書物蔵

古本オモシロガリズム

図書館

それでもっ! 図書館本を拾う

わーい、突撃〜だすー おっと、図書館本の群れをはけーん! ゲハゲハ 堀田穣「図書館ものがたり」青弓社1987 「慶應義塾大学図書館史」 わいわい あっ! 探してた非図書本「地図事典」武揚堂 4千円 げはげは、大漁なのだ 買いも買ったり十数冊

マイクロ資料と吐き気

わちきがいつも,書影をたのしませてもらってる「古書の森日記」。昨日のお題は「国会図書舘病?」 調べたい明治期の資料の閲覧が,マイクロでしかできないが,マイクロを通覧してると具合が悪くなる,というもの。 これも学者スジでは有名な話なのに,図書…

図書館本のネタ本

知ってる人はみんな見てるのに言及されづらい本,ネタ本っていろんな知識分野(ディシプリン)にあると思うけど。 ネタ本『図書館情報学ハンドブック』 う〜ん,図書館情報学でいえば,丸善の『図書館情報学ハンドブック』の初版と2版かな。どんな単行本を…

五反田で掘り出し ワ━━━ヽ(^∀^ )ノ━━━イ!!!!

五反田と神田の両方で即売会あるみたい… でもこの場合は五反田ね。 五反田 安くて面白い本 神田 高くて良い本 って感じだから(^−^) なーんて考えてたら遅刻しそうにアセアセ あわてて行く… と、間に合いました9時30分 ここは1Fガレージの均一売り場が…

マンガ喫茶で深夜まで

ガンツ」を読む。ちょうど中間あたりを読んでいなかったので話がやっとつながった。お話の構成はやや千鳥足だけど,それを感じさせない名作だと思う。

『図書館雑誌』に剣呑な記事

今月号に,「「図書館九条の会」の一年の活動から」という記事が2ページほど。 はぁ… いやぁ,ね。図書館員といえども政治的意見をもってもいいと思うんですよ。それに館界のどっかに「図書館九条の会」をつくることも結構。 でも… 図書館協会はいつから左…

朝日新聞に久々にまともな論調

今朝の朝日新聞文化欄に著作者の権利(複製権)を制限する方向という記事がある。図書館協会と権利者団体で,その方向のガイドラインをつくるんだそうな。 朝日は赤い?いや,日本社会の近代化の末に… 朝日は… 最近評判わるいよ。いや,あそこは記者個人に裁…

としょかんぼんキタ━━━━ヽ(^∀^ )ノ━━━━!!!!

とんぼ書林さんに頼んでいた図書館本キターよ! 目録にでてたので,南無三! 当たるように念じてFAX送信。 とんぼさん,こんないい図書館本,しまいこんでいたのねん。毎回毎回,神保町にいくたんびに古書モールのとんぼ書林さんとこ覗いてたんだけど,いつ…

記事のネタをいただく

友人Bがやってきた… この人は,書けるのに書かない人だからねぇ図書館ネタ 何年も前,図書館の学界方面で現在ひとり勝ち状態の根本先生を批判(トーゼン学術的にネ)する文章を読まされたけど,結構それが論として成立していたのでおどろいたことがある。そ…

ここにも稲村, 徹元 (1928-) ‖イナムラ,テツゲン

届いた『書物誌展望』をパラパラと。 げげーっち('0'*) 文中に「稲村氏」がでてくるよ… あわてて序文をみると, 本稿の進行に就いては,前編は森潤三郎氏,後編は稲村徹元,天野敬太郎,宮田豊,東南風,山木酒亭諸氏の数次の御報告によるもの多く,記して謝…

いしがみ・たくじ君は,図書館界の守護聖人!

お次の掘り出しは,石上宅嗣(イソノカミ・ヤカツグ)ね。石上宅嗣卿 / 石上宅嗣卿顕彰会. -- 石上宅嗣卿顕彰会, 1930 5千円 函 これも相場は8千円から1万円以上。うきゃーヾ(≧∇≦)ノノ 芸亭院の真実とはっ(`・ω・´) この石上宅嗣くんについてなんだけどさ……

エロエロ斎藤昌三? いやいやマジメな斎藤昌三

帰ったら,ネットで注文したものが届いてた。掘り出し。 書物誌展望 / 斎藤昌三. -- 八木書店, 1955 2500円! 函つき これ,あるとこで立ち読みして図書館本(正確には図書館雑誌)の蒐集にもお役立ちなことがわかったし,さらに最近読んで感銘を深めつ…

科学啓蒙の児童書

きょうは神田の会館へ。出るのがおくれたけど,ワープしたらぎりぎり開場に間に合ったよ(^-^;) なぜだかものすごーく混んでた。へろへろ。またも「あきつ」さんとこの前にテコでもうごかぬオヤジッチの群れが(〃´o`)=3 フゥ おやおや,けんかになりそうだよ… …

乙部図書

帝國圖書館の資料区分(甲乙丙)についちゃぁ,一般の本にはなかなか載ってない。立ち読みしたら載ってた。 人の読まない本を読む : 赤耀館読書漫録 / 山下武著. -- 本の友社, 2005 乙部図書の整理状況を見る とかが書かれてある。1998年ごろ,友人職員…

有山タカシに会う…

日野図書館へ行く… いまなにかと評判のわるい貸出中心主義の発祥の地なのだ(^-^*) なんで(^-^*)ニコニコかっていうと,貸出中心主義の当時における当座の正しさは認めるからなのだ。 有山粔(たかし)と日野市立図書館の40年 展示会 というのをネットでしり…

