書物蔵

古本オモシロガリズム

図書館

出入りでぃ!関東連合の若頭が,関西連合になぐりこみでぃ!

戦前の青年図書館員連盟以来の伝統ある『図書館界』がメラメラ燃えている。 『図書館界』11月号に,「現代において公立図書館の果たすべき役割とは何か(第3回)」という特集記事。そこで糸賀雅児(いとが・まさる)KO大教授が吼える吼える。まあ先生が…

「書誌utility課題検討project最終報告」にNIIの政治的主体性を見た!:「図書館協力」概念の崩壊

G.C.W.さんのブログで言及されてた標記の報告を読んでみた。 G.C.W.さんは,私大小規模館いじめということで憤慨してたけど(気持ちはわかるけど),わちきは学理的な立場からカナーリおもしろく読めた。 報告書は本文がネットにあるんで,よろしければお読…

日図研の『界』がスゴイらしい…

今月号が,図書館論争でスゴイらしい。誠実な図書館ブロガーが怒っている。わちきはゲハゲハとオモシロがっている。はやく読みたいのだわさ。

友人Bとハンバーグを喰ひ,ブログネタをいただく

上々堂まで友人Bを呼びつける。そしていきつけの喫茶店へハンバーグセットを喰いに(^-^*)。 喫茶店でハンバーグとはこれ如何に!? 実は,その喫茶店は,極めて不思議なお店なのだわさ。なんちゅうか,西洋風のお城みたいな外見。そう,外見が(一昔まえの…

家畜人ならぬ図書館人だった!

これ↓はよくみるけど安かったんで 裁判官の書斎 / 倉田卓次著 ; [正]. -- 勁草書房, 1985 200円 いまみたら,なんと! 謹呈 著者 ○○憲正様(これは手書き) というしおりと,つぎのワープロ文書が! 拝啓 (略)早いもので 小生公証人になってから間もな…

津山といえば… 三十人殺し,じゃなくて(^-^)

神田の古書会館で愛書会。開場5分前につく(^-^;) でもアテはないのだ。 いろいろみて回るも,あんまない… セドリ用にいいかもと手にとったものは2千円… すぐ返す。あきらめかけたころ… 図書館本! 津山基督教図書館五十年誌 / 津山基督教図書館編 ; 別冊…

びっくり! 大橋図書館本!

はてなのkey word機能で,大橋図書館でとんでいったさきに,不思議な本が紹介されていた。 『火の盃―図書館建設をめぐる青春群像』熊崎 華 (著) 新風舎 2005/10 技術翻訳家が書いた小説というが… うーん。不思議なり。

あるところで立ち読み

「大橋図書館四十年史」(昭17)を立ち読みす。およよ,たすき(古書展の値札)が挟まってる… みると 文学堂 千五百円 文学堂,要注意なりっ! しかし,「四十年史」のリプリントまだ出ないねぇ… 博文館新社,だいじょぶかしら…

なぬ?トモンケンがニッキョウ?(ニットキョウに非ず(・∀・)

待ってるあいだ,図書館本の「ず・ぼん」を立ち読み。上記「略伝」がみつかって,そのまま座り読みに移行。おおむね読んでしまう。 最初にTRCの社長さんのインタビュー。なんか,朝日新聞が中曽根元首相を持ち上げるかのような違和感あり。いや,TRCに…

池袋のジュンクで,宮武外骨の新刊を買う

早稲田の古書店は閉まってるとこが多かったので,さっさと移動。池袋へ。 というのもアテがあったのだ。 ジュンク堂のネット公開されてる目録に,在庫2冊ありと表示のある本。それは,このまえ梁山泊の店主に教えてもらった本なのだ! ネット書店が,のきな…

ぶらりと中央線沿線へ

なぜだか練馬で昼飯を食う(Mosバーガー)それからバスで荻窪へ 荻窪では,ささまでめずらしく書誌学系を買う。 西洋書誌学要略 / 橘井清五郎. -- 図書館事業研究会, 1932 函つき3500円 それから西荻へ 「おに吉」を見ながらいろいろ廻る。にわとり文庫…

図書館大学校の消滅

あゝ,図書館情報大が筑波に併合された話ね,と思うのは早計だわさ。書物蔵はそんなことでは記事にせぬわい。もっとコワイ話だわさ(ってわちきがコワイのだ((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル また一部の図書館人がいやがることを言ってしまうから(・∀・) わちきに…

高円寺で空振り,だから神保町で司書養成の歴史を立ち読み

ぎりぎり開場に間にあった高円寺の古書会館,なにも拾えず(´・ω・`) しょうがないので,昨日,いろいろ図書館本を拾った神保町の古書会館へとって返す。 新規に買う物はちょびっとだったけど,立ち読みでまたいろいろ図書館史の勉強ができた(^-^*) たとえば……

シラバスから昭和20年代の資料保存論を引っ張りだす!

