書物蔵

古本オモシロガリズム

大きすぎる図書館

草創期の終焉

こんな記事メモが出てきた(´・ω・)ノ 「金森さんんはあれで仲々〔ママ〕容貌に自信があるんだな」と若い書記長が云った。講演や会議の発言中に見せる、視線をななめ上に向けて空(くう)をみるような目付きを指していた。そう、草創期の図書館の余裕はこの金…

おサボりの勧め? いやいや、知的複眼思考のことぢゃよ

コミガレ3冊500円から二足のわらじ 山田, 智彦, 1936-2001 の もう一枚の名刺を持とう! / 山田智彦 著. 読売新聞社, 1998.9 をコミガレで拾って読んだ。もともと名刺論に興味がるのと、タイトルから余暇活動の話かと思って拾ったのぢゃった。 山田智彦 は芥…

特殊コレクションは概念理解力がない環境だと育たない

地方の新聞史料-個人コレクションの可能性に注目して(樋口摩彌)へー(・o・;)米英ではエキセントリック・マンによって作られた個人コレクションを、あとから図書館が拾って展開していく、という途があるんだが。日本だと無理なんだよなぁ。たまたま入っ…

員数主義と建制順の悪弊は連動しているのか

書物蔵:古本オモシロガリズム‏ @shomotsubugyo 3 時間3 時間前書物蔵:古本オモシロガリズムさんが農民丁をリツイートしました山本七平が日本的組織論で言ってた「員数主義」に通じるな(´・ω・)ノ書類上、形式上、数値が合っていれば、その内実や実態は問…

家畜人と図書館人

書物蔵(古本フレンズ)‏ @shomotsubugyo 7月27日書物蔵(古本フレンズ)さんが書物蔵(古本フレンズ)をリツイートしましたわちきは2017年6月23日に知ったのぢゃったの( = ゚ ω ゚ = )書物蔵(古本フレンズ)さんが追加 書物蔵(古本フレンズ) @shomotsubugy…

テッちゃんの思い出

昭和2、30年代のこと。赤坂から職場委員か執行委員で上野図書館に行くことがあったんだそうな。そしたらある課のある人から、終業時間より早く帰りたいが帰りづらいという相談があったんだそうな。 もちろんコアタイム制などのない世界で終業時間より早く帰…

あはは(ノ´∀`*)

今回の参考書誌部の人事異動ほど、国会図書館の一部管理職者の腐敗した精神的状況を雄弁に物語る出来事はない。〜 一部管理職者群の発生と存在の基盤は、図書館の急速なお役所化、図書館の無様なお役人化にあるといわねばならない。 そこでは一流官庁、一等…

リバーフィールドさんに話したことを再話

図書出版 皓星社‏@koseisha 42 分42 分前図書出版 皓星社さんが書物蔵をリツイートしましたこれは、テツゲンさんと書物蔵さんの関係だろうか。図書出版 皓星社さんが追加 書物蔵@shomotsubugyo 「何の分野でもそうだが、「コツ」や「極意」と言われる部分は…

個人著者標目 関根, 英男, 1959- || セキネ, ヒデオ

さういへば、こんな写真集もあったなー(* ゚ -゚) 鉄道交響曲四季 : 関根英男写真集 / 関根英男著. -- 東京 : 光陽出版社 , 1993.4. -- 111p ; 27cm. -- ISBN 4876621020 ; (BA58042054) ; http://ci.nii.ac.jp/ncid/BA58042054 個人著者標目 関根, 英男, 1959…

ゲシュタポみたいな自由委員がいると聞いてびっくり(@_@;)

ゲシュタポみたいな自由委員がいると聞いてびっくり(@_@;)

日本人の組織におけるジェネラリスト指向あるひはラインとスタッフ

カワイ韓愈ドロップ ‏@kawai_kanyu 7月30日国会図書館デジタルコレクションでたまに出てくる。 3件のリツイート 2 いいね 森 洋介 ‏@livresque2 8月2日缺葉は目録に註記欲しい、國會所藏と安心してゐて讀めないと困るので。デジタル化事業は拙速な畫像データ…

てっちゃんの出羽の守の話と、兼業問題

てっちゃんに、国会図書館で「出羽守(ではのかみ)」と揶揄された、小田, 泰正, 1913-1993 || オダ, ヤスマサ のことを聞いたら、こんな返事がきた(´・ω・)ノ 昭和三十年頃からの館務〔、〕一般(国会以外という意味)レファレンス*1の構築、ついで電算化業…

はぁバからし――図書館等に許された「資料保存のための複製」

〔文化審議会著作権分科会法制・基本問題小委員会の〕一昨年度の審議において、三一条一項二号に関して、(略)絶版等により一般に入手困難な所蔵資料についても、損傷等が始まる前の良好な状態で記録を後世に継承するために複製することは、図書館等に許さ…

「原課」(げんか)という用語および概念

「原課」(げんか)という言葉。 ウィキペには立項されていないが、「官房」の対概念としてでてくる。 なお、官房を除く各局、各部の建制順上の筆頭にある課(筆頭課)は、各局における人事・文書・会計等の総括管理を掌っており、各局における官房の機能を…

戦犯…(・o・;)?

