いやサまたMさんがらみでこんなもんを注文してしまった(^-^;)
・[書名] 黄金の砂の舞い 嵯峨信之さんに聞く ・[著者] 栗原澪子 ・[解説] カバー ・[刊行年] 平11・5 ・[冊数] 1冊 ・[価格] 2,500 ・[出版元] 七月堂
国会図書館にない珍本。
Ciniiでも1館しか所蔵されとらん。なれどこれ、出版史の重要史料なのぢゃ。
- 黄金の砂の舞い : 嵯峨さんに聞く / 栗原澪子著. -- 東京 : 七月堂 , 1999. -- 461p ; 20cm.
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B5%AF%E5%B3%A8%E4%BF%A1%E4%B9%8B
て、じつは詩人の側面はわちきにゃドーデモよくて、それよか本名での活動、さう! 編集者としての大草実が重要で。
なんてったって大正14年から文芸春秋の記者をやってたんだもの。
発禁の現場の話なんかもあり、これハもう出版史、雑誌出版史の一級史料ぢゃあ、ないの(σ・∀・)σ
スバラシ⌒Y⌒Y⌒ ヾ( ´∀`)ノ ♪♪♪
って、でもまぁMさんに借りて読めばいいやぁと思ってたら、なんとΣ(゚◇゚;)
帝国ホテルのロビーで札たばをポンと
こんな場面があった。。。
〔自分の雑誌「科学人」の権利を旺文社に譲った際、3万円もの大金が入って…〕
僕はまずそこから、上森子鉄に一万五千、借金を返したの。とにかく借りた相手が相手だからね。利子もちゃんとつけて。
―― 借金て雑誌の運営費に用意なさったのですか?
嵯峨 さっきも言ったでしょう。二つの雑誌の権利を譲ってもらったって、それだって相場があって買うんだもの、資金が要りますよ。
―― あッ、そうですネ。で、その上森子鉄って何者です?(p286)
「で、その上森子鉄って何者です?(。・_・。)ノ」って、わちきも聞きたひ( ^∀^)σ
とにかく並でない人物だったよ。僕に金を貸した時だって、証文も何もなし、帝国ホテルのロビーで札たばをポンと渡してよこしたからねえ。
(@_@;)す、すごい。。。
わちきも、「証文も何もなし、帝国ホテルのロビーで札たばをポンと渡」して出版助成したいものぢゃ(〃⌒∇⌒)ゞ