書物蔵

古本オモシロガリズム

ちっと梅田道之について

ケチネの部下だったといふ梅田道之につきて、ちっと調べてみた。
鈴木徹造の事典になし。
梅田道之 明治38.12.7生 銚子市春日町在住だったということが、『最高裁判所裁判集. 刑事 166(昭和43年1月-昭和43年4月)』(p.9)でデジデジ経由でわかる。
ネットに明治38→1905+人名で検索すると、なぜだか中国のサイトに、日本人実業家だぐらいの記録がでてきてフシギ( ・ o ・ ;)
また、ググルブクできづいた『人事興信録第15版上』(ウ22)が詳しくて、割当委員で乾元社主だとある。昭和4年「日大社会科」(ママ)卒。「東京市嘱託、刀江書院勤務を経て同二十年を設立した」。長男は昭13.4生の文夫だとある。
没年はわからんが、ググルブクで1960年代の出版ニュースがひっかかっとるから、その頃に訃報かなにか出たのだろうか。
してみると、人事興信録に出る程度(有名な)出版人も、調べるのはひと仕事っちゅーわけだね┐( ̄ヘ ̄)┌
乾元社についてはつぎのブログ記事参照のこと。
http://sumus.exblog.jp/7930471/