ある役所における「業務研究」――さういや、業研活動なんちゅー用語があったね――の伝統につき議論。するとある世代とわちきらの世代の間がスッポリ抜けてゐるてふ話になり(。・_・。) わちき:PSとかK氏とかSちゃんとか途中でやめちゃったりしてそれまでの伝…

つながる図書館員とつながらない図書館員

すぐれて金儲け的な側面をもったマーケティングが、非営利組織にまで応用されるようになり、その購買者が「public(公衆)」にまで及んだこと、一方で、日本では常に手段と目的がとりちがえられるPublic Relationsは、まさしくpublicを対象としてきたことで…

保坂正康「戦場体験者の記憶と記録」『ちくま』がオモシロ恐ろしい…(((( ;゚д゚)))

ルポ作家の保阪正康が『ちくま』2013年9月から連載しとる「戦場体験者の記憶と記録」が恐ろしい。これは帝国陸海軍の個々の兵士たちの戦時体験やら戦後の戦友会やらの話なわけぢゃが。 10月号は絶望的戦局でアタマがおかしくなっちゃふ指揮官たちの事例。そ…

小野田寛郎さんと図書館史:残置諜者と暫置本

小野田さんが死んだ(@_@;) 16日に亡くなった小野田寛郎さんは陸軍中野学校が生んだ「残置諜者」なれば、永遠に死なぬなどと思ふてゐたが…(;^ω^) わちき、幼少のみぎり、近くの公園で「小野田さんごっこ」をして遊んだことを思い出す(*゜-゜) 「残置」→…

読了本「下流指向」

ウチダ先生の「下流指向」を風呂んなかで読了(^-^;)下流志向〈学ばない子どもたち 働かない若者たち〉 (講談社文庫)作者: 内田樹出版社/メーカー: 講談社発売日: 2009/07/15メディア: 文庫購入: 23人 クリック: 285回この商品を含むブログ (127件) を見る…

ねぼうしたけど行くだすよ〜

まづは神保町c(≧∇≦*)ゝアチャー 翌日追記 寝坊しつつ11時半ごろ会場に。するとぐろりやさんがいて、 高円寺に『東京堂月報』が出てたから行きなさい(。・_・。)ノ とありがたきアドバイス(*´∀`*) この日はフリーダム展とて、ふだんの高かろう良かろうの神保…

組織の老化 2

むかしいた会社の話(σ^〜^)σ でもそのままぢゃ、ちまらんので経年変化を見てみた(o^∇^o)ノ 項目の次の数値は最大で20年の変化。まあ20年たてば、基本的に数値は大きくなるのが普通だろうけれどね。 数値は→ 1あてはまらない→3どちらでもない→5あてはまる …

大変に元気ないなり

はーぁあ(-∀-;) と、なんでこんなに元気がないか自分で考えてみれば… 友人の勤める大きすぎる図書館の館長以下部長課長たちがいかに安全配慮義務に配慮しないかが証明されてしまったからなぁ。理事者たちは復旧ごくろうとか頓珍漢な評価をくだしとるらしい…

某所で図書館史の講義を聞く

雨の中、わざわざ某所まで出張り、大きすぎる図書館史の講義を聴く。 うーん(´〜`;) 聴衆にはチト高度だったかすら(´∀` ) フツーに「GHQが」と言はれて「あゝ、第一生命ビルにマ元帥がいて天皇のかはりをしていた、アレね(σ・∀・)」とすぐ思い出すぐらい…

ルソン島から

百式司令部偵察機の胴体に「便乗」して、従軍記者だった今東光がルソン島から脱出する話を。 地獄のルソン島から台湾に空路たどりついたら、日常生活そのままだったので、びっくりした話。 しかし、戦後60年、日本人はちーとも変わっておらんの(´・ω・`) どこ…

科学啓蒙の児童書

きょうは神田の会館へ。出るのがおくれたけど,ワープしたらぎりぎり開場に間に合ったよ(^-^;) なぜだかものすごーく混んでた。へろへろ。またも「あきつ」さんとこの前にテコでもうごかぬオヤジッチの群れが(〃´o`)=3 フゥ おやおや,けんかになりそうだよ… …