書物蔵

古本オモシロガリズム

2011-08-29から1日間の記事一覧

『出版警察報』の総目次がネットに!!!

日本文学研究者の「水沢不二夫のブログ」にびっくりの記事があげられていた。 http://blogs.yahoo.co.jp/kafuka1964/20923023.html 内務省警保局図書課『出版警察報』目次総覧 公開開始 2011/8/25(木) 午前 8:44 内務省警保局図書課『出版警察報』の目次総覧…

日本館界で件名がどのようにダメなのか、それは…

あまたある書誌データの要素んなかで、件名標目は、じつは一番大事であるとわちきは思う(まぁ著者標目も生没年がきちんと付いていれば同じぐらい大事だが)。タイトルや出版社など、多少ブレがあっても、もーいいじゃんとさへ思うぞ。

天野曰く「もう一息…かゆいところに手がとどかん!」:米国図書館学の傾向

1950年に天野敬太郎がこんなことを言っている。 米国は図書館の盛んな最も発達した国であることは今更云うまでもない。しかし図書館学の立場から見るときは、大体「亜米利加の図書館人は一般に実際家気質が強く図書館技術の理論的研究と云うことには無関心で…

件名の教科書を書くのなら

なぜだか「演習」のほうが概説になってるJLAテキスト 現状の教科書でいちばんマシなのは、JLAの資料組織化のなぜだか「演習」のほう。「概説」は、すくなくとも件名のところはダメ。ただそんな「演習」も、じつは書き手が実際に件名をつけていたわけではない…

読もうかな

isbn:9784492223130