郡立図書館はめずらしめずらし

神田では海部郡立図書館(愛知県)の『図書分類目録』(大正4)を拾う。 戦前,郡はたんなる地理区分だけじゃなくて実際に行政機関たる郡役所があったのは知ってたけど,郡立の図書館があったってのは知らなんだ… めずらしいので拾う。 家畜人ならぬ図書館…

怪奇!図書館記念日にドッペルゲンガー

しおしおの体で会場を一巡す。すると,図書館本はっけーん(^-^*) 『図書館白書』(日本図書館協会)の1972,77,79年版ね。ほんとは80年版が欲しかったんだけど(それには,志智嘉九郎の悪口が載ってるから),しょうがない。 ほんとうは怖い図書…

ブラウジングの効能を「測って」こなかった人文学者・図書館学者

数日まえはかともさんとこで知ったんだけど,京大の図書館で騒動がもちあがってるらしい。 京都大学附属図書館BNC(バックナンバーセンター)の桂キャンパス移転に反対するブログ くわしくは←へ 要するに「本部キャンパスの書庫があふれそうなんで,古雑誌を…

東大図書館の展示会

「行かないの?」と言われたので行って来た(^-^*) というかちょっと新宿駅でやってる古本市を覗きたかったから,って全然ちがう方向じゃん,ってわけじゃなくて丸の内線で両者は繋がっているのだ。 まずは「新宿古本まつり」へ 新宿駅では,なにも拾えず,し…

図書館での座席とり

座席とりのために延々と並んでいる大正時代の人々をみると,結局,現在ただいままで問題は解決してないのだなぁと思う。 (この写真で並んでいるのが学生ばかりかは不明だけど)学生の席とりは大昔から問題で,1970年代に解決したことになっていたけど,…

気張っていった愛書会で1冊… とほほ? いやいや!

いつもより早く神田の古書会館に着く。アテがあるのだ (・∀・) / うん,数ヶ月まえ,ふるーい図書館本をウハウハ掘り出したとこがまた来てる。 いつもより30分早くつく… もうオヤジッチが20人も並んでたよ(≧o≦)ノ わちきもこうなっていくのだろうか…と…

パブリック・フォーラムってどうよ? designatedならいいけどね(・∀・)

松田 浩 「公立図書館の不公正な蔵書廃棄と著作者の表現の自由--最一小判平17・7・14(最新判例演習室:憲法)」『法学セミナー』 no.612, (2005. 12) p.124 図書館員じゃなくて,法律学徒の解説がほしかったのだが,うーん,紙幅が足りないせいか,あんま面…

まぼろしの図書館省,図書館官僚

きのう,ジュン怪さんに教授された法学セミナーのコピーを持ち来たった友人B相手に,こんな話をした。 「図書館省」と「図書館官僚」 文部省(いま門下,じゃなかった文科省)には文部官僚がいた。じゃ,図書館官僚ってのはいなかったのか? というのが本日…

飲む

みんな偉くなったのう… 本省の課長様方になられた。わちきは出世とは縁遠い…(^へ^;) それでもよいと思いたいこの頃… 調子にのって,丸山学校の第一期生の罪についていろいろ述べる。彼らの罪は,自分達が師匠になれなかったこと。

コラム・館界の関東組vs.関西連合

えっと両方ともわちきの造語だす(^−^;)。けど,このような名づけを必要とする現象が図書館業界にあるのも確か。大昔,ある人に聞いた話の発展版にすぎんのだけど(^-^;) 実は… 図書館人は関東系と関西系でなぜだか思想,ものの考え方が違う傾向があるのだ。…

燃える『図書館界』について思う。それにつけても『図書館雑誌』は…

関東組の若頭が,関西連合にのりこんでチャンバラの話はしたよね。で,その土俵を提供した雑誌『図書館界』の編集委員会についてだけど… 当然,関東組からみれば,委員会は偏向しているようにみえるし(実際,糸賀先生がそう感じている),他からもそーゆー…

稲村徹元(書誌学者)さんのうわさ話を聞く

うーん,あんまり目出度い話ではない… 一度お会いして著作集だされよと慫慂せねばならぬかも… わちきは,国会図書舘などの大図書館に書誌学(あるいは雑本趣味)の人士が居らぬようになってしまったのが,館界全体にとってマイナスなのではと判断しておるの…

書誌学の本2冊

日本特価書籍にて購う。ふとみると,包み紙に「長島書店」の宣伝も一緒に載っている… 系列店だったのね。もう二十年近く通ってるのに初めてしったよ… 本道樂 / 中野三敏. -- 講談社, 2003.7 これ,読んだけどオモシロイよ。 なかに図書館の話もでてくる。朝…

神田へ本を受けとりに

このまえネットでみつけた本を受けとりに行くことにする。 『京都大学附属図書館六十年史』なんだけど,テキストがネットにある。でもPCで通読することはできない量だからやっぱ注文しといたのだ。

ホンモノの右翼の図書館とはっ! その名も「皇道図書館(こうどうとしょかん)」(^▽^)/

根本先生が右翼などというトンデモカキコが2ちゃんに(4,5年も前だけど)あったと書いたけど,根本先生は(政治ではなく社会思想的な)保守主義ではあっても(佐伯啓思あたりを引用していた憶えが),右翼とか皇国主義者とは言えないねぇ。 猫も杓子も民…