書物蔵

古本オモシロガリズム

出版法

東京府布達全書. 明治9年

拾い物。 ○第二号 〔明治九年〕一月廿九日 市在各区 区戸長 図書刻成納本之儀、昨八年十一月内務省甲二十三号布達之趣モ有之ニ付、自今、本庁ヘ差出ニ不及。同省ヘ直チニ可致納本、此旨可及告示者也。 (東京府布達全書. 明治9年 p.1裏) ほかにも出版がらみ…

法律違反をあへてした、ワルイ子のジュガク・ブンショーちゃん

先週、神保町で拾った『本の本』完揃いをつれづれに読まんとて、2巻11号をば風呂につかりながら読んだんだけれど… 壽岳文章「わが『書物』の思い出」『本の本』2(11) p.6-9(1976.11) いきなし、吹いた(≧∇≦)ノ 私が向日庵本〔寿岳の私家版〕作成に情熱をそ…

出版法研究の定番?

しばらく前に古書展で拾った、マス・メディア法政策史研究 / 内川芳美. -- 有斐閣, 1989.6 を読む。非常に今のわちきにはオモシロい。著者は進歩的観点から分析しとるので、ちょっと「反動的」とかいいすぎる嫌いもあるが、基本的な事実関係がきちんと抑えら…

久々に早稲田で掘り出し(゚∀゚ )

たまっちまった本を売りに早稲田に進出す。 同行者に「ぞろぞろ歩いている若者はなにか?」と聞かれ、「あれは、早稲田名物。大学から馬場まで学生は歩くことになってをるのだ」と説明す。 某店にてひきとってもらう。雑本ばかりなのに5000円でありがたし。 …