書物蔵

古本オモシロガリズム

かういふオモシロいものは、もっと早くに紹介してくれないと…(゜〜゜) ん?(・ω・。)特集 J・ルービン『風俗壊乱』」『

森洋介さんにこれを借りて読んだ(´・ω・)ノ
・「特集 J・ルービン『風俗壊乱』」『Sym. : 木股知史研究通信』(2)p.(2008)
さいしょに木股氏の証言が面白い。翻訳作業自体は、1985年から始まったが、当時

基礎作業としていちばん、たいへんであったのは、ルービン氏が参照した日本語文献を手もとにそろえることであった。ルービン氏がワシントン大学で調達した資料を、わたしたちは、そんなに簡単に入手することができなかったのである。

現在は国会デジデジもあるが、「だが、当時は、国会圖書館への郵送での複写申込みくらいしか手がなかった」。
これは時代の証言として重要だなぁ。1980年代半ば、日本国内で文献あつめするよりも、米国の大学で集めるほうがラクだったという証言なわけである。
わちきが連載「あったかもしれない大東亜図書館学」にをいて、犬丸秀雄の科学文献題目速報(電信を利用した書誌ユーティリティー)のことを強調するのも、インターネットのない時代の論文収集の苦労を知ってをるからぢゃ(σ・∀・)σ

後半のルービン先生インタビューも超オモシロ
だって、