書物蔵

古本オモシロガリズム

2014-09-01から1ヶ月間の記事一覧

昭和初年のエディタースクール

書誌メモ 老川慶喜「経済雑誌社の出版事業と経営 」『立教経済学研究』52(1), 1-27, 1998-07 「東京経済学協会覚害」(『阪谷芳郎文書』666?ll,国立国会図書館憲政資料室所蔵)を用いた出版社経営研究 羽根田治, 飯田肇, 金田正樹, 山本正嘉 著. トムラウシ…

縁起っちゅーと、なにかい、創立の歴史のことかい

こんなの出てたんだぁ… 略縁起集の世界 : 論考と全目録 / 中野猛 著,山粼裕人, 久野俊彦 編 森話社 2012 HM111-J146

御嶽山

朝刊を見たが… これはかなりの大惨事。死者はまだネットで1名ということだけど、状況証言を読むと、数十人規模で死んだ人がいるようである。津波てんでんこ。

金津有紀子論文と

次の論文をまじめに読了。 金津有紀子「戦前におけるレファレンス・ワークの導入」『Library and information science』(44) [2000] p.1〜26 前半で言説の導入をおっかけ、後半に実態としてのサービス開始を調べるわけたのはいいんだけど、後半、ネットで読…

天目山荘こと武者惣蔵につき続報!

リサーチマップなる研究者DBに附属のブログ機能があり、そこにエントリがあがってるとさる友人が教へてくれたのでご紹介(。・_・。)ノ 2014/09/19 コレクター天目山荘 by:huzimoto http://researchmap.jp/jo4488rar-20971/#_20971 武者そうぞうにつきてハ、…

うーん実は、けっこうヘロヘロになってたりもす(;´・ω・)

寝不足である(-∀-;)

フシギな飲み会に呼ばれる

ちと楽しみに行ったのぢゃが、ホストがまったくホストの機能をせず、あきれて帰る(-∀-;)

こハめづらしΣ(゜∀゜;) 投書についての文献

若き頃、こんなこと書いて非法令語としての「信用失墜」ぢゃと思ふたビックリ論文を久方ぶりにひもといたら、おなじ号にもひとつオモシロな論文をめっけった。それがこれ。 大滝則忠「投書の動向--昭和49年〜55年」『図書館研究シリーズ』(通号 22) 1981.03.…

新聞切抜、組合活動、月報編集、雑誌記事索引、遡及入力の周辺

てっちゃん資料にこんなんあった。 踏みあと : 久保田愛子さん追悼集 / 久保田愛子さん追悼集編集委員会 編. -- 久保田愛子さん追悼集編集委員会, 2000. -- 57p ; 21cm いろいろトリビアがわかって面白い。業務にかかる日常生活、新聞切抜事業、雑誌記事索引…

少雨荘、蔵書票につきて金森徳次郎に建策す

日本で最大級に立派だった書物趣味雑誌『書物展望』のことは、古本ずきなら知ってをらう。取次を通じた納本制度がでけるまへ、その雑誌が出るたんび、拾数冊ばかり赤坂離宮へ運ぶ青年がをったのぢゃ。その青年、本好きが嵩じて、学生時代から書物展望社に出…

戦時の船舶名からその最期を調べるには(私製library pathfinder)

わちきの昔の趣味、船舶趣味と軍事趣味をかけあわせたところに、戦時船舶趣味がある。 幼稚園生のみぎり、「信濃」(ウォーターラインシリーズ、1/700)のパッケージ画で、信濃の後ろに描かれた戦時塗装をしたタンカー(油槽船)にモエモエしたことを思い出…

パーソナル・エイドって何さ?

レファレンス・サービス史の話には、かならず「パーソナル・エイド」という複合語が出てくる。そのくせ、一過性の個人的なエイドではレファレンス・サービスとはいへんのだともある。 パーソナル・エイドという時、パーソナルの意味が問題となろう。司書が行う…

考査事務とは何か?

「一般考査部考査事務処理要領」(昭和二十六年十二月十日館長決定)というのがあるね。国立国会図書館法規要覧. 昭和29年版 1955 p.117-118 これを見ると、「依頼に応じて処理する考査事務は〜等を回答するもの」(第二条)と、質問回答のことでしかないよ…

おもしろい訳語「路上吏員」

ストリート・レベルの官僚制 倉石一郎「路上吏員と人の情け」『図書新聞』(3174)p.6(2014.9.13) http://www.toshoshimbun.com/books_newspaper/week_description.php?shinbunno=3174&syosekino=7572 郵便局で紛失小包の賠償請求をしやうとしたら、どーし…

保坂正康「戦場体験者の記憶と記録」『ちくま』がオモシロ恐ろしい…(((( ;゚д゚)))

ルポ作家の保阪正康が『ちくま』2013年9月から連載しとる「戦場体験者の記憶と記録」が恐ろしい。これは帝国陸海軍の個々の兵士たちの戦時体験やら戦後の戦友会やらの話なわけぢゃが。 10月号は絶望的戦局でアタマがおかしくなっちゃふ指揮官たちの事例。そ…

図書館史への扉が開かれた

ピコーン、ピコーン と資料救急の警報がなったので、急遽、てっちゃんとこに救いに行くことに。 ほぼ一日がかりで図書館関係の資料やら史料を割愛いただく。 こ、こりはー(*ω*;)´´ とびっくりするやうなものもある。 例えば、わちきが20年間探してをった『…

小林和雄(1928?―1999)

つぎをもとに年譜を創ってみる http://www.edonoyosa.jp/%E8%8A%9D%E4%B8%89%E5%85%89%E3%81%A8%E6%B1%9F%E6%88%B8%E3%81%97%E3%81%90%E3%81%95/ あと、原田著p.122の情報を足す。 0歳 1928年4月8日 東京市芝区生まれ 母親は英文タイピスト 六代前の曽祖父が…

けふも古本

きのふ古本市にいけんかったんで(^-^;) でもヌ氏の話だと、1日目の昼にすでに扶桑さんとこの棚はガタガタだったといふからなぁ。。。落穂ひろいができるかどうか。。。

司書課程のオモシロさってナンダロ?