たとえば,どう使うか? わちきの興味のひとつに,図書館における資料保存「論」があるんだけど,現行通用の図書館本だと,「日本における資料保存は1982年に始まった」とだけ書いてあるだけ。 けど,ちょっと考えれば,かなり怪しいことは分かる。資料…

ぐろりや会で図書館学の全体像をみる

ぐろりや会やってるの忘れてた…(^-^;) あわてて行く。 うわっ!図書館本たくさん! 嬉しいのは図書館雑誌しか持ってきてなかった里艸さんが単行書をもってきてくれてたこと(^-^*) とくに有意義なのは…↓これ 図書館学講義要綱 / 昭和26年度図書館専門職員養…

大倉山に登る

今日は所沢の古本の展示会へいくか,大倉山の図書館の展示会迷うのだ(・∀・)! う〜ん,考えて大倉山に行く。 友人が朝からいくというから,あわててわたしも行く。 ちかくまでたどり着くも… わからん! どこじゃ ぐるぐる廻る しょーがないのでとあるコン…

役所における勉強会の歴史

勉強会「○山学校」について勉強会にて話す。 ○山さんの最終学歴についてみみよりな話も。戦後図書館員の壬申戸籍で要確認じゃ! 〜〜〜 二高とある。話では図書館職員養成所というが… しかしどちらにしてもすごい!意外!

図書館政治 日本の選書論

ネットにあった安井「図書館におけると図書選択の理論的検討」をパラパラと。一部で話題なのだ。 ニヤリと笑える表現が散見。 いろいろとパクって転用が利きそうな表現をいくつか(論旨については,本文を読まれたし。わちきはあんま分析的に読んでいないん…

長澤規矩也が図書館員を叱る!

ほかにも書き物あまたあれど,最近友人が購求せるオモシロ図書館本をつい繙く。じつはわちきも去年,安く買ったのでツンドクしておいたのだ。 図書館と社会. -- 武田虎之助先生古稀記念論文集編集委員会, 1970 長澤規矩也が吼えている。 今日の図書館界では…

友人と勉強会について話す

あるところで意外にも友人がいた。 ○山学校について話す。 話しながらお勉強会はピラミッド型とフラット型にわけて考えるとよいと。 ○山学校はピラミッド型。 先生役がいて,生徒を最低限指導する。 フラット型は生徒しかいない。 ピラミッドだと,あるてい…

bureauの部内教育文書をみる

次席bureau長の執筆せるresumeをみる。 クラップやら中井やら,いろいろ出てくるも,山下信庸や,枝吉勇についての研究が欠如しているとの指摘はまっとうなり。 そのなかに「○山学校」なる耳慣れぬ言葉が。どうやら○山昭二郎氏が主催していた一連の勉強会の…

colleagueにグチ

正しくはcolleagueとはいへぬかもしれぬが… ある作文をめぐって,オバカ改革について愚痴る。ついでに十数年前,monograph sectionにおいて盗難事件をきっかけに発生した人民裁判事件についても話す。激してしまふ。すんでのところでわちきも裁判にかけられ…

百年の古書肆がワゴンセール! いよっ! 太っ腹!

さらにワゴンセールを見て回る。 あやや,一誠堂のとなりの更地にもワゴンが。天下の一誠堂のワゴンセール。あの一誠堂ですよ。 ここは昔から店頭の均一台でいろいろ拾わせてもらったけど,今回のワゴンはすごすぎ。 書誌学系わんさか。むちゃくちゃ安い。 …

この期におよんでまた図書館史

五月末,大量に掘り出した弥吉光長の旧蔵本に,こんなのがあった… 『雁信』no.2-3 満洲国立中央図書館籌備処雁信編集部(1956-1990) 1956年の第2号の次が1990年ってのがすごい。初号は戦後出たものらしいけど,何時出たかは2,3号の記述からはわからんか…

図書館本福袋!

着いた着いたよ福袋! 目録記述にあった,謎の「本の高さ30cm」だけど,つみあげたら60cmはあった。 えーと,結論からいうとドンピシャなりっ(^-^*) だいたい三系統の資料群なり まずは 昭和20年代から40年代の職員研修レジュメ(これだけで30cmは…

『上野図書館八十年略史』復刻!

これの原本は古書市場でもレアだったというのは,いちど書いたね。 ある方法にて入手す。 なんでも定価は元版の古書価近くするらし。けどわちきはある方法にて… (ごにょごにょ) これじゃ 『上野図書館八十年略史 復刻版』国立国会図書舘支部上野図書館編 …

最近,どっと図書館本でるなり〜

今月は,やたらと図書館本の新刊がでるねぇ。 特異月じゃ。ぜんぜん買えん。というか,新刊を買うカネを古本にまわしてるというのが実態なり。なんとまあ,うしろむきなことか。 でも,昨日,ネット散策してたら,とんでもない図書館本のリプリントが新刊で…

古本福袋を頼んだなり〜

畏友ピラ友さんが提案していた「古本福袋」にまさに該当するもんを頼んでみた。それも図書館本福袋。ネットにでていたのだ。 ・国立国会図書館内部発行資料 ・国立国会図書館斎藤毅旧蔵品 ・高さ30センチ 昭和24〜45年 ・47冊 ・10,500 まあ事前にメー…

ISBN論争の珍書

八重洲ブックセンターにいったら,ポット出版の『出版流通合理化構想の検証:ISBN導入の歴史的意義』湯浅俊彦が並んでた。パラパラみるも,う〜ん,これは珍左翼というか残留左翼本だねぇ。いや,左翼がいけないとはいわんが,あつめてきた資料を鵜呑みにし…

いやはや,古書モールで友人と会って深夜まで本談義

どうしてもがまんできなくなって,夜もやってる古書モールへ。 結構,人がいるなぁ… と思ったら! 友人Aが立ってたよビクーリ(・o・) 結局,深夜まで。 それまで新刊書店のハシゴ。 日本特価書籍で, 千野信浩『図書館を使い倒す』(新潮新書)これはまだ…