書物蔵

古本オモシロガリズム

全体の10っパー?!(゚∀゚ )アヒャ

( ( ( ( ( (゚∀゚) ) ) ) ) ) デンパ
ならぬデンケー新聞にかやうなる記事をみた(。・_・。)ノ

国会のデジデジ(の一部)が地方図書館で見られますよ、という記事ぢゃが(゜~゜ )オモシロなのは、つぎの一覧表がついていたこと。

提供種別 ネット公開* 図書館送信 館内限定** 合計
図書 35万点 50万点 5万点 90万点
古典籍 7万点 2万点 9万点
博士論文 0.5万点 67万点 45万点 112万点
雑誌 1.5万点 12万点 1万点 14万点
その他 4万点 6万点 10万点
合計 48万点 131万点 56万点 235万点

*、** すこし項目名を略した
しかしながらショージキ、この表は素材は提供してくれるが展望が見えん表ぢゃ。
というのはなぜか? だって、全体の中でどれくらいの割合かが見えてこんのだもん。
だから「全体」を足せばよい(σ^〜^)σ
いま手許に転がっていた秘蔵の2010年国会図書館手帳を見ると、蔵書統計のページがあり「全体」がわかる(「平成20年度の統計による」とある)。その「全体」数値とデジ化分をならべてみるとオモシロかろ。

資料種別 デジ化分 全体
図書* 99万点 930万冊
博士論文 112万点 51万人分
雑誌 14万点 891万冊
新聞 0万点 418万点
その他 10万点 1024.2万点/枚
合計 235万点 3600万点

 *古典籍は図書に足しこんだ
いちど我らが『文献継承』で、内務省の出版物分類の記事を読んだけど、あれ読んで思ったのは、(昭和期前期の)内務省図書課の連中って、わりと自動的に業務をやっとるだけで、あんまメタな意識がない。だから全体からみて自分らのやっとるそれが何にあたるのか、が『出版警察報』を判読するだけではわからない。
その点、明治前期の内務省図書課の連中は、文明開化をカウントするため、出版物を数えるのぢゃ、となかなかに意気盛んであったことですよ。
国会の連中も同じで、従事しとる特定業務については「記述」することはできやうが、全体のなかでなんなのかは初手から説明してくれぬ。
まあほんたうは、館長やら広報官やらはそれをやらねばならんのだらうけどね。
話はもどるが、国会のデジデジ、護衛艦1隻分かけたといふが、全体からみると、10パーいかんのね(゜〜゜ )