某所で秘密会合の後、某氏と雑談してた際、図書館史より出版史のほうがオモシロいかすらんといふ話になった。 んー、どっちも史学なればオモシロさは同じぢゃが、図書館史が寄生――ってか、図書・図書館史に出版史も寄生すればよい――しとる司書課程一般のオモ…

オニャノコとフルホン

けふはめづらしく新しきオニャノコに出逢う(^-^;) 話では2007年から拙ブログの読者であったらし(*ω*;) いろいろと問題意識が一致し、レファレンス・サービスの構造やスキルについて縷々述べてしまふヾ(*´∀`*)ノ゛キャッキャ ん?(・ω・。) けっきょく5時間ちか…

オトコノコとズショクヮン

オニャノコと別れた後、さんこうえんでオトコノコたちと飲み会(^-^;) ギョーカイばなしで盛り上がるヾ(*´∀`*)ノ゛キャッキャ いろいろと問題意識が一致し、レファレンス・サービスの構造やスキルについて縷々述べてしまふヾ(*´∀`*)ノ゛キャッキャ ん?(・ω・。) けっ…

ヌ氏との会話

わちき:ほれ、あれがわちきの今朝の夢に出てきたおねーちゃん(σ・∀・) ヌ氏:インムですか?(。・_・。)ノ わちき:ちゃふちゃふ(しかし、かやうな漢語で表現するとは、オヌシなかなかやるな) ヌ氏との会話2 わちき:ほれ、こらがあの『ゲイ性愛辞典』だ…

日本の古本屋から買わなかったもの一覧

うん、さすがにこれらをみな買ってたらやばいので。 東部日本 日本輪界興信名鑑 昭和四年度版 かんがるー文庫 \34,000 紙取引の生字引 紙業興信録 1951年版 かんがるー文庫 \26,000 [雑誌]興信 1巻2号 菊判31頁 永福堂 \3,500 東京火災同人雑誌 彗星 創刊号?…

いろんなコレクター人名鑑があったんだなぁ

大和蒐集家人名録 / 乾健治編 山本書店 1932 佐渡蒐集家名簿 / 青柳秀雄 著 佐渡民俗研究会 1932 これはちがうかな? 蒐集家とその一門の人々 / 菊地榮一 編 南山堂書店 1936 Y994-J12884

けふは地震で古本崩れ…(-_-;

けふは昼から古本整理… と思ったらなんと地震:(;゙゚'ω゚'): 縦揺れがはげしかったから、スワ、第二次関東大震災かと思ふてしまったが、南関東はなんとか無事。けど、廊下に積んであった古本の山が一部、崩れた(-_-; 早く整理せねば(^-^;) 夜は某所で会…

今朝の夢(-∀-;)出納手の夢

やーな夢みたなぁ… 出納手の夢 べつに出納自体がいやなんぢゃなくて(むしろ好き) バカみたいな「改革」「カイゼン」で、ばかばかしいほどに非効率になってる業務に巻き込まれるといふものぢゃった(-∀-;) あーヤダヤダ┐( ̄ヘ ̄)┌ けふはフルホン仲間に会…

たった今、明治期切抜通信の資料掘り出しを逃したのぢゃ(@_@;)

たった今、友人からつぎの目録に、わちきが知りたいことが出ているとて電信があったのぢゃが。。。 『秦川堂書店 総合目録』平成26年9月、p.35 No.260 新聞資料 日本諸新聞切抜通信の主意・規則 明治初期新聞雑誌図書展覧会図録、内外通信社設立の主意 一括 …

せどり師にくっついてったら「北のアンティクアリアン」を拾ふこと

某所へ潜入。本がたくさんあるなぁとて念入りに見てたらあっというまに午後になる。 するとせどり師Tさんから架電。某所まで来てくれた。 それからくっついてったんだけれども… Tさんが450円で薄物を掘り出したんで、わちきが、ほしいほしいといったら頒けて…

灰色文献探偵団(1987.1-1995?)について

灰色文献探偵団が専門図書館協議会(専図協;せんときょう)内に出来たのは、1987年1月だったといふ。 http://ci.nii.ac.jp/naid/110002827510 Gray literatureの翻訳語「灰色文献」(中国語でも同じ漢語、Su Chen, Shi Deng : 2006)を使っており、この概念…

金沢の古本屋「南陽堂書店」の初代は、実は文化人だったΣ(゚◇゚;)

あの南陽堂さんて、やっぱりスゴかったんだんだあΣ(゜∀゜;) こんな展覧会があるといふ。 「南陽堂書店」主人が愛した夢二 — 柳川昇爾コレクション新収蔵記念展 開催期間 2014年7月19日(土曜日)〜2014年9月28日(日曜日) 09時00分〜17時30分 入館は17時ま…