジナリティーといふよりも、それと對立したり近傍・周縁にある諸概念(剽窃、模倣、僞版、飜案……)を扱って、それらが摩擦衝突しながら變形してゆく過程が讀みど…

『出版警察報』の総目次がネットに!!!

日本文学研究者の「水沢不二夫のブログ」にびっくりの記事があげられていた。 http://blogs.yahoo.co.jp/kafuka1964/20923023.html 内務省警保局図書課『出版警察報』目次総覧 公開開始 2011/8/25(木) 午前 8:44 内務省警保局図書課『出版警察報』の目次総覧…

おしおきだべー!`・ω・´)o

なにやら中京のほうで出版法制史がさかんになりつつあるので、わちきも影響されて、こんな記事を見付けた。 「警視庁管下に於て行はれたる出版物並新聞紙納本取締実績」『出版警察報』(63) p.216-229 (1933.12) いまの文化財保護を目的とした法定納本は、…

日本近代「小冊子(パンフレット)」の歴史:資料論として

小冊子という日本語は江戸期から、簡易な冊子という意味で使われていたが、ここでは、近代の「パンフレット」の訳語として扱うね(o^ー')b 江戸期の話 いま「日本大百科全書(ニッポニカ)」を見ると、 パンフレットの最初は1601年、当時イギリス最大の商業組合…

(・o・;)

昨日よる着いてた資料モノをちょっとちぇっくしたら。。。 スゴイ。。。(・o・;) とんでもないものを買ってしまった(×o×) わちきはただの図書館本オタクにすぎんのだが… もちろん戦時の国民読書関係もテンコ盛りでウレシo(゚ー゚*o)(ノ*゚ー゚)ノタノシなのだが*1 …

出版法研究の定番?

しばらく前に古書展で拾った、マス・メディア法政策史研究 / 内川芳美. -- 有斐閣, 1989.6 を読む。非常に今のわちきにはオモシロい。著者は進歩的観点から分析しとるので、ちょっと「反動的」とかいいすぎる嫌いもあるが、基本的な事実関係がきちんと抑えら…